今更聞けないハロウィンの疑問を解決、北米式の楽しみ方♪

日本でもその知名度が上がり、年々別の意味で過激化するハロウィン。『ルールを知らないご近所の子供達がいきなりやって来て困った』、『各地のハロウィンイベントが毎年拡大、警官隊が出動』、『ハロウィン市場がクリスマス、バレンタインを上回る』という記事を見て驚きました。
実は結構宗教色の強いイベントなのです。皆さんはこのハロウィンが実際どんなイベントかご存知ですか?今回はそんなハロウィンにまつわるお話をします。

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◾ハロウィンの起源

元々の起源は2000年以上昔の古代ケルト民族の宗教儀式に一つで、ドゥルイド教のサウィン祭(Samhain)とされています。その後、カトリック系がケルト系を侵略し、異教徒の習慣を自分たちの宗教に取り入れていったことが始まりでキリスト教の文化圏にも広がり、歴史的背景も絡みアングロサクソン系諸国に浸透していきました。

カトリックでは11月1日を聖者(Hallow)の日と定めていたので、その前夜である10月31日が Halloween と言われるようになり、このイベントは3日間続きます。日本のお盆と同じように死者の霊が戻って来ると言われる期間でもあります。
当時の人達は収穫が終わると暗い冬の季節が始まり、魔女や悪霊も訪れやすくなると信じていたので、彼らから身を守り追い払うため仮面を被っていたのが、現在の仮装の始まりになったそうです。
スコットランドやアイルランドでは、子供や貧しい人たちが仮装をし、家々を訪れて歌を歌ったり祈りを捧げ、代わりにケーキをもらっていたのが、現代の「トリック・オア・トリート(Trick or Treat)」の始まりだそうです。彼らを歓迎して食べ物をあげた家には幸運が訪れ、反対に歓迎しなかった人たちには不幸が訪れたと言われています。

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◾トリック・オア・トリート(Trick or Treat)のルール

1: Age limit=年齢制限がある。一体何歳まで大丈夫なのか?
だいたい世間では12、3歳くらいまでと言われています。中学生、高校生以上の子達が仮装してお菓子もらいに来ても冷たい反応をされてしまうこともあります。
逆にあまりに小さい赤ちゃんでも仮装は可愛いけど、一部の人達はすごく迷惑がります。お菓子もらっても食べられないから結局はご両親が食べると想定されるから、なぜ貴方達にあげなくてはいけないの?と思うようです。

2:どこのお宅でも行けるわけではない。
特に欧米諸国では宗教的にお祝いしないご家庭もありますので、注意が必要です。
注目するべきは、そのご家庭にハロウィンのデコレーションしてあってポーチのライトが点いているかどうかです。もしくはデコレーションが無くてもポーチのライトが点っていれば大丈夫です。

3:頂いたお菓子は子供達に食べさせる前に親が必ず確認する。
ルールをわかっている家庭が多いのであまりないことですが、手作りのお菓子はさけたほうが良いです。またアレルギーなどの心配もありますので、パッケージをしっかり確認するようにしましょう。

4:小さい子供には必ず保護者がついて回ること
子供の安全を守るため、またルールをきちんと従って楽しめるように、必ず保護者の方が付き添うようにしましょう。

5: あまりに宗教色の強い系、マスク系、セクシー系などのコスチュームは避ける
不快に思う方もいるので宗教色の強い系、マスク系、セクシー系などのコスチュームは避けるようにするのがベターです。大人だけのプライベートなパーティーやクラブに行く分には良いと思いますが、子供達とトリックオアトリーティングに行く際は節度を守リましょう。

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◾ジャックオランタン(Jack-o’-Lantern)にまつわる怖いお話

実はこのジャックオランタンは、アイルランドの伝説が元になったと言われています。

昔ジャックというとてもずる賢い、悪いことばかりしている男がいました。
あるハロウィンの夜、ジャックは魂を取りに来たと言う悪魔に出くわしますが、悪魔をうまく騙して自分が死んでも地獄には行かないという約束を取り交わしました。
その後亡くなったジャックは生きていた時の行いのせいで天国には行けず、仕方なく地獄へと向かいます。しかしながら悪魔との約束で地獄にも行けずに途方に暮れていると、あの時の悪魔が目の前に現れました。ジャックは悪魔に「これから自分はどうしたら良いか?」と尋ねると、悪魔は「元来たところへ帰るのだ」と言いました。
ジャックは来た道を戻り始めましたが、真っ暗で何も見えないため、悪魔に明かりをくれるよう頼みました。そこで悪魔は地獄で燃えている炎をジャックに与えました。ジャックはその炎をカブをくりぬいて作った提灯にして、それを手に永遠とあの世とこの世の間を行き来しているそうです。

このお話が北米に伝わった際に、生産量の多かったカボチャのランタンに変化したらしいですが、スコットランドでは現在もカブが使われているそうです。

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◾大人も楽しめるトロントのハロウィンイベント

筆者の住むトロントでもこの時期は町中に装飾が施され、各地で様々なイベントが開催されます。

Casa Loma – Legends of Horror
ハロウィンの時期限定でホーンテッドマンションに様変わりします。リアルさと怖さでは市内1、2位を争うほどだそうです。全長1.5キロ、約1時間の恐怖体験いかがですか?(有料、事前予約可)

Canada’s Wonderland – Halloween Hount
こちらもハロウィン限定の時期に園内がゾンビやモンスターで溢れかえります。追いかけてこられたら、ちょっと泣きそうになるくらい・・・乗り物は絶叫系とお化け屋敷の運行のみになります。(有料、チケット事前購入可)

Toronto Zombie Walk & Halloween Parade
ダウンタウン内の各地で10月中に開催されます。皆さん本格的なものからカジュアルなものまでゾンビの格好をして街中を練り歩きます。筆者も数年前に参加しましたが、他の参加者の方と写真を撮り合ったり、会話をしたりと交流を深め流こともできてとても楽しかったです。
また事前にボランティアスタッフの募集もあるので、留学生やワーキングホリデーの方の貴重な海外での体験もできますよ!

The Distillery District – The Haunted Walk
通年を通して行われているツアーですが、ハロウィンの時期限定でいつもとはちょっと違うコースのツアーが開催されます(有料、事前予約要)

Queen Elizabeth Building – Screamers
夏の終わりにCNE(Canadian National Exhibision)が開催されていた場所で開催される屋内ハロウィンアトラクションです。10月の週末の夜のみ。チケット1枚で6つのアトラクショん全て入れるようになっています。

ハロウィンの当日は、他にもクラブなどでイベントが行われていたりしますので、体力の余っている方、時間のある方、まだ楽しみ足りないという方は、上記イベントの後にクラブに繰り出してみるのもありです!

日本だと可愛いデコレーションやコスチュームを着てパーティーといった印象が強いハロウィンですが、起源をたどってみると宗教的な儀式とはかなりかけ離れたものに様変わりしたようですね。北米では、街で販売されているデコレーションや仮装用の小物を見ても、本格的で目を背けたくなるほどグロテスクで本格的なものが多いです。
この時期は本格的に寒くなる前にお外に出るチャンス!ルールはあれど、節度を守って参加すればみんなが楽しめるイベントです。ホームステイ先に小さなお子さんがいる場合は一緒にトリックオアトリーティングについて行ってあげたり、パンプキンパッチでお気に入りのカボチャを見つけて、カービングをしたりするのも貴重な体験になりますね。

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