本気で英語を話せるようになりたいと思い、本格的に学習し始めてから早20年。
英会話スクール、短期留学、ワーキングホリディ、市販のテキストや教材、仕事での叩き上げを経て今に至ります。
今回は筆者が実践した「上達するための英会話学習実践法」について、少しでも読者の皆様のお役に立てるよう、5つのコツを交えてお話ししてみます。
<関連サイト> スカイプ英会話を探すなら! | オンライン英会話比較360°
■1、読むことで単語力・文法力・読解力アップにつながる
これを聞いて筆者は本屋さんに走り、読めそうなペーパーバックを何冊か購入して、読み終わらぬままクローゼットにしまい込んだ苦い思い出があります。
ここで問題となったのが、本の選び方と読み方でした。
多読という言葉を聞いたことがありますか?
多読(Extensive Reading)とは、文章を分析しないで大意を把握する読書法のことです。
実は、この方法を取り入れることによって、単語力・文法力・読解力が総合的に高められます。
1:辞書を引かなくても読める内容の簡単な物(1ページの文章が少ないお子様向けの本でも良いです)
2:分からないところは飛ばして、前後で意味を推測しながら読む
3:つまらなくなったら止める
4:本選びの際に、架空の固有名詞が多く出てくるファンタジーやSFなどは避ける
私が実際に試して良かったもので、皆さんにおすすめなのは『OxfordのPenguin Books』です。
学習者用に作られているので、レベル・単語数・英語or米語等が選べ、最後のページにはエクササイズまでついている優れもの。
最初は10分くらいでさらっと読めてしまう、薄いものから初めてみましょう!
■2、学習者用のアプリを活用
筆者が実際に活用しているのは、Duolingoというアプリです。
学びたい言語を選択可能、携帯に向かって話せば独学ではなかなか難しい発音のチェックもしてくれる機能がついており、単語のスペルチェックや文章の組み立てなどもクイズ形式で出題されるものです。
重いテキストを持ち歩く必要も無く、通勤時間の電車の中やコーヒーを片手に気軽に活用できるのも魅力です。
■3、鏡に向かって話す練習をしてみる
単語力もあり、文法も頭に叩き込まれている、それなりに今まで勉強してきているのに、いざ話そうと思うと言葉が出て来ないという方が結構います。
目の前にその人がいることによって焦ってしまったり、緊張してしまうからです。
普段から英語を話す人がいる環境にいれば、苦労はしませんがなかなか難しいのが現状。
そんなときは、”鏡の中にいる自分に向かって話す練習”をしてみましょう。
こうすることによって、目の前の人に話す感覚を養うと同時に、自分のボディランゲージや口の動かし方も細かくチェックすることが出来るのでおすすめです。
■4、自分に合った方法を見つける
あなたは独学でじっくり、一つの教材を地道に進めていく派ですか?
それとも人に褒められて伸びるタイプ、自称教材マニアの筆者のように色々な英会話スクールを試したり、教材を買いあさり、ちょこちょこ手を付けながら進めていく派ですか?
友人から良いとおすすめされたから、有名人が実践しているみたいだから・・・ただそのやり方が、必ずしもあなたに合っているとは限りません。
合う方法を見つけるまで、色々試してみる必要はあり、多少遠回りのように感じますが、その過程でも学べることがたくさんあります。
以前これを試してダメだったからと諦めずに、今度は違う方法を試して自分に一番会う方法を見つけてみましょう。
■5、定期的に自分のレベルを確かめてみる
英会話を学ぶということは、言うなれば目に見えないものへの投資です。
なかなかすぐに結果に結びつかなかったり、伸び悩んで壁にぶつかることだってあります。
今までの経験上、3ヶ月周期でその波がやってきて、諦めてしまう方が非常に多いです。
筆者は仕事などで差し迫って必要なことは無かったのですが、定期的にTOEICを受けて点数の推移を確認しながら、苦手を克服していきました。
また実践できる場を設けるため+自分へのご褒美も含め海外旅行へ出かけてみるなど、定期的に気合を入れなおす、今の自分のレベルや苦手を知ることによって、伸び悩みやマンネリの突破口が見つかることもあります。
■まとめ
今回は「上達するための英会話学習実践法」について、実際に私が実践してみたものをご紹介しました。前述したように人によって、学習方法の向き不向きはあります。
実際に学習し始めようと思ったけど、どこから手を付けたら良いか分からない、ちょっと行き詰まっているという方、この方法が自分に合いそうだと思った方はぜひお試し下さい。
また合わせて「英語をマスターしたいなら英語学習の3つのポイント」も読んでみてくださいね!