憧れの海外生活。長期滞在者が感じる理想と現実のギャップに立ち向かう!

皆さんは”海外生活”と聞くとどの様なイメージを持ちますか?筆者は小さい頃から憧れて止まなかったうちのひとつです。そんな憧れが現実となり現在カナダに住んでおりますが、実際に住んでみると生まれ育った日本の環境とは異なり、想像以上に悩んで壁にぶち当たったり、不便に感じることも多々あります。
そこで今回は筆者の経験を元に海外生活の理想と現実のギャップ、また自分なりに試してみて有効だった解決方法についてご紹介します。

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◾︎家族や友達にすぐ会えない

海外と日本を行ったり来たりの生活なんて素敵!などと考えていた渡航前の自分の考えがいかに甘かったかを悔いました。
筆者の住むトロントと日本は、時差14時間、飛行機の直行便で約13時間、ふと思い立って直ぐに帰れる距離ではありません。家族に何かあった時に駆けつけられられない、友人の結婚式に参加できないこともあります。

そんな時はSNSが大活躍!!
−お友達のアカウントを覗いてみる
友人の新しいビジネスのノウハウを学ぶためにヨーロッパ5ヵ国で修行、体調管理のために始めた柔道で黒帯まで取得、結婚や出産報告等、私には良い刺激になりました。
−Skypeで出産報告
私の出産と父の交通事故が重なり、病室同士でSkypeを繋いで両親に出産報告をしました。
−LINE のVideo Call機能で結婚式のスピーチ
親友の結婚式に直接参加できなかったので、深夜にLINEを使ってスピーチをさせていただきました。

◾︎日本のお風呂が恋しい

毎週末はキャンドルを焚いて、バスソルトでマッサージしながらゆっくり半身浴全てリラックス。全て妄想で終わりました。頑張ったのは渡航後の数週間のみ。浴槽にお湯をはる作業が面倒だと思うようになり、シャワーだけの生活になりました。
現在は日本の温泉や実家の自動追い焚き機能のついた深い浴槽のお風呂を羨ましく思いながら、気が付くと『あれ、前回ゆっくりお風呂に浸かったのはいつだっけ?』となるくらいの頻度です。

そんな時は足湯やサウナで妥協。
−簡易足湯をする
息子が使わなくなったベビーバスを活用。大きな浴槽にお湯を張る手間もありませんし、量も少なくて済むので節水できます。
−韓国式サウナでストレス発散
24時間営業のサウナがあるので、お友達を誘って行きます。中には大浴場もあるので、銭湯気分が味わえます。−10℃の中を歩いて冷え切った身体にはこれだけでも十分沁みます。

◾︎場所によっては日本の物が手に入りにくい

今はオンラインで色々オーダーできるし非常に便利。欲しかったら日本から取り寄せればいいと思っていました。
しかし国外からの発送は、品物によっては高い税金が課せられたり、商品の値段より送料の方が高くついてしまう場合もあります。現地で調達する場合、お値段は日本の大体1.5倍です。
先日どうしてもおでんが食べたくなり、材料を探したのですが、まずちくわがどこのお店で売っているかわからない、やっと見つけたはんぺんが1枚$5(日本円で約¥450)する、仕方ないがんもどきはこの際手作りするかと考えているうちに疲れておでん作りは断念しました。
カナダ最大の都市であるトロントでさえこのように不便さを感じるのです。

日本人ネットワークを活用。
−友人知人に聞いて回る
自分が知らない新情報が得られる場合もあります。
−一時帰国や旅行を利用
日本に一時帰国する、または近場のアメリカに旅行するお友達と協力してお願いしたり、されたりして助け合っています。

□まとめ

ある程度のことを覚悟して移民しましたが、百聞は一見に如かずと言われるように、実際に経験してみて、初めて自分が思い描いていたものとは違うことがわかりました。
住む土地やその人の価値観などで違う部分はあると思いますが、これからワーホリや留学などで海外に住む予定のある方は、理想と現実にはギャップがあることを覚えておいてください。もちろん理想を追い求めて生活の向上を図ることは大切ですし、生きていく上での活力にもなります。現実を受け入れ、楽しむ努力をしましょう!
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