海外就職希望者必見!今後の海外就職事情の動向について考えてみる!

ジェトロの調査(2016年9月から10月にかけて実施し、在米国日系企業(製造業)706社、在カナダ日系企業(製造業・非製造業)143社に実施したアンケート調査の結果をまとめた資料)によると2012年以来、5年連続で在米・カナダ日系企業の7割超が営業利益で黒字を見込む結果となったそうです。事業活動においては、進出先の国内で原材料・部品の調達、製品の生産または販売を行う「地産地消」の傾向が進展しているとのことです。
今後2~3年間で拡大を期待する分野として、環境、医療、健康に続き、IT・クラウド・モバイルが上位にランクインしています。
今回は、海外での就職を考えている方に対して、今後の海外就職事情の動向についてご紹介します。
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◾どの業界が狙い目か?今後のお仕事探しの目安にするなら?

今後の需要が見込める業種として「環境、医療、健康に続き、IT・クラウド・モバイル」業界が注目されています。
現段階ではまだまだ駐在さんも多いのかなと思いますが、対米ドル為替リスクがコスト上昇に影響しているため「カナダドルと米ドル為替リスク」、「賃金(給与・賞与)の上昇」、「環境規制」、「日本人駐在員のビザに関わるコストに関する懸念」などの理由から、現地採用枠の拡大が増えるのではないかと予想されます。
今後海外で活躍したい、または現在カナダにおり将来的にこちらで就職を考えている方には、朗報ではないかと思います。

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◾日系企業が欲しがる人材

“英語も日本語も使えるお仕事”となると現地の日系企業への就職がまず頭に浮かびますが、では実際に企業側としてはどんな人材を求めているのでしょうか?

– 経験重視
カナダでは業種や職種に関係なく、経験が重視されます。こちらには日本で言うところの「新卒枠」の概念がない為「ジュニアレベル」と言われるポジションでも、1〜2年の経験が要求されます。
また日本のように「この資格を取得したから、この仕事に就ける」という道筋は滅多にありません。学生の場合は、専門性の高い分野を勉強し、その分野でのCo-opやインターンシップで実務経験を身につけることが大切です。
現在働いており転職を考えている方は、自分の市場価値を把握し、今後どのように動き始めるかを考えていきましょう。
筆者も過去に実際に未経験歓迎のポジションに応募し、担当の方から連絡が来ましたが、よくよくお話を聞くと「募集要項に未経験歓迎とあるが、実は経験者が欲しくて、選択肢を広げるために未経験歓迎と記載しただけ。私のレジュメを見て経験があったので連絡をした」と言われ、やはり経験の有無は重要だと痛感させられました。
必ずしもタイミングよく募集したポジションの経験を持つ候補者が出てくるとは限らないので、その場合は似たような業務経験を他業種で持っている候補者が優先して採用されることもあるそうです。
また特に日系企業の場合は、日本の商習慣を理解していることが求められる場合もあり、この点においては、日本での社会人経験が有利に働く場合もあります。

– 英語は出来て当たり前
実は近年は日本人・日本語を必要とする仕事は減少傾向にあるそうです。
企業が地域に根ざしたビジネスを目指しているため、できるだけ現地での経験があるローカル人材を採用したいと考えていることと派遣される日系企業の駐在員が若年化しており、中には帰国子女も多く、言語などのサポートが不要になってきていることが挙げられます。
筆者の友人で逆パターンがあります。
1人目はアメリカ人で英語はもちろんネイティヴスピーカー。日本の大学院で博士号を取得しているため日本語も堪能で、日本での仕事経験もある子がカナダに移住後、日系の会社に就職しました。
2人目はカナダ人で大学時代に日本語を専攻。その後も日本語の勉強を続け、日本人の奥様と結婚後、転職でカナダの日本とやり取りがある企業に就職。
3人目はオーストラリア人でワーキングホリデーで日本に1年間滞在中に独学で日本語を勉強。その後日本人の旦那様と結婚し、日本の商船会社に就職。という例があります。
もちろん働きながら新しく学ぶ事はたくさんありますが、スタートラインに立つ時点で、このような人達とのポジションを争わなくてはならないということを忘れてはなりませんね。

– 留学生、ワーキングホリデー、新移民の方がチャンスを掴むには?
留学生の場合、カレッジ(2年以上のディプロマ)や大学を卒業すると、3年間の就労ビザが申請できます。企業によっては、この3年のビザを持っていて、且つ永住権を取得する意志がある方を、正社員職に検討・採用することもあります。前述した通り、カナダでは経験重視ですので、なるべく在学中にCo-opやインターンシップで実務経験を積むことが就職への近道です。学校選びの時点で、それらの制度がある学校を選ぶようにしましょう。
ワーキングホリデーの場合、ビザの期限が限られているため、職種、業種によってはお仕事を見つけるのが大変です。ビザが切れた後もカナダでの就労を希望する方もいますが、企業から就労ビザのスポンサーを得ることはかなり難しいです。それはカナダ国内の失業率が上昇していることから、外国人への就労ビザの申請・規定がより厳しくなり、仮に企業がスポンサーを希望して申請をしても、カナダ政府が却下するケースが多くなってきているためです。
中には運良くバイト先でそのまま正規雇用につながる可能性もあります。その場合サービス業が大半かなという印象があります。
新移民の方もカレッジや大学に入り直し、ディプロマを取得する、ネットワーキングなどの努力次第で就職につながる可能性は大いにあります。
または経験を積みたい、無償でも構わないというのであれば、ボランティア活動を通して経験を積んだり、ネットワーキングしたりすることも可能です。
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◾女性が強いカナダ

色々なお話をする上で(特にお仕事に関して)男女を持ち出すのはあまり気が進まないのですが、興味深い記事を拝見したので、皆さんにシェアしたいと思います。
実は男女平等という思想は古代ギリシャに時代から芽生え、17~18世紀の近代自然法思想の形成の中で発展したといわれています。それでも生きていく中で男性にしかできないこと、女性にしかできないこともあるわけで、それがお仕事をする上で一つの問題になっていることも事実です。
カナダは、女性の起業率としてはトップクラスの高さを誇るといわれています。また女性の方が男性より若干高学歴である上、企業オーナーとしての参加率はアメリカと同様、また起業率もドイツやフランス、日本よりも高く、中小企業の約半数で女性が経営に関わっているそうです。
これは同性としては大変誇らしいですし、勇気をもらえますね。また男性にも良い刺激になるのではないかと思います。
そんな野心を抱いている女性陣には、こちらもオススメです。
Canadian Small Business Women:創設者自身も移民、経営者として他の女性企業家支援をしており、Immigrant Woman’s Business Expo(ワークショップやスタートアップ支援、学習機関などがブースを出展し、情報交換や仲間作りの場を設けビジネスを始めるためのハウツーを学べる構成となっている)などのイベントを開催したりしています。

今回はカナダに的を絞ってお話ししました。トロントはカナダ最大の都市で経済の中心、かつ米国と陸続きということもあり製造業(特に電化製品や車など)、IT、金融・ファイナンス、物流、商社も多いです。その中で事務、技術者、営業、マネジメント等の職種に分かれてきます。
これがアジアだとまた状況も変わってくるわけで、このように国によっても業種や職種が違ってきますので、目先の目標や利益だけでなく5年後、10年後を見据えて進路を決めていく必要があります。
今後海外での就職を考えている方へ少しでも参考になれば幸いです。
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