こんなことするの!?意外と知らない海外のイベント

ハロウィンやイースターなど、近年日本でも広く知れ渡ってきた海外のイベント。
色々な人種や文化の入り混じったモザイクと呼ばれるトロントに住む筆者が見た、実はまだまだ知らないイベントをご紹介します。
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◾Groundhog Day

アメリカとカナダにおいて、毎年2月2日に開催されるジリス(グランドホッグ)を使って、春の訪れを予想するお天気占いです。
古代ヨーロッパとキリスト教の風習が移民によってヨーロッパからアメリカ大陸に伝えられてできあがったもので、ハリネズミを対象にしたドイツの同様の俗信が直接の起源とされているそうです。
このグランドホッグが冬眠から覚めてから、外に出て自分の影を見て驚いて巣穴に戻ってしまうと冬はあと6週間は続く、影を見ずそのまま外へ出ると春は間近に迫っているという予想らしいです。
ちなみに当たる確率は6割・・・正直微妙ではありますが、1年の半分が冬のような寒い地域では、冬の間の一種のイベントとして老若男女問わず、この可愛らしいグランドホッグの行動に一喜一憂されるのです。

◾National Flag Day

2007年、当時の連邦議会野党、新民主党のペギー・ナッシュ下院議員が「法定休日のない2月に新たな法定休日2月15日”ナショナル・フラッグ・デー(国旗の日)”を設けることを下院に提案する」と記者会見で発表しましたが、その後残念ながら法廷休日にはなりませんでした。
この日は連邦議会前広場にメープルリーフのカナダ国旗が初めて正式に掲揚された日として、全国民で祝福する日のみとなっています。
実は首都オタワの国会議事堂に掲げている国旗は毎日新しいものに変えられていて、使った国旗はリストに登録したカナダ国民に差し上げているのだそうです。
私は永住権しか保持していないので、欲しくてもリストに登録は出来ないですが、なんと現在は42年待ち!!頂けたら貴重ですが、生きてるうちに間に合うのかと一瞬考えてしまいました。

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◾Pancake Tuesday

正式にはShrove Tuesday(懺悔の火曜日)といい、キリスト教の伝統的な祝祭で、四旬節が始まる前日のことです。
四旬節とは「Ash Wednesday(灰の水曜日)」に始まり「Easter(復活祭)」までの日曜日(キリスト教の安息日)を除いた40日間のことで、伝統的に断食(華美な食事は控えて慎ましやかな生活を送る)をする期間になります。
断食が始まる前日に冷蔵庫にある卵・ミルク・バターを使い切って、耐えてしまおうということで、パンケーキを食べる習慣ができたようです。
イタリアンカトリックである我が家も含め、周りのカトリックの友人達は、この期間はそれぞれ〇〇断ちを結構します。私は大好きなチョコレート、お酒好きな主人や友人達はアルコールなどといった感じです。

◾Cinco de Mayo

メキシコ、主にプエブラ州の祝日。1862年5月5日にプエブラの合戦でメキシコ軍がフランス軍を奇跡的に撃退したことに由来するとされているそうです。
しかしながらメキシコ全土での需要性は低く、どちらかというとメキシコ系アメリカ人達によって、アメリカや世界の他の地域に対し、メキシコ人の伝統と尊厳の祝典として知られているそうです。
そしてさらに関係ないカナダの我が家では、メキシカンが好きということで、この日はみんなでメキシカンを食べるのが恒例になっています。

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◾Saint Jean Baptiste Day

洗礼者ヨハネ(バプテスマのヨハネ)の誕生日とされる6月24日で、正教会、カトリック、聖公会、ルーテル教会それぞれの祭日となっています。フレンス系カナダ人の守護聖人でもあることから、カナダのケベックでも盛大にお祝いします。
ちょうどこの時期を狙って旅行したのですが、この日は皆さんテーマカラー(ケベック州の旗の色です)青と白を身に付け、各地で開催される有名なアーティストのコンサートや花火などを楽しみます。
私達も地元の100円ショップ的な場所で小さな旗を購入し、持参した青いワンピースを着込みいざ夜の街へ。政治的な問題もあるのか、コンサートの内容などはフランス語で、私はほぼ理解できませんでしたが、お祭りの活気ある雰囲気と同じカナダ国内とは思えない街の雰囲気や言語などに圧倒されつつも、十分に楽しむことができました。
教会などでミサはありますが、いかんせん宗教色が非常に薄いので、宗教的なものはあまり期待しない方が良いかもしれません。

◾Queen’s Plate Stakes

ウッドバイン競技場で行われるカナダ産3歳馬の競馬の競走。現存する北米のサラブレッドによる競走としては最古の歴史を持つと言われています。
アメリカの競馬界では最高峰のイベントとされているケンタッキーダービーには及びませんが、競馬を楽しむだけでなく、皆さんこぞって気合いを入れるのが服装。このためのファッションマガジンやコーディネートが特集されるなど、正装にとにかく派手な帽子というスタイルで参加するのが伝統となっています。
実はまだ行ったことがないのですが、チケットを購入すれば入場できるので、家族で正装して行ってみようかと計画中です。

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◾Sukkot

スコットは過越祭(ペサハ)、7週の祭(シャブオット)と並ぶユダヤ教三大祭りの一つです。
紀元前13世紀にヘブライ人がエジプトから脱出し、砂漠を40年間彷徨った後、砂漠の暑さから逃れるために仮設の家を作って住み始めたことが起源とされています。その40年間を忘れないために庭先やベランダに仮庵を建てて、そこで食事をしたりするのです。
特に今筆者が住んでいるエリアは、トロント屈指のユダヤ教徒が住むエリア。このスコットの期間、日本円にして2億、3億する超大豪邸の横にはテントがいっぱい!最初は意味がわからず、カナダ人の友人に聞いて真相が判明しました。

◾Ramadan

イスラム暦の9番目の月、預言者ムハンマドが神からの啓示を授かった、神聖な月とされています。このラマダンの間は、食べ物のありがたみを知る、貧しい人の境遇に思いを馳せる、忍耐強さを身に着ける、信仰心を高める意味合いを込めて、日の出から日没まで食べ物と飲み物を断ちます。日の出前にスフールと呼ばれる食事水やジュース、スープなどの水分、栄養価が高いデーツ(ナツメヤシの実)、ゆで卵、お菓子などの軽食などをとります。
そして日没には、家族や友人が集まってイフタールと呼ばれる揚げものや甘いものをふんだんに盛り込んだ豪華な食事を、家族や友人と楽しむのです。
日本で働いていた頃、職場にトルコ人の旦那様を持つ日本人女性の同僚がいました。改宗していた彼女はイスラム教。生活の中で色々な制約もあり、何度も驚かされました。
ラマダンとなると夜中にがっつり食事をするときもあるので、彼女は「正直、日中は体がキツイ」とポロっともらしていたこともありました。

日本にいた頃は、ただ楽しそうだからというだけで、なんとなく色々なイベントに参加していたところがありました。こちらに移り住んでから、そのイベントには宗教的や歴史的に大切な意味合いなどが含まれていることを知りましたし、自分で積極的に調べたり考えたりするようになりました。
長期で海外に滞在予定の方は、今回紹介したものを含め時期が重なる場合もあります。ぜひイベントについて理解を深め、できるものは積極的に参加してみると新たな発見がありますよ!
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