最近お誘い続きで暴飲暴食気味、学校や仕事が忙しくて規則正しい生活できてないな…なんてことありませんか?そんな時はちょっと休んで、心身ともにリセットすることも大切です。
そこで今回は、普段の生活に無理なく取り入れられる、北米流のヘルシー生活をご紹介します!
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◾間違った認識のダイエット
まず最初に「ダイエット」についてお話しします。あなたはこの言葉の本当の意味をご存知でしょうか?ギリシャ語のdieta(生活様式、生き方)とする説や英語のdie(死ぬ)+eat(食べ方)からなる造語であるなど、語源は諸説あるようです。
元々日本では医療用語として、代謝異常、消化器系内臓疾患、肥満などに対する「食事療法」や「治療法」と言った意味を持つようになりましたが、いつからか「ダイエット=減量・摂生」という意味で誤用されたことで、元々の「食事療法」ではなく、「減量」や「痩身」の意味として使われることが多くなってしまったそうです。
◾実は健康に気を遣う人が非常に多い
えっ、北米って体型維持のできないビッグな人多くない!?と思ったそこのあなた。筆者自身もそう思ってしまいましたが、今までの悪いイメージがあるからこそ、近年はヘルシー志向にシフトしており、健康への意識が高い人が多いのです。
今、または過去に日本で流行っているダイエット法、食べ物・飲み物、エクササイズ等、どこから発信されたものでしょう!?かなりの確率で、ハリウッド女優が・・・某有名モデルやアーティストが・・・ニューヨークやロサンゼルスで大人気の〇〇が日本に上陸など、考えてみれば北米発のものが多くないですか?
カナダやアメリカは州によって肥満率度も様々なんです。たしかにジャンクな生活を送っている方ももちろんおりますが、筆者の印象としては、意外に健康に気を使っている人が多いです。
– 子供の頃から食事に気を使う
3歳までの食、生活習慣が将来の体型や健康に大きな影響を与えると言われています。そして親が子供の健康を気遣うのは万国共通です。日本の市販のベビーフードの種類の豊富さや内容物の栄養バランスの優秀さは世界一と言っても過言ではありませんが、添加物が気になります。乳児のお菓子もお砂糖が使用されていたりするのはびっくりしました。
北米では、乳児・幼児の食事や補食に関しては、日本より既製品の種類は少ないものの、オーガニック食材などが身近で手に入りやすかったり、またおやつも定番はフルーツ、カットした生野菜、チーズなどです。ちなみに大人でもこの定番を食べている人が多いです。既製品のスナックは穀物やフルーツの自然な甘みを利用した、お砂糖不使用のものが多いように感じます。
また学校では共働きで忙しい、家庭が貧しくて食費の捻出が厳しい、朝食を抜くと学業に支障が出るなどの理由で、朝食をとれない子供達のために、軽食を提供してくれるプログラムなどもあります。
– 体を動かすのが好き
居住環境や生活習慣の違いも関係していますが、比較的新しいコンドミニアムにはプールやジムがついているので積極的に施設を利用する人が多いです。結構な額の管理費を毎月支払っていますしね。
就業時間がフレックス体制であったり、週何日かは自宅で仕事することが許可されている会社も増えたため、その分余暇のために充てる時間が多く持てるようにもなりました(職種にもよりますが)。空いた時間を利用してジョギングしたり、自転車通勤している人も多く見かけます。
また会社からの福利厚生で割引が利くところが多いので、個人的にジムの会員になる方もいます。
市で運営しているクラスなどは、年会費などもかからない、1回の期間が6〜10レッスンと続けやすい期間と良心的なお値段ということもあり、我が家もスイミングやダンスなどを利用しています。
– マルチカルチャーなゆえ、選択肢が豊富
移民も多く、様々な文化、宗教、思想の人々が共存しているため、各国の良いとこ取りで、自分の選択次第では、多種多様な食生活ができます。食べ物に限らず、生活スタイルやこちらに来て学校や職場で出会った人達と情報交換したり、パーティーしたり、各国のお料理を食べ歩いたり、今まで日本で生活してきた中では出逢えない、新しい発見もたくさんあります。
– お料理のポーションは調節可能
おそらく日本に平均に比べれば、やや大きめ。しかしながら「北米」とひとくくりにされがちなお隣アメリカと比べると小さめ。よほどの高級店でない限り、食べきれないものはお持ち帰りできるので、2〜3食に分けて食べることもできます。
またメニューに載っていなくとも聞いてみると臨機応変に対応してくれるので、炭水化物少なめ、お野菜多めなど自分でアレンジできるお店が多いのも有難いです。
世界的有名なファストフード店のハンバーガーなどは、日本と同じ大きさですしね!
