世界の温活・冷え性対策 極寒地帯に生きる人たちの知恵

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皆さんは毎年冬に向けて何か寒さ対策はしていますか?
1年の半分は冬と言われる地域で過ごす筆者は、愚問と思いながらも「こんなに寒いのにみんなどうやって生き延びるんだ」と毎年同じように繰り返しています。北米に住んでいるとアジア程、冷え性などに対する意識は低く、そもそもその概念自体がないように感じます。とはいえ、極寒地帯に生まれ育って居る人達もいるわけで、元々の体の構造など多少の違いこそあれど、厳しい寒さをしのぐための知恵はあります。
今回はそんな寒い地域に住む人達の知恵をご紹介します。

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◾寒さが身体に及ぼす影響

”冷えは万病の元” という諺にもあるように、身体が冷えることによって起こる自律神経の乱れ等から身体に様々な不調をきたす原因になると言われています。

– 季節性情動障害(冬鬱など)が起こりやすくなる
日照時間が減り、体内で作られるセロトニンやビタミンDの不足による怠惰感、気力低下、仮眠、過食などホルモンバランスや生活リズムの乱れによる症状が出てくる場合があります。
こちらでは新生児の頃からビタミンDを与えるように、小児科医から指導されたりします。

– 乾燥による様々な被害が出る
これは冬になると悩まされますよね。筆者は乾燥が原因で、皮膚がかゆくなったり湿疹が出たりします。また空気の乾燥によりウイルスが蔓延しやすくなったり、喘息の悪化、ドライアイなどの症状が出やすくなります。

– 心も冷たくなる!?
囚人のジレンマを体験させる実験として、半数に氷嚢、半数にカイロを持たせ、窮地に陥った時に友人を助けるか、見捨てるかを決めさせたところ、カイロを持った被験者の方が氷嚢を持った被験者に比べ、友人を見捨てない傾向になるという数字が出たそうです。

– 体のあちこちに支障をきたす
低気圧による偏頭痛、血行不良のむくみによる関節炎、温暖差による血圧の昇降で心臓血管系疾患が起こりやすくなる傾向にあります。

◾目から鱗!! 寒い地域に暮らす人達の生活の知恵

– 世界一寒い地域ロシアのオイミャコン
極寒時には、なんとマイナス70℃!通常でも、マイナス50℃を優に下回るというこの地域。あまりに寒すぎてほとんどのウイルスが生息できないため、病気になりにくく、シベリア一の長寿地域なんだそうです。
冬に外出する際、かろうじて外に出しているのは目だけという状態。着膨れして歩けなくなる小さい子供達は、両親が引くソリに乗って移動するんだそうです。
お野菜は育つ環境ではないため、主食はお肉やお魚、脂肪分の多い乳製品。
乗り物(自家用車、公共機関の乗り物、除雪車、救急車、消防車など)は停止した状態でも昼も夜もエンジンをかけっぱなしにしておかないと、すぐに動き出せないんだとか。
洗濯物はまさかの外に干すのだそうです。干したそばからどんどん凍っていくため、その氷を払い落とせば乾いているという仕組みだそうです。

– 世界一寒い首都モンゴルのウランバートル
過去にマイナス49℃を記録したことのあるこの地域、12月〜3月の平均気温がマイナス40℃以上になることは稀だという極寒池。朝青龍や白鵬の出身地として耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか!?
外国からお仕事関係でくる人も多いため、現在はセントラルヒーティング完備の高層マンションの建設ラッシュ。
草原に住む遊牧民たちはゲルに住み、電気はソーラーパワーでまかない、薪ストーブで暖をとります。
民族衣装の内部はフェルト素材で綿が入っており、着物のような合わせになっているため、馬に乗った際に正面からの風の進入を防ぐ、長い袖は防寒と馬のムチ代わりなど生活の知恵が生かされた構造になっているそうです。
こちらもまた洗濯物は2日間程外に干して、氷を払い落とす方法でしているらしいです。
高地生活で不足するビタミンや脂肪分などの栄養素を補うために、発酵させたお茶を煮出して、ヤクのミルクにバターと塩を加えた飲み物”ツァイ=塩ミルクティー”を飲むそうです。

– 筆者が住むカナダのトロント
カナダの東側、五大湖の1つオンタリオ湖の沿岸に位置するトロント。平地で積雪量は多くないものの、冬は気温が氷点下になります。
とにかく寒い冬でもいかに楽しむか、鬱々とした気分をどのように晴らすかを考えているのが常です。街中に出現するスケートリンクでアイススケートをしたり、ダウンタウンのレストランなどが協賛して普段は手の出ないような素敵なコース料理等を特別価格で楽しめるWinterlicious、サンクスギビング、ハロウィン、クリスマスなど晩秋から冬にかけてのイベントを思い存分楽しむようにしています。
どこの家庭でもセントラルヒーティングシステムがあるため、室内は半袖短パンでもいけます。また洗濯機&乾燥器があるので、洗濯物を外に干すことはあまりありません。
ダウンタウンには地下鉄と主要施設をつなぐPATHと呼ばれる地下道があり、世界最大としてギネスに載った全長30キロを超える地下道中にはレストランやカフェ、ショッピングセンターなどがあり、ほとんど屋外に出なくても用事が済んでしまうので大変便利です。

◾体の芯までポカポカ 寒い地域の食べ物

– ボルシチ
言わずと知れたロシアの家庭料理。ビーツに含まれる栄養素には血流促進、腸内環境を整える、むくみ解消などの作用があり、さらにサワークリームを添えて食べることにより、乳脂肪分が体温維持に一役買ってくれる、ロシアの人達にとっては欠かせない栄養源なのです。

– チャンサンマハ
モンゴルでよく食べられている羊肉の塩茹では、体を温める効果が非常に高いそうで、根菜類と一緒に煮込んだりもするそうです。また血を作る機能を高める効果があるとされ、特に女性に多い冷え性や貧血、生理不順などの改善に効果が期待できるそうです。

– アイントプフ
ドイツでよく食べられているトプフ=topfお鍋、すなわち煮込み料理のことで、それだけでお腹が満たされる食べるスープ。お野菜、お豆、お米、ソーセージなどを入れたものが主流だそうで、冬にはアイントプフの屋台なども出るそうです。

– ロイヒケット
フィンランドで親しまれているジャガイモとサーモンのスープです。血流を促す効果のあるサーモンをビタミンCが豊富なジャガイモと合わせることで酸化を防ぎ、細かくに崩すことでデンプン質が壊れ、熱を作り出すエネルギー源になります。
モデルの蛯原友里さん(旦那様がフィンランドのハーフ)が紹介されていたのを見て、あまりに美味しそうだったので、レシピを調べて作ってみたところ、すっかりはまってしまいました。

– ホットワイン
ワインにフルーツ、シナモンやクローブなどのスパイスを混ぜて温めた飲み物です。ヨーロッパなどでは、クリスマスマーケットなどで良く見かける冬の定番として有名ですよね!アルコールには血管を拡張させる効果、スパイス(入れるものにより異なりますが)には血行促進や殺菌・抗菌作用などがあります。

寒さや冷えが体にきたす影響ってたくさんあるんですね。極寒地域に暮らす人達の知恵はいかがでしたか?目から鱗の突拍子も無い発想から、比較的生活に取り入れやすいものまで色々ありました。
また寒い地域で食べられているお料理は、お野菜や蛋白源となるお肉などを一緒煮込んだお料理がポピュラーなところは、日本で冬になると鍋料理を食べるのと似ていますね。
これから来る本格的な寒さに備えて、皆さんも是非試してみてください!

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