オンタリオでフルーツピッキング♪季節ごとにオススメをご紹介

皆さん果物狩りはお好きですか?
日本のように時間制限もなく、お値段も安い。味見をしながらバスケットいっぱいに摘み取ったフルーツは、そのまま食べても良し、お菓子やお料理に活用したり、旅の思い出にジャムなど長期保存ができる状態に加工して、お友達への差し入れや日本へのお土産にしたりしても楽しいです。
今回はオンタリオの季節ごとの旬のフルーツとおすすめの食べ方をご紹介します。

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◾春

いちご(Strawberries):6月〜7月
基本的に冬が長いので、日本に比べると時期が遅めです。さらにハウス栽培ではなく露地栽培なので、日本のものより糖度が低いですが、いちごそのものの甘さとすぱっさが感じられます。
筆者はいちごの葉っぱに触ると湿疹とかゆみが出るアレルギーなので、毎回長いゴム手袋着用でピッキングします。お肌の弱い方は腕まで隠れる手袋の持参をお勧めします!

さくらんぼ(Cherries)6月〜7月
オンタリオの中でも比較的温暖なナイアガラエリアでの栽培が盛んです。日本で言うところの深い赤みの大きなアメリカンチェリーです。梯子に登ってピッキングする形になるので、動きやすい服装でお出かけください!

別料金のところが多いですが、敷地内でピクニックが楽しめるファームもあります。長くて寒い冬が明け、ポカポカ暖かいお日様の下でのびのびするチャンスです。手軽に食べられるお弁当を持参していっても良いですね。
また春の代表格アスパラガスやルバーブなどのお野菜も収穫できます。

◾夏

ラズベリー(Raspberries) 7月〜9月
木にトゲがあるのでピッキングする時はご注意くださいね!ブルーベリーと時期がかぶるので、だいたい隣同士で栽培されているので、両方楽しめるのも嬉しいです(別料金)。食べきれない分はジャム、パイ、ソースなど長期保存できるように加工したり、ケーキのデコレーションなどに活用可能です。

ブルーベリー(Blueberries) 7月〜9月
粒が小さいので、バスケットいっぱいにするにはかなり時間がかかりますが、この時期のブルーベリーは甘くてとても美味しいです。イチゴやラズベリー同様長期保存用に加工できるので、日本へのお土産にしてもおすすめです。

桃(Peaches)7月〜9月
日本のように白くて柔らかくてジューシーな品種とは違い、こちらの桃は黄色くてやや固め。こちらの方々は他のフルーツ同様皮ごと食べます。もちろん完熟させれば柔らかくなるので、私はそちらの方が好みです。甘くても塩っ気のあるものと合わせても立派な一品に仕上がる万能フルーツ。スムージー、サルサソース、ピーチソースを紅茶に入れてピーチティー、グリルしたチキンやサーモンに合わせても美味しいですよ。

夏の強い日差しを浴びて熟したフルーツは、とても甘くてジューシーです。この時期は採れたて蜂蜜も出回る時期なので、マーケットなどにあればお試しあれ。
またこの時期のお野菜も最高に美味しいのでバーベキュー用にコーン、秋冬に向けてソース作りのためにトマト、ピクルス用にセロリやカリフラワー、ペッパー等を収穫するのもおすすめです。

◾秋

りんご(Apples)8月〜11月
ハロウィンの季節前に毎年必ず訪れるのがリンゴの果樹園。こちらも桃同様アップルパイやクランブル、ケーキ、サンクスギビングのターキーのスタッフィングに入れたり、サラダに投入したりと甘くても塩っ気のあるものと合わせてもいけるのでおすすめです。種類が豊富なため、そのリンゴに合わせた調理法を試してみるのも楽しいです。

冷暗所で保存がきくので、ハロウィンやクリスマスにちょっと繰り抜いてキャンドルホルダーにしたり、デコレーションなどに活用も出来ます。
マーケットに行くと必ずあるのが「アップルサイダー」。濾過前のリンゴ果汁。この時期はぐっと気温が下がり寒くなるので、ぜひホットでお試しください!

さらには絶対リンゴ園の隣にあるパンプキンパッチ。ハロウィン用にお気に入りを選んで、ジャックオーランタンを作ってみてはいかがですか!?
この時期は多くの人が果樹園を訪れるということもあり、各地でイベントも開催されます。収穫後のコーンの葉っぱや茎で作ったコーンの迷路や移動動物園などもあるので、老若男女問わず楽しめます。

◾冬

残念ながらみなさま御察しの通り、寒すぎて育つフルーツがありませんが、スクワッシュ、ポテト、キャロット、キャベツなどが旬なので、これらのお野菜を使って暖かいスープを作るのもおすすめです。

ファーム敷地内にはマーケットがある場合が多いので、ぜひ立ち寄ってみてください。そこで販売されている旬の食材を使ったお料理やスイーツ、可愛い雑貨類も見逃せません。また子連れなどで行く場合はプレイグラウンドで遊べたり、ペッッティングズーでヤギなどに餌をあげたりすることもできるので、ピッキング以外にも楽しめるものがあるのも魅力です。

ワイナリーやレストランを併設しているところもあるので、そこで取れたフルーツやお野菜を使ったお料理と共に美味しいカナダワインを堪能してみてくださいね!基本的にXX/lb=いくらという感じなので、バスケットに摘み取った分を最後に精算しますが、その間つまみ食いし放題です。

◾フルーツピッキングで役立つ単語と果物を使ったイディオム

U-pick :「〜狩り」という意味でよく使われます。

pick your own(P.Y.O):自分自身で摘む
orchard:果樹園
harvest:収穫

go bananas

She'll go bananas if she sees this.:彼女がこれ見たら憤慨するよ。

2つの意味があります。1つ目が「狂ったようになる」、「クレイジーになる」です。2つ目が「とても興奮する」、「狂ったように怒る」です。goの代わりにbeを使ってbe bananasとも言います。

cherry pick

He cherry picked members for the special project.:彼は特別プロジェクトのためのメンバーを選出した。 

たくさんある人や物のなかから、ベストを慎重に選ぶことです。
またcherry boyという言葉があるように、Cherryには「童貞」「処女」の意味もあり、cherry pickerには「バージンキラー」という意味もあるので、使い方にはご注意を!

polish the apple

She polished the apple at work because she wanted a day off.:彼女はお休みが欲しいためにゴマスリをした。

apple-polishing で「ゴマすり」、polish the apple で「ゴマスリをする」という意味です。
これは学生が先生に磨き上げたリンゴを渡して、ご機嫌取りをしていたことが由来であると言われています。

peach

You are a peach!:あなた本当に優しい!

「素晴らしい=excellent」という意味でも使われます。物にも使えますが、人に対して使われるほうが一般的です。

日本のように整備された施設内で、品種改良を重ねられた高級フルーツを食べるのも良いですが、カナダでは広大な敷地内をトレーラーに揺られながら移動し、より自然に近い状態の露地栽培されたフルーツを皮や種ごと野生的に食べるのもまた違った魅力があります。いずれも郊外ですが、車で1時間弱で行けるところばかり。

またワーキングホリデーでファームステイと聞くとオーストラリアやニュージーランドのイメージが強いですが、カナダでもピッキングのお仕事やボランティアの機会もあります。きになるファームのウェブサイトに求人情報が出ていますので、直接レジュメを送ってみる手もありますよ!

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