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英語で考える脳を鍛える勉強法!

英語の語順は日本語の語順とは違うので、日本語で考えて英語で話すと、タイムラグが生じてしまいます。

しかし、はじめから英語で考えられたなら、もっとスムーズに英語が出てきますし、タイムラグも生じることはありませんよね。

やはり、英語を話せるようになるためには、“英語で考える脳”を鍛える必要があります。

もしあなたが、中学校や高校で勉強した英単語や文法をそこそこ覚えているというレベルなら、“英語で考える脳”を鍛えるのにもってこいの勉強法があります!

今日は、英語で考える脳を鍛える勉強法(英語脳の作り方)をご紹介したいと思います。

<関連サイト> スカイプ英会話を探すなら! | オンライン英会話比較360°

■電子辞書やWeb翻訳機能の限界

私が初めて短期語学留学をした時に、英語学校の先生や友人から勧められたのは、いわゆる、「英-英辞書」でした。

まだスマートフォンがなかった時代、海外語学留学の必需品と言えば、ポータブルな電子英語辞書でした。
私もコンパクトな電子辞書をいつも持ち歩いていました。

分からない英単語が出てきたら、その電子辞書で意味を調べます。
それから、その下に並んでいる例文から、今言いたい表現に近いものや、作文に役立ちそうな文を見つけて、単語を入れ替えて文を作ります。
皆さんもやる、ごく普通のやり方ですね。

日本語で考えていることを、英語でどう表現したらいいのか分からない時には、その日本語を入力して翻訳してみます。
はたして、これであっているのかしら?という疑問を持ちながら、その通りに言ってみても、ネイティブさんには全く通じなかったという経験もあります。

今でも、翻訳サイトを利用することはありますが、なかなか思い通りの英語表現にたどり着けなくて、がっかりすることもしばしばです。

そんなモヤモヤを解決してくれるのが、英-英辞書なのです。
「OXFORD Advanced Learner’s DICTIONARY」

勧められたとおり、私はこの辞書を一冊購入しました。 
AUS$39.95でした。

日本の英和辞典や和英辞典に比べると、倍くらいのサイズで、重い辞書です。
ですが、使ってみると英語の勉強が楽しくなり、今でもお気に入りです。

今更、紙の辞書ですか~?と思われるでしょう。 
私としては、この存在感ある辞書がお勧めなのですが、どうぞご安心ください。 
スマートフォン対応のアプリ(課金有)もあります。

■たとえば、「津波(tsunami)」を調べてみよう!

「津波」という単語は、今や「tsunami」という英語になっています。
翻訳サイトで入力すると、
津波→tsunami、 tsunami→津波 以上。それだけなのですが、
OXFORD Advanced Learner’s DICTIONARYで「tsunami」を引いてみると…

noun (from Japanese) an extremely large wave in the sea caused, for example, by an earthquake. SYN TIDAL WAVE

「名詞(日本語由来)」の後、英文を前から読んでみて、「tsunami」の意味を英語のままでイメージしてみてください。

前から自然に読んで解釈してみると、
「ものすごく大きい波、海の、例えば、地震が原因で」になります。

最後に、不加算名詞 TIDAL WAVEとあるので、「tidal wave」も調べてみると、

1. a very large ocean wave that is caused by a storm or an earthquake, and that destroys things when it reaches the land.
2. (~of sth) a sudden increase in a particular feeling, activity or type of behavior: a tidal wave of crime/change/emotion.

同様に、前から自然に読んで解釈すると、
1.とても大きな海の波、嵐や地震が原因の、ものを破壊する、陸につくと
2.(何かの~)急に増してくる特定の感覚、行動や振る舞い:罪/変化/感情の~

微妙なニュアンスが違い、tsunamiは、a tidal waveの中でも、地震が原因の波をピンポイントで表していると分かりますね。

また、英語ネイティブさんは、この語順で考えて理解しています。
英文そのままでイメージする練習が、いかに英語で考える訓練になるか、感じていただけたと思います。

■英語で考える頭の訓練

このように、英語学習者用の英-英辞書は、私たちが中学校や高校で習ったレベルの易しい単語や文法表現で説明されていますが、大事なのは、たとえ知らない単語が入っていたとしても、単語ごとに翻訳するのではなく、英語のまま全体を読んで、直接イメージしたり考えたりする訓練をすることです。

英-英辞典を使うと、言いたい英単語が分からなくても、知っている単語を駆使して、シンプルな文法で言い換えれば、何でも伝えられるということが分かります。

ネイティブさんとの会話の中で、言い表したい英単語が出てこない時こそ、逆に自分が今知っている表現を使って話しながら、新しい語彙を増やしましょう!

辞書にはカラーの図解ページも挿入されているので、丸暗記ではなく「なるほどね~」と、使える単語や表現を自然に楽しく記憶することができます。

日本人はなぜか、日本語と意味がぴったりの難しい単語一語で、正確に話したいという衝動に駆られるようですが、実際に、日本語の表現と100%ぴったりくる英単語があるのかと言えば、無理な話です。

翻訳に頼るのではなく、英語で考える練習こそ、特にスピーキングやライティングのスキルアップにつながる勉強法なのです!

■まとめ

英語で考える脳を鍛えるために、英-英辞書「OXFORD Advanced Learner’s DICTIONARY」をお勧めします。

ひと昔前の電子辞書や、翻訳機能で得られる意味には、限界があります。

英-英辞典を活用する勉強法は、翻訳に頼らずに、英語で考える訓練になり、英会話上達の近道です。 特にスピーキングやライティングに自信がつきます。

是非、お手元に一冊お持ちください!

<関連サイト> スカイプ英会話を探すなら! | オンライン英会話比較360°

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