◾飲み物にだって気を使います!緑茶を飲んで年収アップ!?伊藤園の面白調査
株式会社伊藤園(社長:本庄大介 本社:東京都渋谷区)は、北米を中心とした海外企業で働く人を対象に「北米ビジネスマンの飲料実態調査」と題し、飲料についての調査を実施したところ、緑茶を毎日飲む人は、飲まない人より年収が約83.7万円高いという結果が出たそうです。北米の先進企業ビジネスマンの89.2%は仕事中の頭の切り替えを重視する傾向にあり、緑茶を飲むと仕事の効率が上がったと回答した人は79.3%だったそうです。
最近カナダのコストコでも伊藤園のお茶が売っているのを見かけましたが、その他でも相当な売れ行きらしいですよ。日本の緑茶輸出量は2017年に過去最高を記録し、また海外で販売されている伊藤園の「お~いお茶」は、毎年2桁で成長しており、過去最高を更新したそうです。
※情報 ”伊藤園「北米ビジネスマンの飲料実態調査」”より
これを読んで、日本からまとめて持ってきて、飲まないで放置していた緑茶をクローゼットから引っ張り出してきたことは言うまでもありません。
◾自然派なお手軽二日酔い解消法
お酒を飲まれる皆さんは、今までに二日酔いで苦しんだ経験はありますか?
二日酔いの対処法のことを「hangover cure」と言います。
ついつい飲みすぎちゃって失敗。この怠さをなんとかしたいとお薬に頼るのは簡単ですが、今回は、Cosmopolitanの記事を参考に、実際にドクターが進める自然派な解消法をご紹介します。
– Mexican Coca-Cola(メキシコ産コカコーラ)
なぜメキシカン!?と思いますよね。実はコカコーラ、同じ原液を使っていても国によって供給できる水や甘味成分などの原材料が微妙に違うため、最終的に味や風味に誤差がでるため、各国で味が違うんだそうです。コカコーラファンの間では、このメキシコ産が一番味が良いと評判らしいです。これは噂通り二日酔いに効果があるのでしょうか!?
– everything bagel(エブリシングベーグル)
二日酔いでなくとも欲張りな筆者としては一番好きです。”everything=全て”というだけあり、
ベーグルのトッピングでよく使われる「オニオン」「ガーリック」「ポピーシード」「セサミ」「ソルト」などが全て入った贅沢な一品。お得な感じしません!?
ナトリウムでアルコールで失われた塩分を補い、カリウムで排泄を促し、クリームチーズであれ体調を整えると良いこと尽くし。これにベーコンや卵などを挟めばプロテインも摂取できて、良質な朝食になります。
– banana with honey(バナナとはちみつ)
バナナに含まれるカリウムが排泄を促し、老廃物を体外に出す働きをし、ビタミンCとB6が肝臓にかかる負担を軽減してくれるんだそうです。またはちみつの甘みであるフルクトースがアルコールの分解を助けます。腸内環境を整えることによって、口臭予防、肌荒れ改善にも一役買ってくれる優れものです。
最近規則正しい生活ができていないな、留学やワーキングホリデー、海外旅行中、後に体重が増加してしまったなどのお悩みを抱えている方!是非この機会にその習慣を見直してみませんか!?
ジャンクなイメージのある北米の食生活ですが、実際に現地に行ってみると、意外にもヘルシー志向な方が多いことに驚きます。今や世の中の情報や物がすぐに手に入る時代。日本にいるから無理なんて言ってないで、この機会に興味のある国やその国の生活習慣や文化、お料理について調べて、挑戦してみてはいかがでしょう?