海外生活の落とし穴!カナダの移民と就職活動の厳しい現実

jobhunting

近年日本では外国人雇用率が増え続けていますが、その逆も然り。古くから移民の受け入れに力を入れているカナダでも年々増加の一途をたどっています。
アメリカの新大統領が難民・移民の受け入れ、入国を制限したことを受け、2016年度はカナダに押し寄せる移民の数が過去最高になりました。
筆者の住むトロントに限っては、カナダ以外の国で生まれ、こちらに移り住んだ人の数がトロントの全体人口の半数を超えました。
今回は一移民として生活している筆者の視点から、移民の就職についてお話ししてみます。
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◾そもそも︎移民、永住権って何?

まずは海外就職のお話をする上での基本知識として、移民と永住権について触れておきます。
一般的に移民とは”移住の理由や法的地位に関係なく、定住国を変更した人々”のことを指します。永住権とは”外国人が在留期間を制限されることなく滞在国に永住できる権利”のことです。国によって多少の違いはありますが、更新することによって原則として無制限で滞在することができ、就労も可能なビザです。
市民権(国籍)があるわけではありませんので、政治資格や選挙権は与えられません。

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◾移民として生きていくこと

生活の基盤を海外に移すということは、そこで自立して生きていかなくてはなりません。そこで新たな知識を身につけ、社会に属していく術を身につけなければいけないわけで、ここで厳しい現実を突きつけられることになります。
カナダ政府としては移民の受け入れに寛大と言っても、自国民の生活が守れないようでは成り立ちません。そこで生まれ育った人たちとひとつのポジション争いを繰り広げるのは、後から介入してきた身としては容易ではありません。

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◾目の当たりにした厳しい現状

仕事は選ばなければいくらでもあります。しかしある程度の収入(戸建て購入、日本への一時帰国のための旅費、子供のデイケア代、車の保険etcの支払いもあるし)、就業時間、通勤距離、その他希望などをすり合わせていくと、現実はどうでしょう?
まだまだ日本人はマイノリティー。日系企業は最低賃金、サービス残業も多くまるで日本と変わらない。現地企業はコネがないと超狭き門。履歴書を100社に送って4〜5社面接までこぎつけられたら良い方です。
個人的に興味深かった驚きの事例を3つご紹介します。

事例1: アジア系の名前は就職に不利!?
先日トロント大学のリサーチで、”アジア系の名前は就職活動に不利”との結果が出たと発表されました。同等の学位を取得したとして、面接の連絡がきた確率はアングロ系の名前を持つ人に比べ、アジア系の名前を持つ人は32.6%も低い結果となったらしいのです。
もちろん今回お話しした内容が全ての人のケースに当てはまるわけではないですが、一瞬人種差別か!?と疑ってしまうような感情さえ抱きました。学歴や職歴、経験や能力を考慮されず、名前で判断されることもあるなんて、移民に寛大なカナダでこの結果かと正直ショックでした。

事例2: この人仕事しなさそうだから不採用
また、以前現地の企業でHRのアシスタントをしていた友人が、上司が履歴書の名前だけ見て「この人は仕事しなさそうだから不採用」と言い放ったらしいのです。ちなみにこの時不採用だった理由は、ラテン系の方だったからだそうです。

事例3: クラスメイトは18歳、ママ達だって頑張ってる!
こちらでのキャリアのためにもう一度進学をする方が意外と多いです。すると専攻科目などによってはクラスメイトが全員ハイスクールを卒業したての18歳。当然あまり話が合わないどころが、面倒を見る羽目になってしまうこともあります。
私を含め子持ちのキャリア志向組は、デイケアのあるキャンパスに子供を預けてカレッジの講義に参加しています。
そこまでしても得たい何かのためにみんな努力をしているのです。

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◾まとめ

良い面ばかりにフォーカスしがちな海外生活。実際にはこんな裏側もあることを皆さまに知っていただきたくて、少々ネガティブな内容になってしまいましたが、今回は就職活動を取り上げてみました。
とはいえ、数字を見てもお分かりの通り、今カナダの社会の半分を支えているのは移民達です!政府関係の仕事に携わっている主人の同僚達はインド、台湾、イタリア、セルビア、メキシコなどバックグラウンドも様々。これを聞くと少し希望が持てます。
これから海外移住をお考えの皆様、もしくはワーホリや進学などで海外に行かれる皆様、その先には素敵な出会いの後に海外移住が待っているかもしれません。物事には光と影があることをお忘れなく。
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