思わぬ落とし穴!逆カルチャーショックへの対策

「逆カルチャーショック: 外国に長期間住んだ後、海外生活に順応してしまったがために、母国での環境になかなか馴染めないというもの」

皆さんの中には留学やワーキングホリデー後、お仕事や国際結婚で海外に長く滞在し、日本に帰国した時に戸惑いを感じた、またはこれから帰国してその問題に直面する方もいるのではないでしょうか?今回はそんな逆カルチャーショックについてお話しします。

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◾逆カルチャショックへの対応

自国に戻ったことを自覚しましょう
あなた海外に移り住んで直後、「日本はXXだったのに」、「日本人は○○なのに」と思いませんでしたか?
これと反対の現象が日本に帰国した時に起こります。ことあるごとに「海外ではXXだったのに」、「留学先では○○なのに」はという価値観は捨てましょう。あなた自身が体験してきたことは、同じような体験をした人にしかわかりませんし、それ以外の方には理解し難いこともあります。特に長期とはいえ6ヶ月から1年の留学やワーキングホリデーでは、周りから見れば「たった6ヶ月から1年海外にいただけで・・・」と思われてしまうのが現実です。
理由はどうであれ自国に帰ると決めたのはあなた自身です。そこを今後の生活の拠点と決めた以上は、ゆっくりで良いのであるものを受け入れる努力をしましょう。

帰国後1年間程は心のケアを忘れずに
全員に当てはまるわけではありませんが海外生活が長かった人であればあるほど、逆カルチャーショックが大きいです。中には帰国後に適応障害で鬱病のような症状を発症してしまう方もいると聞きます。そうなる前に少しでも悩んだり落ち込んだりしたら、海外生活の中で出会った気の置けない友人などに悩みを聞いてもらうのもいいかもしれません。
周りに早く順応しなければいけないというプレッシャーが、ストレスになっている場合も考えられます。あなたはそこで生まれ育った人間ですから、感覚を徐々に取り戻していくはずです。ゆっくりとその現状になれるようにしていきましょう。

止まらない海外への憧れ
「絶対すぐに戻ってくるから」、「あ〜また海外に住みたい」と後ろ髪引かれる思いで帰国したあなた。その思いを再び現実のものとするまで、それを生きる糧に仕事や学業に勤しんでください!そして1年に1度くらいは自分へのご褒美で海外旅行してストレス発散です。
筆者は10年かかりましたが憧れの地カナダへ戻ってきました。18歳の頃からカナダにお嫁に行くと周りに言いつづけ、その間4回程ホストファミリーや友人たちを訪ねて通いました。「合いそうな人がいるわよ!あなたカナダにお嫁に行きたいって言ってたから」と、今の主人を紹介してくれたのは元上司です。

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筆者が実際に感じた逆カルチャーショック

全自動のお風呂やお手洗いに感動
帰国時に空港のお手洗いを使用してまず「あ〜日本に帰ってきたな」と実感します。公共の場所も手入れが行き届いていて安心。音姫やをウォシュレットなどの便利機能。
実家のお風呂も全自動で音声ガイド付き。お湯を溜めるのに温度調節も溢れる心配もしなくて良いのです。
先日久しぶりに会った生粋のカナダっ子の友人に「モントリオールのリッツカールトンに宿泊した際に使用したトイレが、自動で扉が開いたり、洗浄するためにノズルから水が出てきたりでかなり興奮して欲しくなったからブランド名を確認してみたら”TOTO”だった」という話を聞いたので、「それは日本のブランドで、日本ならどこでもあるし、実家もそうだ」というと心底驚いて感動していましたが、今ならちょっとその気持ちがわかります。

接客の違い
雨に日のお買い物の際ショッピングバッグをビニールでカバーしてくれる、ケーキなどを購入した時につけれくれる保冷剤、お客様相談室への問い合わせた時の対応の素早さや丁寧さに驚きます。
店員さん同士でおしゃべりしていて挨拶もしない、呼んでも気づかない、お客様相談室でもたらい回しなどが普通のカナダでの生活に慣れてしまっている私には、日本の接客ってこんな感じだったっけ!?と驚きの連続でした。

逆に少し戸惑ったのが、店員さんの営業スマイルやロボットのようにマニュアルに従った動き。迅速で的確ではありますが、融通が利かないのです。カナダでは比較的どこでも対応してくれるレストランでのメニュー変更(例えば、ピザの生ハムを抜いて欲しい、レストランでアレルギーがある息子の離乳食持ち込みを断られる)などの要望が通りにくいと感じました。

子連れには厳しい
これは日本に住んでいる方でも感じているのではないかと思いますが、子供と楽しめる施設などの充実度、レストランやカフェ、公共の乗り物(電車やバス、エレベーター)などでの他人への配慮が無いなと悲しくなりました。
先日一時帰国した友人は、公園のベンチでナースィングカバーを付けて授乳していたにもかかわらず、通行人に「こんなところではしたない、家でやりなさい」と注意されたと言います。

レストランやカフェでもブースターやハイチェアをおいてあるところって少ないですよね。カナダではお酒が提供されるレストランやパブでも置いてあるところがほとんどなので、場所を選ばず食事ができるので不便さを感じました。

流行りについていけない
笑われるかもしれませんが、E-girls、マウンティング、ワンオペ育児等の単語を最近まで知りませんでした。販売中止のロングセラーのお菓子にも驚きました。新しい芸人さんや人気のTV番組、お洋服の流行など数ヶ月で変わるものもあり、一時帰国の際に友人の話題についていけない時があります。

コンビニが天国に感じる
24時間営業、必要最低限の食品、アルコール、雑貨、トラベルセットなどあの小さな空間で、ほぼ必要なものが手に入る。本当にこのアイディアを考えついた人は天才だとまで思いました!
こちらのコンビニと言われるお店はたいてい個人経営で営業時間などが決まっており、スナック、ドリンク、フルーツ、お花、カードなどが揃えてある程度です。

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逆カルチャーショックに効く!筆者おすすめの本

実際に逆カルチャーショックに悩んだ時に立ち直るきっかけをくれた本を紹介します。

あの子は英語が英語がしゃべれない! 安藤優子
ニュースキャスターの安藤優子さんの留学体験記です。留学中の悩む様子や日本に帰国してからのカルチャーショックに戸惑う様子など共感できる部分がたくさんあり、語学学習をされている方にも良い刺激と思います。

元気が出る50の言葉
言われてみれば当たり前のことなんだけど、切羽詰まった状況でそんな余裕なんてない!そんな時に改めて読んでみると救われる1冊です。イラストに一言ついているだけなので、活字が苦手な方でもとても読みやすいです。

サラリーマンサバイバル 大前研一
筆者が個人的に崇拝する世界的にも影響力のあるビジネスマン大前研一氏の著書。現状に甘んじていないか?努力を怠っていないかを考えさせられる内容です。日本に帰国後、虚無感を感じている方、やる気が起きない方へおすすめしたい1冊です。

筆者の場合、生活の拠点をカナダに移して6年目となります。
あんなに行きたい、住みたいと憧れた海外生活も実際にしてみると大変だけど、日本より良く感じることもある一方、待ち焦がれた日本への一時帰国をしてみれば、窮屈だなと感じたり、やっぱり便利で日本が一番と矛盾めいた考えが頭の中をぐるぐる駆け巡ります。人それぞれの感じ方には違いがありますし、どちらの国にも良し悪しがあることを理解しましょう。

早く順応しなければいけないというプレッシャーからのストレスもあると思いますが、ゆっくり時間をかけて順応できるように心がけましょう。

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