知っているだけで会話の幅が広がる!慣用句(イディオム)を使いこなそう

イディオムとは、2つ以上の語が結びついて特殊な意味を持つ、慣用的な言い回しのことです。
元々の単語から推測しても意味がわからないものもあるため、知っているとネイティヴとの会話も聞き取りやすく、自分が話すときの幅も広がります。
その数は実にたくさんあり、全部は一気にご紹介しきれないので、今回は”動物”を使ったものを一部ご紹介します。

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◾動物を使ったイディオム

– 動物

He is such a party animal:彼は本当にパーティー好きだよね。

Party animal=パーティー好き
動物=animalを人に対して使うと、その人が獣のように貪欲であることを意味します。
今でこそ落ち着きましたが、私もよく友人に言われたものです。今だにパーティーは好きですけどね!場合によってはただの友人間のジョーク、または悪口にも捉えかねないので、使うときは注意してくださいね。

– スカンク

He’s got skunked:スカンクにやられた。

get=手に入れる、skunk=スカンク
(相手に)圧勝する、(借金を)踏み倒す、(人を)だますなどの意味になります。

動物園で見たり、ディズニー映画バンビに登場するフラワーやバックスバニーに登場するペペ・ル・ピューのイメージが強く、可愛らしいイメージしかなかったのですが、北米ではガレージに住みつき、ゴミなどをあさったり、強烈な匂いのスプレーを撒き散らす厄介者とされています。
皆さんスカンクのスプレー嗅いだことありますか?
義兄宅で飼っている犬がスカンクを追いかけまわして、スプレーを噴射されたことがありました。その後、何度シャンプーしてもその臭いは完璧には消えず、結局グルーミングに連れて行き、2ヶ月ほど経つまでうっすら臭いが残っていたことがありました。
夜中にうっかり窓を開けて2階で寝ていても、目と鼻が痛くなって起きてしまうくらい本当に強烈なんですよ。

– 牛

Holy cow!:なんてこったい!

単語だけ見るとholy=聖なる、cow=(雌)牛となり、全く意味がわかりませんが、驚きを表現する慣用句として使われます。
諸説ありますが、元々は“Holy Christ!”や“Holy Jesus!”と言っていたのが、神への冒涜にあたるとされ“Holy cow!”へと変化した、またはヒンドゥー教において牛は聖なる生き物として見なされているので、インドで車を運転する時に牛に当たりそうになった時に「holy cow!(聖なる牛だぞ!)」と叫んだことからと言われています。

– 馬

Hold your horses:ちょっと待て、落ち着け

hold one’s horses=自分の馬を制しておけという意味になりますので、カウボーイが使っていた馬をなだめる時の掛け声が元になっています。
我が家では、子供達が何かをする前に待ちきれなくてソワソワしたり、騒いだ時によく主人が言っています。これはなんとなく意味が想像できますよね。

– 豚

This place is a pigsty:この部屋は豚小屋みたいにめちゃくちゃです。

A pigsty=豚舎、豚小屋
ちょっと気を緩めるとお家の中ってすぐに散らかりませんか?そんな時にこの表現を使うことがあります。ちょっと豚さんにはかわいそうな比喩ではありますが・・・
ちなみにアメリカ英語でpigpen、イギリス英語でpigstyと言い方が違います。カナダはイギリスの統治下にあったので、この場合はpigstyを使っています。

– 猫

She is a copycat! Bought the same dress as me.
 :彼女人の真似ばっかりして!私と同じドレス買ったの。

copy cat=真似
人の真似をすること。a copycat crime:模倣犯罪やcopycat recipes:お店の味を再現(真似た)レシピなど日常生活の幅広い分野で使うことが可能です。基本的にはあまり良い意味では使われませんので、ご注意を!

Raining cats and dogs:土砂降りの雨

cats が大雨, dogs が強風を招くという迷信からきていると言われています。学校で習ったことがある!という方も多いのではないでしょうか?
しかしこの表現、現在ではほとんど使われていません。日本語に流行り、死語があるように英語も時代とともに変化していますので、常にアップデートを忘れずに!

– 七面鳥

I had smoked for 20 years but I went cold turkey last year.
  : 20年間たばこを吸っていたが、去年きっぱりやめました。

go cold turkey=きっぱり断ち切る
何の手間暇もかけずすぐに提供できる料理であることから、すぐにというような意味に発展したそうです。喫煙やアルコールのような依存習慣をきっぱり断ち切る時に使います。麻薬中毒患者が禁断症状時に見せる鳥肌のことを、死んだ七面鳥に例えたと言われています。

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◾動物のステレオタイプを理解することでイディオムが理解しやすくなる!

各国で多少の違いがあるので、ここでは北米でのイメージを元に書きます。

スカンク sneaky卑劣な、smelly悪臭を放つ
牛 powerful力強い、strong強い、fierce猛々しい
馬 noble気高い、brave勇敢な、faithful忠実な
豚 obnoxious不快な、filthy不潔な、greedy貪欲な
猫 cool冷淡な、slyずる賢い、charming魅力的な

このように書き出してみるとステレオタイプが良く分かりますね。表現だけみると元々の単語と違う意味になるため混乱しやすいですが、このようにステレオタイプを当てはめると理解しやすいと思います。

◾ディズニー映画に学ぶ動物のステレオタイプとイディオムの関係性

動物、ステレオタイプといえば思い浮かぶのは、動物の擬人化して映画を細作したディズニー。初期の頃から、どの作品にも各動物の持つ個性が大いに活かされています。
最近では映画評論家の人達が「映画に込められている意味が深い」と揃って評価しているズートピア。ご覧になりましたでしょうか?動物たちの個性含め、偏見や差別、アメリカの銃社会に対する皮肉などが、各所に散りばめられていると皆さんおっしゃっています。
このディズニー映画、多くの人々に愛されている反面、人種差別への配慮に欠けるとずっと議論されてきました。
特に有名なのはダンボに出てくる意地悪で怠け者なカラス達。カラス=黒という安易な発想で、明らかに黒人たちを意識しており、南部の黒人訛りで話しているというもの。
また動物ではありませんが、ポカホンタス、アラジン、ムーランも型に当てはめた描写があるため、作品を発表するたびに各人種の人権団体から抗議を受けた経緯があります。
もしディズニー映画を見る機会があったら、そこにも注目してみると、新たな発見がありますよ!

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動物を使ったイディオムから人種差別問題まで話が飛びましたが、その国の文化背景を理解することは、他言語を学ぶということに必要不可欠です。ましてやその国に一定期間住むとなれば、自分自身が身をもって経験することだってあります。
イディオムはまさに文化背景を理解していないと使いこなせない。だからこそ使いこなせたらネイティヴに近づけると皆さんおっしゃっているわけです。今ぶち当たっている壁を打破したい、一歩先にステップアップしたい方、ぜひイディオムを覚えて使いこなしてくださいね!

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