海外子育てのヒント

子育て方法や考えに正解はないと言いますが、海外に住んでみると色々な人種や宗教も存在するため、それは実に多種多様です。今回はカナダに住む筆者の実体験に基づき、カナダ流の子育ての方法を日本のものと比較しながらご紹介します。

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◾お風呂は一緒に入らない

カナダでは基本的に一緒には入りません。赤ちゃんが一人で座れるようになる6〜7ヶ月までは、バスルームなどにベビーバスタブを置き、その中で洗ってあげるのが一般的です。その後自分で座れるようになると、大人用のバスタブにお湯を15センチくらい入れて洗ってあげています。就学前までにはひとりでシャワーやお風呂に入りたがる子が多いため、その際は自分でできるところまでやらせて、必要があれば手伝うという感じです。
そもそもバスルームの構造自体が違うため、一緒に入りづらいというのもありますが、我が家でも一緒にお風呂に入ったのは、息子が0歳の時に日本帰国時した際、数えるほどしかありません。
日本では小学校くらいまで、両親と一緒にお風呂に入ることがよくありますよね。米ではとても驚かれます。

◾寝室は別

カナダでは子供とは寝室を別にするご家庭が多いです。子供が生まれても夫婦二人の時間を大切にする、お互いによく眠れる、子供の自立心を養う等の理由からです。
寝かしつけのルーティーンをしっかりすればスムーズに入眠し、ひとりで寝てくれるのでとても楽です。
我が家の場合は生後3ヶ月からスリープトレーニングをし、”7:00pmにお風呂→歯磨き→日本語の本を筆者が、英語の本を主人が読む→7:30〜40に好きなおもちゃかぬいぐるみを1つ選んでベッドへ連れて行く”というのが日課です。

– CIO クライイットアウトでスリープトレーニング –
寝室を別にするにあたりぶち当たる壁が、スリープトレーニング。ひとりで寝られるようにならないと別にする意味がありませんよね。そこで世の中で提唱されているトレーニングの一つ、「Cry it Out=泣かせっぱなし」にするという手法があります。赤ちゃんが自分自身を落ち着かせる方法を自ら発見し身につけさせるために行います。
1:赤ちゃんが寝ないうちにベビーベッドなどで横にします。
2:赤ちゃんに「おやすみ」と言って部屋を出て、赤ちゃんが泣いてもそのままにします。
3:3分後に部屋に戻って、1~2分を超えない範囲で赤ちゃんの様子を見ます。赤ちゃんの部屋は常に明かりを消し、話しかけるときは落ち着いた静かな声で話しかけます。赤ちゃんを抱え上げてはいけません。赤ちゃんがまだ起きていても、あるいは泣いていても、時間がきたら部屋をそっと去ります。
4:5分後に部屋に戻ってまた1~2分を超えない範囲で赤ちゃんの様子を見ます。
5:部屋を出ても赤ちゃんが起きない・泣かないようになるまでこのプロセスを繰り返します。様子を見に行く間隔は1回目は3分間、2回目は5分間、3回目以降は10分間です。
しばらく経って赤ちゃんが目を覚ました場合にも、同じプロセスを繰り返します。このとき、最小の待ち時間から始め、また待ち時間を延ばしていきます。翌日、翌々日と、待ち時間を少しずつ延ばしていきます。Ferberによれば、ほとんどの赤ちゃんは3日目もしくは4日目、遅くても1週間以内に、自分一人で寝られるようになるそうです。何日か試してみて効果がないようであれば、まだ時期尚早ということで、数週間おいてからまた試してみます。

我が家はこの方法で3日間で成功しました。「泣いているのに放っておくなんて」と賛否両論ありますが、やはり年齢が上がるにつれて大変になってくるので、友人はもうすぐ6歳になる息子さんのトレーニングに手を焼いています。ご両親の負担も張りますし、この方法が合うなら、決行は早めの方がおすすめですよ!

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◾Time Out タイムアウト

こちらではメジャーなしつけ方法の1つです。学校や家庭において悪いことをした子供を現場から引き離し、静かなところへひとりで放置させ考え反省させた後、頭が冷えて落ち着いた時に納得いくように教えるというやり方です。
親も子供と距離を置くことで冷静になり、感情的になり過ぎるのを防ぐ効果もあります。

– 叱らない子育て Positive Discipline ポジティブディシプリン –
近年よく耳にする”叱らない子育て”ですが、万国共通、意味を履き違えている方がかなりいらっしゃるんですよね。日本では尾木ママが有名でしょうか。

・叱る場面でママの感情を抑える
・叱られるような行為を行ったときに「なぜそうしたか」を考える
・その上で褒められる部分が少しでもあれば褒める
・子どものうちは結果よりも過程を尊重する
・「やめなさい」「ダメ」と頭ごなしに叱らない
・子どもの好奇心や自尊心を尊重する
・なるべく子どもの考えに耳を傾け、主体性や意欲を尊重する

さらに付け加えるとすれば、”褒め方”です。
「Great job!」や「Excellent!!」=素晴らしい でも間違いではありませんが、「Good effort!」や「Nice try!」よく頑張ったね、上出来だよ の方が、努力を惜しまない子に育つそうですよ。

◾12歳以下の一人での外出、留守番は禁止

日本では7歳〜10歳でひとりでのお留守番を経験させるご両親が多いと聞きますが、こちらでは12歳以下の一人での外出、留守番は禁止されており、これを破った場合は法律により罰せられます。
筆者自身は祖父母がすぐ近くにおり、学校や習い事の送り迎えもしてくれたので、ひとり、または弟とふたりで過ごすことはなかったのですが、あらゆるリスクを考えた結果、たった7歳の子がひとりでお留守番など考えられません。

◾歯並びや頭の形を非常に気にする

容姿に関する質問や指摘はご法度ですが、それゆえに皆さんとても気にします。1歳になる前から頭の形を気にしてヘルメット治療を行ったり、きちんと歯が生え揃ってからすぐに歯科矯正を始めます。
筆者自身もあまり歯並びが良くないので、こちらに移住してからは気になって仕方がないので、思い切り口を開けて笑うのを躊躇してしまったり、他人の口元や頭についつい目がいってしまいます。世界でも日本人の歯並びの悪さは有名ですもんね。
40歳を超えた義兄が出世に響くからとどこが悪いのか素人目にはわからないほどの歯並びを矯正したのを見て、就職活動の前に歯科矯正をしようか検討しているところです。

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◾夫婦だけの時間を大切にする

こちらでは子供達をベビーシッター等に預け、お誕生日や記念日などには夫婦でお出掛けをすることがよくあります。
日本では、夫婦だけで出かけるということほとんどなく、家族みんなでお出かけをするという方が多いと思います。極端な例ではありますが、筆者の友人のひとりがお子様が10歳になった今でも一度もご夫婦でお出かけしたことがないんだそうです。旦那様のご両親との同居、毎日の家事炊事洗濯等を彼女が一人でこなしているのも出かけられない理由の一つだと思いますが、そのことを聞いた時は衝撃的でした。
もう少し周りの協力があって、預けやすい環境ならご夫婦で過ごす時間が持てるのにと思ったものです。

物事には全て良い点、悪い点あると思います。国際結婚をして海外に住むことによって、様々な人達と出会い、色々な新しい情報や知識を得るありがたい環境にあります。我が家はストレスにならない程度に両方のいいとこ取り育児をしています。
もし今回ご紹介した方法が良いなと思った方は是非お試いただき、それぞれのご家庭にあったやり方を見つけてくださいね!

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