サマータイム導入のメリットとデメリット

”サマータイム”という言葉、最近よく耳にしますが、実際にどんなものか皆さんはご存知ですか?
もうカナダに移民して数年経ちますが、この「1時間だけ時間を進めるという制度」に未だに慣れません。時間が切り替わる日は夜中の2時が2回あるんです!今回はそんなサマータイムについてメリットとデメリットを考えてみたいと思います。
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◾サマータイムとは?

サマータイムはデイライトセービングタイム(DST)とも呼ばれ、 3月の第2日曜日から11月の第1 日曜日まで、時間を1時間進めて日照時間を有効に利用することを目的として採用された制度のことです。
現在世界約70か国で実施されており、実は日本でも第二次世界大戦の敗戦後、米軍によって占領統治されていた時期に1948年〜1951年までの3年間だけ、サマータイムを導入していたことがあるそうです。

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◾サマータイムのメリット

省エネ:日照時間の長い夏の間に実施されるので、時計を1時間進めることは自然光を利用し、無駄な照明がいらなくなります。
確かにまだこんなに明るいのに、気づくともう8時、9時なんて事もしばしばあります。

健康的な生活スタイル:日照時間が長くなり外での活動時間が増えることにより、運動不足の解消、日光浴によって得られるビタミンDが鬱病予防やホルモンバランスの安定を促し、免疫力アップにつながります。
特に日照時間の低い北米の地域では、自然光からのビタミン生成が難しいため、乳幼児の頃からドクターより処方されたビタミンDを与えています。

余暇の充実:太陽が出ている時間が長いので、帰宅してから自分の時間が有効に使えます。
我が家の場合、主人がフレックスタイム制なので7:30am始業→4:00pm就業で帰宅後、公園に行ってピクニックやBBQをしたり、隔週で金曜日にお休みを取り週末3連休にして近場へ旅行するなどかなり有効活用しています。

交通事故や犯罪の減少:この制度を取り入れているアメリカの州では、夕暮れ時の視界が悪くなる時間帯の交通事故と犯罪率が27%減少したと報告があります。
もちろん油断は大敵ですが、帰宅時間に外が明るいと女性ひとりでの行動や子供達の下校など安心感も違いますよね。

経済効果:仕事後に買い物をする人、ドライブに伴うガソリンやスナックの消費、アウトドアアクティビティ、レストランなどのサービス業、観光業が盛んになるなどの効果があります。
確かに自然と外に出る機会も多くなりますので、街が活気付きます。
アメリカのゴルフ関係の収益は2億円、バーベキュー関連は1.5億円増加したと実績があります。
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◾サマータイムのデメリット

睡眠時間の減少: 睡眠時間の減少が身体に及ぼす影響は、心臓発作などの発症率が高くなる、集中力が途切れ仕事や学業に支障が出るなどが挙げられます。
特に時間が変わってから生活のリズムが崩れるので、1週間ほどは毎回軽い時差ボケのような症状に襲われます。2歳の息子の睡眠スケジュールが乱れ、再調整に手を焼きます。

支出の拡大:得をするものがあれば、その裏側で損するものもあるわけで、一部産業への経済効果は認められるものの、その分個人消費の拡大は否めません。外出する機会が多くなれば、それだけ支出も多くなります。インドア派の方はエアコンの使用量が上がってしまうことも考えられます。

時刻設定のためのコストや混乱:時刻変更に伴う費用、混乱を招く恐れがあると懸念されています。アメリカの例をとってみると経済に与える損失は日本円にして約4億円にものぼるといわれています。
ニュージーランドに渡航直後がこの時期に重なり、そのことに気付かなかった私は初日に学校に遅刻してしまった経験があります。今思うとなぜ誰も教えてくれなかったのか謎です。

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□まとめ

こうして改めてメリット・デメリットを上げてみると、実際はどちらがいいのか混乱してしまいそうですね。
この記事を書くにあたり、英語と日本語の両方で色々調べてみたところ、メリット・デメリットで多少の違いが見られました。
元々はドイツ、イギリスから始まったこのサマータイム制度。日本はサマータイム制度導入に消極的な意見が多いのは、それを受け入れるだけの環境が整っていない、国民の十分な理解が得られていない、国土・地理的に日没時間にそんなに差がないため取り入れるメリットがあまりないと考えられているようです。
筆者の住むトロントは、年間6ヶ月くらいは冬の気候です。極寒の時は−10℃を下回りますし、外に出るのが危険なほど寒い時は警告が出されることもあります。日照時間も極めて少ない。そういった環境であれば、サマータイムの間に外に出て楽しむ時間を取り入れることによって、生活のバランスが取れるのではないかと感じました。
これから海外に長期で滞在予定の方、または短期でもこの時期にスケジュールが重なってしまう方、お仕事や学校の始業時間、ツアーの出発時間にはくれぐれもお気をつけください!
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