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【注目】英語翻訳家として活動する筆者の勉強方法

皆さんは他の方がどうやって英語学習を行っているのか知っていますか?
親しい間柄の人ならば知っているかもしれませんが、他人の英語学習法になると意外と知らない人が多いと思います。
実は私も他の人がどんな英語学習を行っているのか知りません。

そこで今回はフリーランスの翻訳家として活動する私が本当に行っている英語学習法を紹介します。興味がある人も、あまり興味がない人もぜひ読んでください。

あなたはどんな英語学習をしている?

EnglistAを含む多くの英語学習サイトでは、様々な英語学習法こそ紹介していますが、記事の執筆者たちが実際に行っている英語学習法についてはあまり紹介はされていません。
「何でだろう?」と疑問に思ったので、今記事で私が実際に行っている英語学習法を紹介することにしました。

他人の英語学習を知ることでいくつかのメリットを得ることができます。
最大のメリットと言えば新たな英語学習方法の発見です。いつも同じ方法で学習を行っているとマンネリ化してしまいます。時には他人の学習法を真似することでマンネリから脱却できます。

また自分と同じようなレベルの人の学習法も参考になれば、それよりも少し上の人が行っている学習法も参考になります。特に自分よりも少しレベルの高い人が行っている学習をまねることで、上達がみられる可能性はあがります。

筆者のプロフィール

私が行っている英語学習法を紹介する前に、少しだけ私のプロフィールを紹介します。
私が英語学習を開始したのは2014年4月から。始めた理由は、暇を持て余していた私に友人が「夏に海外旅行に行くから英語勉強しとけよ」と言ったからです。
当時は文法が全くダメでTOEICの公式問題集を解いても400点台。そこから本気で学習して、2014年11月にはTOEICで900点越えを達成しました。

その後外資系ホテルでインターンをしましたが、2015年に卒業すると同時にアルゼンチンに移住。アルゼンチンに移住してからはアルゼンチンの会社で働きながらフリーランスの翻訳家として活動も始めました。
そして2016年の夏あたりから本格的にフリーランスとして活動しています。

これが私の主な英語力のプロフィールです。
ここからはそんな私が行っている英語学習法を紹介します。

シャドーイング

シャドーイングは私が英語学習を開始した日、つまり2014年4月1日から1日たりとも欠かさずに行っている学習法です。冗談ではなく、本当に毎日行ってます。
シャドーイングとはCDや動画から流れてくる音声からコンマ数秒遅れて同じことを言う学習法です。

当初はしっかりとした教材を使用していましたが、TOEIC900点を超えてからは主にポッドキャストや好きな俳優のインタビュー動画を教材として使用しています。
新たな教材を使用するときは初めの方に知らない単語やフレーズを全て覚えてから、シャドーイングをするように私はしています。

シャドーイングは料理をしながらでも、洗濯をしながらでも行うことができるのでオススメです。1日5分だけでもいいので毎日続けると大きな効果を得ることができますよ。

洋書を読む

私は読書が大好きなので、毎日洋書を読んでいます。
洋書はボキャブラリーを増やすのにピッタリです。以前よりは確実に英語のスキルがある私ですが、しょせん英語学習を始めてからまだ4年程度。正直に言うと、知らない単語の方が圧倒的に多いです。

これまでにおすすめの洋書を使用した学習法を紹介してきましたが、実際に私が行っている学習法は少し違います。
1回目を読むときは、知らない単語に出会っても辞書を引きません、つまり読書を止めるということはありません。単語の意味を調べるのは2回目の読書からで、1回目はどんなにわからない単語だらけでも絶対に読むのを放棄したり、辞書を使ったりしません。
その理由は私はある程度は文脈から単語の意味を推測する力も必要だと思うからです。辞書を使用しなければ強制的に単語を推測しながら読み進めないといけません。

まだ英文関係でいうと、英語の論文や記事なども日頃から読んでいます。
翻訳家の他にライターとして活動もしているので、時には参考文献を提出する必要があります。ジャンルにもよりますが、英語検索を行った方が情報の量は圧倒的に多いので英語の記事の他、Google Scholarを使用して論文も読み漁っています。

赤ちゃんと一緒に英語学習

私の英語学習法がかなり変わっているのは赤ちゃんと一緒に英語学習を行っているという点だと思います。
私には外国人の妻との間に子供がいます。妻の母国語はスペイン語なのですが、出会ったときから英語が共通言語なため、家では日本語よりも、スペイン語よりも英語を使用する割合の方が多いです。

アルゼンチンでは日本のアニメや映画は放送はされるのですが、もちろん英語かスペイン語のみ。そのためたまに子供向けのアニメを英語で観る機会が多いのですが、正直非常に勉強になります。

出来ることなら、英語学習を始めたころから幼児向けのアニメや映画で英語学習をしたかったと今では思うほどです。
シンプルで短いセリフはそのまま丸暗記できますし、意外と知らない単語もたくさん登場します。何より幼児向けのアニメは大人も楽しめます。
これは本当に皆さんにオススメできる学習法です。

アウトプット

私の場合は妻とコミュニケーションをとるために英語を使用しなければいけないので、アウトプットはそれほど学習という感覚はありません。
アウトプットの面でいうと、妻がスペイン語を母語とするので彼女が言ったことは完全に暗記し、オウムのように何度も繰り返します。こうすることによってスペイン語のフレーズを増やすことを毎日行えています。

どの言語でも大切なのは、とりあえず真似してみることだと私は思います。
とりあえず何をすればいいのかわからなければ、映画やドラマに出てきたネイティブのセリフをひたすら丸暗記する、もしくは英語を喋ることができるようになった人々が行った学習をとりあえず真似してみるのをおすすめします。

現在ではSkypeを使用したオンライン英会話で簡単に英会話を行える機会が出来ました。またオンラインサイト上で外国人の友人を作れば無料で英会話を行うこともできます。
英語を話す機会がないという言い訳が通用しなくなった時代なので、あとは少しの勇気を持って行動するだけですね。

英語の文章構造を学ぶ

これは翻訳家として活動し始めた時に学んだことで、今でも常に意識はしています。英語と日本語は全く違う言語です。簡単に言うと、英語は結論を先に言いたがる性格があるということです。

英文記事や論文を目にすると分かりますが、英語は結論から先に述べます。
結論を先に述べて、その結論をサポートする理由を実験結果や例を挙げながら述べていく、そして最後に再び結論を述べるというのが基本構造です。これは有名なので知っている方も多いでしょう。

しかしこの基本の文章構造さえ理解しておけば、ライティングはもちろん、リーディングやスピーキングにも活かすことができます。
他には効果的な強調の仕方や、比喩表現などを学びました。英語の文章構造は1度学ぶ価値がありますよ。

好きこそものの上手なれ

英語学習を行うことで大切なのは2つ。1つは好きなことを行いながら英語学習を行うということ。
私の場合は洋書をひたすら読んでいました。もし海外ドラマが好きなら、海外ドラマを見る英語学習がおすすめです。自分が好きなことを行うのが上達の近道です。

2つ目は英語を話さざるには得ない状況を作り上げるということです。
私の場合は現在外国に住んでいるのはもちろんのことですが、英語学習を始めた当初は海外を2か月程度旅するのに必要な英語力が必要、そして就活を有利にするためにTOEICを獲得しなければいけない、その後はホテルで毎日外国人と接するという段階ごとに英語を学習しなければいけない状況がありました。
決して快適なものではありませんが、快適じゃない環境を作るのも言語学習には必要です。

ぜひあなたに合った英語学習を見つけてください。今回の記事が参考になれば幸いです。

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