ジェームス・ディーンをCGで蘇らせる!?驚きのニュースとその反応で英語学習

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24歳の若さでこの世を去った伝説の俳優ジェームス・ディーン。なんとベトナム戦争を舞台にした新作映画で、CG技術を用いて彼が復活するという驚きのニュースが発表されました。当然のことながら、世界中から多くの否定的な意見が出たのです。今回はCG技術を用いたジェームス・ディーン復活に関する人々の意見で英語学習をしましょう。

映画がヒットすることで生まれる懸念

With all the talk of “de-aging”, resurrecting Actors - this was the first article / piece of news I’ve read that truly disturbed me lol. I fear that audiences with morbid curiosity will drive ticket sales for these films which studios will interpret as “DO MORE!”
ディエイジング、俳優の復活に関して色々とあるが、これが心から当惑した初めての記事だよ笑 。病的な好奇心の観客がチケット売上高を上げると、スタジオは「もっとやれ!」と解釈してしまうことが怖いよ。

【単語解説】
・resurrect – 復活させる
・article – 記事
・truly – 本当に、心から
・fear that 主語+動詞 – ~するのを恐れる
・audience – 観客
・morbid – 病的な
・curiosity – 好奇心
・drive – ~するのを促す
・interpret as – ~と解釈する

確かに、映画がヒットすると今は亡き往年の名優たちが、CG技術によって続々と復活する可能性が高くあります。

やっぱりこの意見が多いよね

Let him rest! 
彼を休ませてあげろ!

【単語解説】
・rest – 休む

なんだか亡くなった後も、働かされている感覚はありますよね。なにより、生み出されるのはジェームス・ディーンではなく、彼そっくりの映像のような気がします。

タイムトラベルしてここから出たいよ!

Ugh! I Can’t!! No! No! No!
Just Because They ‘Can’ Doesn’t Mean They ‘Should!’
If this is the future of entertainment I’m looking for Time Travel to get me outta here!!! :( 
そんなのできない!ダメだ!
亡くなった名優たちが演技できないからと、彼らは演技をすべきということではないんだ
もしこれが将来のエンターテインメントになるなら、私はタイムトラベルを探して、ここから抜け出すよ!!

【単語解説】
・just because A doesn’t mean B
これは頻出の便利表現です。AとB部分には主語+動詞(+)の文章が続きます。意味は「AだからといってBというわけではない」。
・look for – ~を探す
・outta – out ofの略
・get out of here – ここから抜け出す、出ていく

亡くなった俳優を無理やり映画出演させるべきではないのかもしれません。そもそも、本人の意志と関係ないところで、映画出演が決まってしまいます。本当は出たくない映画に出演させられる、ということもあるかもしれません。

才能ある若い俳優たちを起用すべきだ!

https://twitter.com/JasonMcFiggins/status/1192166041239072769
Somewhere out there is an explosively talented, young actor going through the audition grind, studying Brando, Gable, and Nicholson to better his craft. Hire that guy. Don't oddly recreate and falsely represent
この世界のどこかには、才能豊かな若い俳優たちがオーディションに破れ、演技をより良くするためにブランドやゲーブル、ニコルソンなどを勉強している。そういった俳優を雇わなきゃいけない。奇妙に俳優を複製してはダメだ。

【単語解説】
・somewhere – どこか
・explosively – 爆発的に
・talented – 才能ある
・go through – 経験する
・craft – 原型
・hire – 雇う
・oddly – 奇妙に

亡くなった俳優を復活させる問題の1つが、若い俳優たちのチャンスの芽がつまれること。一般的になれば、俳優たちは亡き名優たちと競い合う必要が出てきます。

キャプテンアメリカも声を上げた

https://twitter.com/ChrisEvans/status/1192137540842733568
I’m sure he’d be thrilled 
This is awful.
Maybe we can get a computer to paint us a new Picasso. Or write a couple new John Lennon tunes.
The complete lack of understanding here is shameful.
彼はワクワクするだろうね。
これはひどい。
コンピューターを使えば新たなピカソができるかもしれない。もしくはジョン・レノンの音もね。
完全に理解不足なのは、恥じらいだ。

【単語解説】
・I’m sure ~ – ~だと確信する
・awful – ひどい
・paint – 描く
・lack of – ~が不足する
・shameful – 恥ずべき

キャプテンアメリカで知られるクリス・エヴァンスのツイート。彼をはじめ多くの俳優が、反対の意見を表明しています。

そんなに実現は簡単なものじゃない

https://twitter.com/julieannemery/status/1192109211267690496
Yeah,  that's not James Dean.
It's his face on a motion capture performance and an "anonymous" actor providing voice pattern and choices.
そうね、それはジェームス・ディーンではないわ
演技をするモーションキャプチャーに彼の顔が乗せられたものであり、匿名の俳優が声などを与えるだけ。
I'd like to know how it will be credited.
How the real actors will be paid.
And how little this team understands the acting craft
クレジット表記がどうなるのか知りたいわ
本物の俳優はどうやって報酬を受け取るのでしょうか
そしてこの小さなチームは演技技術をどう理解しているのでしょうか

【単語解説】
・anonymous – 匿名の
・provide – 供給する
・pay – 支払う
・craft – 技術

魂がこもっていないモーションキャプチャーは、ジェームス・ディーンではありません。そもそも、そんなに簡単に彼の演技を再現できるのでしょうか。

まとめ

今回はジェームス・ディーン復活のニュースに対する意見で英語学習してきました。本当に実現されるとしても、願うのは彼の名声に泥を塗らない仕上りになるばかり。問題の作品の仕上り次第で、今後の映画のあり方が大きく変わるかもしれません。

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