北米でも大旋風!Tidy up with Marie Kondoに対する北米の反応色々

「人生がときめく片付けの魔法」の著者である近藤麻理恵さん。
今や世間で知らぬ人はいないのではないかというほど、世界的にも一躍有名になりました。2019年の年明けからNetflixで全米配信が始まり、筆者は、なぜか街で「似てるって言われない?」、親戚やこちらの友人達からは「彼女を見るたびにあなたが思い浮かぶの」と声をかけられることが多くなりました。と言っても筆者に何の得もないのですが、同じ日本人として、海外で活躍されている彼女には励まされます。
今回はそんな彼女に対する海外の反応を見ていきます。

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◾近藤麻理恵という人物

「片付けコンサルタント」を自称する、整理整頓の専門家。通称こんまり。5歳の頃からお片づけに目覚め、大学在学中からコンサルタントとしての人生をスタートさせたそうです。
2010年に日本で発行された『人生がときめく片づけの魔法』に続き、2014年発行の英訳本『The Life-Changing Magic of Tidying up』がベストセラーになったのがきっかけで、世界に少しずつ知られるようになりました。現在は世界40ヶ国語に翻訳され、シリーズ累計800万部を超えました。
2015年には米・TIME誌の「世界で最も影響力のある100人」に選出されており、2016年から最も反響の大きかったアメリカに生活拠点を移しました。

◾人気の秘密

– セルフプロデュースとビジネスに長けた逸材
欧米人が描く日本人像そのまま。小さい、ストレートのツヤツヤロングにパッツン前髪、まるでジブリのアニメから飛び出してきたようなと比喩される愛くるしさ。決まって白のトップスとフワフワスカートで清潔感や柔らかさを演出。それでいて自分の信念を貫き通している強さ。そういったものが相まって、読者や視聴者の心をつかんでいるのでしょう。
海外で成功するためにややキャラを作っているのでは!?と噂になっていますが、恐らく欧米人相手だと喜怒哀楽などの感情表現や仕草、スクリーン映えするためにオーバーリアクションになっているのではないかと思います。

近藤さんは2019年現在で渡米3年目。英語学習を経験した人ならお分かりいただけるでしょうが、言語習得はそうそう簡単なものではありません。彼女、きっとすごく努力家で、お勉強もしているはずです。お世辞にもあまり上手とは言い難い英語レベルですが、それでもインスタやセミナーなどは英語で行い、番組内でプロとしてクライアントと関わりあう姿勢には感銘を受けます。

– 欧米受けする大きな要因
これまでにもたくさんのお片づけの本や番組は世に出ているのも関わらず、人々をひきつけた理由は何なのか?
欧米の多くのそれは方法論であったり、大々的に改装するのに新しく家具や小物を買い足したりするもので、時間、費用、労力もかかります。一方こんまりメソッドにある自分の心に訴えかけるspark joy(ときめき)を感じるか?という考え方が、非常ににシンプルで人々に浸透しやすかったためと言われています。また日本では当たり前だった整理整頓術が、海外ではとても新鮮なんだそうです。

– ハマる人にはハマるこんまりメソッド
人気になればなるほどアンチも増えるわけで、彼女のやり方に異論を唱える人々も出てきました。兼ねてから日本でも言われていたように、彼女の独特のメソッド「物を捨てる時は、実際に手に取って、ときめくものだけを残す」という考え方、やり方は合う、合わないがはっきり分かれると思います。

ものを擬人化し「作業前に家に挨拶する」、「床に正座して一礼する」など欧米の文化や生活習慣ではない考え方や所作が異様に映るのだそうです。
またNetflixの第5話で出てきた書籍の処分方法について、人種差別問題に発展するまでに至りました。

– 影の立役者 番組通訳の飯田まりえさんの働き
の海外での成功に大きく関係しているのが、影の立役者と言われている通訳の飯田まりえさん。こんまり流の独特の表現方法を世界中の人々から共感を得られる言葉使いに変えて、通訳している点の素晴らしさは、米国のエンターテイメント専門誌でも注目されているそうです。また同業からも一目置かれる完璧な立ち回りとスキル。彼女無しでは、ここまでの仕上がりにはならなかったのではないでしょうか。

筆者の友人も話していましたが、世間では「こんまりってNetflixで自分の番組ができるくらい有名でお金持っているのに英語ができないのかな?」、「数年アメリカに住んでいるのにお勉強しなかったのかしら?」、「何で通訳がついているの?」という意見もあるようです。
ご本人がインタビューで答えていますが「英語で話していて気持ちが入っていないと感じたら、日本語に切り替えているそうです」。前出ですが、彼女のお仕事に対する姿勢を見る限り、間違いなく努力しているはずです!通訳の方を起用しているのも、その配慮があってこそなのではないでしょうか。

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◾こんまりに習うお片付け、お掃除に関する用語

– tidy up:片付ける
日常生活でよく出てくる表現ですね!整理整頓するという意味を持ち合わせています。よく混同されがちなClean upは汚れ、キズ、シミ等を取り除くという意味合いが含まれます。

Please tidy up your room.(お部屋を片付けなさい)

– organize:整理する
“orgsnize the world”これは彼女が現在の目標として掲げている「世界を片付ける」というワード。場面によって色々な使われ方をしますが、今回のような場合は整理するという意味合いが強くなります。

I oeganized my desk.(机を整理整頓しました)

– declutter:処分する
断捨離に近い意味の言葉です。彼女の英訳本の題名や番組名にTidying up〜と使われていますが、ときめかないものは捨てるというやり方から連想すると、どちらかといえばこのdeclutterを使った方がしっくりくるのではないかと思っている方も多いようですね。

I decluttered my entire house.(家中の[いらない物を処分して]整理をしました) 

– konmari:こんまりする
固有名詞(自分の名前)が動詞になるってすごくないですか!?グーグル=ググる=検索すると同じレベル!ツイッターや記事の見出しなどで使われているそうです。

I need to konmari.(こんまり[お片づけ]する必要がある)
I’ve konmari’d my room.(部屋をこんまり[お片づけ]しました)

– spark joy:ときめき
Orange is the new black(オレンジイズニューブラック)のシーズン6では、主人公が刑務所の独房を片付ける際のセリフとして「ときめきが大切」と使われたり、The Simpsons(ザシンプソンズ)のMinimalismの回では、「人生がときめく片付けに挑戦してみよう」という場面が登場します。

「自分がやりたいことをとことん突き詰め、それを武器に世界を動かす」一言で表現するには恐れ多いですが、同じ同年代の日本人女性が世界で頑張っている姿を見ると誇らしい気持ちになります。小さな島国日本、国内で頭打ちになっているものが、海を越えて世界に広がる良い例ですし、これからの世代に希望が持てますね。

英語学習の観点から言えば、通訳の飯田まりえさんの仕事振りがとてもためになります。気になった方はぜひ番組もチェックしてみてください。
今まであまり気に留めていなかったですが、こうも周りで話題になると筆者も気になります。そんなわけでただいま筆者もこんまり中です!(I’m konmari-ing hard!)

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