第一弾の ~シカゴ&ニューヨーク編に続き、今回はワシントンとボストンに焦点を当ててご紹介したいと思います。
せっかくのワーキングホリデーや旅行、どうせなら短期間で有名どころをたくさん見て回りたい!そんな方のために、トロントから行ける近場の弾丸旅行先(陸続きなので車でも気軽に行けるお隣の国アメリカを中心)のおすすめの場所や食べ物などをご紹介したいと思います。
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◾︎Washington(ワシントン)
アメリカの首都ワシントン。トロントからは飛行機で約1時間半程です。未だ世界をリードする大国の真髄が詰まったこの街は見所がたくさん。
ワシントンのおすすめポイントは「経済大国の代表的施設巡り」、「スミソニアン博物館」です。やはり見逃せないのは政治の中心地大統領のお住まいでもあるWhite House(ホワイトハウス)や建築物の美しさもさることながら、アメリカの議会の仕組みなども学べるCapital Hill(国会議事堂)、大統領の就任演説などでも記憶に新しいWashington Monument(ワシントン記念塔)、ツアーで施設内を見学することのできるFBI(連邦捜査局)本部、奴隷解放宣言で有名なLincoln Memorial(リンカーン記念堂) など、あのドラマ、映画、TVで見ていた世界が目の前にある感動は何にも代えがたいです。ワシントン記念塔からリンカーン記念館の間にある公園で夏はホタルを見ることができるのも一つの楽しみです。
そしてSmithsonian Museum(スミソニアン博物館)。私恥ずかしながら実際に行くまでは、国営の一つの大きな博物館だと思っていたのです。しかし実は19の博物館並びに研究センターの施設群で、多くはワシントンD.C.の中心部にあるナショナル・モールに設けられてますが、ニューヨーク市、バージニア州、アリゾナ州、メリーランド州や海外(パナマのスミソニアン熱帯研究所)なども含まれるそうです。弾丸で行くには全部回りきれないので、自分の好みに合わせて行く場所を決めるのが良いと思います。
ワシントングルメ、あまりピンときませんが実はカニが有名。春から初夏にかけて出回るソフトシェルクラブやブルークラブ、ほぐしたカニ肉を牛乳、マヨネーズ、卵、タマネギなどの材料と混ぜてハンバーグのように丸めて焼いたり揚げたりして調理するクラブケーキも美味。ワシントンDCの北側に位置するメリーランドの伝統スープで、カニ、セロリ、ジャガイモ、豆などの野菜をトマトベースのスープで煮込み、オールドベイと呼ばれるスパイシーな調味料で味付したメリーランドスープもマストです。チェリーストーンと呼ばれる大きさが10センチほどの大きなハマグリの一種で牡蠣のようにレモンを絞って食べる貝も美味しいですよ。
経済大国が総力を挙げて造った施設のほとんどが入場無料なのも嬉しいですね。そのためアメリカの他の街にあるようなCity Passはありません。その代わりGo Washington DC Explorer Passという対象 10個の中からお好きなもの3つ、4つまたは5つの組み合わせで選ぶことができるというパスがあります。こちらはレンタルバイク、自由に乗り降りできる観光地を巡回しているバスの1日乗車チケット、観覧車、クルーズや蝋人形館、スパイ博物館などが含まれているので、弾丸旅行の方の場合は乗り物系を選ぶのがお得でおすすめです。
街の中心部に施設なら徒歩で回ることもできます。 だだ全て回るとかなりの運動量になるので、動きやすい服装でお出かけくださいね!
◾︎Boston (ボストン)
アメリカで最も古い歴史のある街ボストン。トロントからは飛行機で約2時間程です。ボストンのおすすめポイントは「歴史を辿るスポット巡り」、「歴史ある美しい町並み散策 」、「グルメ」です。
アメリカの先人たちが建国に先駆けて活動した所縁の場所Freedom Trail(フリーダムトレイル)。Boston Common(ボストンコモン)から始まりCharles Town(チャールズタウン)まで続くこのトレイルは約4キロの道のり。トレイルには赤いレンガで線が描かれているので、その通りに進めば、迷うことなく安心して散策ができます。見所は途中16カ所にある歴史的なスポット。ランチやおやつ休憩を挟みながらのんびり散策するもよし、ピンポイントで興味がある場所だけをサクッと回るもよし、スケジュールに合わせて回ってみてください。
これぞボストンを代表する街の代名詞とも言える場所Wyndham Boston Beacon Hill(ウィンダムボストンビーコンヒル)。街路樹とレンガ造りのジョージア様式の街並みが続く高台の閑静なエリアで、よく雑誌やパンフレット、ポスターなどに使われる風景が広がっています。海に面した土地柄シーフードが豊富。中でもロブスターは有名でボイルしたものをバターにつけて食べる定番スタイルで素材の味を満喫してみてはいかがでしょうか!?その他にもクラムチャウダーの発祥の地であるこちらで本場のニューイングランドチャウダーを堪能するのもオススメです。お食事でお腹が満たされた後は、これまた有名なクランベリーを使ったドリンクや甘いカスタードクリームを挟んでチョコレートコーティングしたボストンクリームケーキをデザートに召し上がれ!
City Passの対象なので一応紹介しますが、時間の限られた弾丸旅行の場合は、個人的には利用価値があるのか考えてしまう内容でした。
・New England Aquarium(ニューイングランド水族館)
・Museum of Science(科学博物館)
・Skywalk Obseratory(スカイウォーク天文台)
・Museum of Fine Arts, Bostonボストン美術館) or Boston Harbor Cruises(ボストンハーバークルーズ)
◾︎番外編 Cuba(キューバ)
週末プラスでもう少し時間があるという方は、Cuba(キューバ)がおすすめです。カリブ海に浮かぶラテンアメリカの国。美しい自然、古い映画のワンシーンを思わせるような歴史ある街並み、独自の歴史や文化など見所がたくさんあります。
All Inclusive(空港券、ホテル、食事等全て込み)でお得なツアーが最短5日間〜あります。
治安が少し心配ではありますが、どのホテルもプライベートビーチを所有し、観光地であれば歩き回るには、昼間はさほど問題ありません。
歴史のある街並みや社会主義の独特な雰囲気を楽しみたいのであれば、世界遺産に指定されている要塞都市首都Havana(ハバナ)の旧市街。昔輸入されたアメリカやソ連の70年代のクラッシックカーが走り、スペインの統治時代の面影が残るコロニアル調の建築物を眺めながらの街散策はタイムスリップした感覚に陥ります。
内陸部にある世界遺産登録されているParque de Vinales(ビニャーレス渓谷)では有名な葉巻の栽培地やジュラ紀に形成されたとされる鍾乳洞などを訪れることができます。
ビーチリゾートや自然を満喫したいのであればVaradero(バラデロ)。かの有名なコロンブスが「世界中で最も美しい島」と絶賛した所以です。
葉巻、ラム、チョコレート、コーヒーなど嗜好品の宝庫!!お土産におすすめです。葉巻工場やラムの博物館に行けばその歴史や作り方の工程、試飲なども楽しめます。
わざわざ日本から来ようものなら相当の時間、労力、費用を費やすことになります。カナダ(トロント)にいるからこそ弾丸で行ける魅力があるのです。前回ご紹介したシカゴ、ニューヨークと合わせて、是非この機会に週末弾丸旅行楽しんでくださいね!