上司や同僚を取引先に紹介する時の英語表現

人と人とをつなげることは、ビジネスを円滑に進めるために欠かせません。取引先の方と、自社の上司や同僚が初めて会う時には、あなたが紹介してお互いに良い印象を持つように手助けすることになります。できれば、初対面のぎこちなさをなくすことまでできれば大成功です。

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1.人を紹介する時のルール

人を紹介する時には一般的な順序がありますので、まずそれを確認しておきましょう。

(1)外部の人に身内の人を紹介する
(2)目上の人に目下の人を紹介する
(3)女性に男性を紹介する

たとえば、自分の上司が取引先の方より目上であっても、(1)が(2)より先になるので、まず上司を取引先に紹介するということになります。

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2.誰かを紹介したいことを伝える

まず、まだ当人同士が対面していない段階で、紹介したい人がいることを伝える表現から見てみましょう。

I'd like to introduce you to someone.
 あなたを紹介したい人がいます。

紹介する(introduce)を使うのが一番自然で一般的な言い方ですね。
introduce A to B で、「AをBに紹介する」という形で、「紹介したい人」を someone で表します。また、There is someone 〜と始めれば次のようになります。

There is someone I want to introduce to you. 
 あなたに紹介したい人がいます。

なお、最初か最後に相手に呼びかけるのもいいでしょう。

Mr. Brown, I'd like to introduce you to someone.
 ブラウンさん、あなたに紹介したい人がいます。
There is someone I want to introduce to you, Ken.
 あなたに紹介したい人がいます、ケン。

英語の場合ファーストネームで呼ぶこと自体は、取引先の人であっても日ごろそういう関係を築いていれば問題ありません。

次に、もう少していねいな言い方もあります。

Please allow me to introduce you to someone.
 あなたを紹介したい人がいます。

前の2つの文では、I’d like to 〜の方が I want to 〜よりも控えめな感じがしますが、Please allow me 〜は「紹介することを許してください」という言い方なのでさらにていねいになります。

「紹介する」でも introduce を使わない言い方もあります。

There is someone I think you should meet.
 会っていただきたい人がいます。

この should はもちろん「義務」ではなく「〜した方がいい」という気持ちを表しています。このように複数の意味のある should なので、日常会話で脈絡なく使うと誤解されることもありますが、今回のように状況がはっきりしている場合には問題ありません。

これまでとは反対に、「あなたを紹介する」という言い方もあります。

There's someone I'd like to introduce you to.
 あなたを紹介したい人がいます。

ここで最後に to があることに注意してください。この文では someone の後に関係代名詞 that (who) が省略されていて、先行詞は someone です。つまり
 There is someone
 I’d like to introduce you to someone
を結びつける形ですので、最後の to は必須になります。

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3.直接紹介する

いよいよ直接対面して紹介する時が来ました。この場合も、それぞれの文で呼びかけを加えることができます。その時、呼びかけられる人に対してはファーストネームのみでいいですが、紹介する人の名前はきちんとフルネームで言うようにします。(あたりまえのことですが。)

John, this is Sho Sakuragi. He's the one I've been telling you about. Sho, this is Mr. John Hopkins.
 ジョン、こちらは私がお話ししていた桜木翔です。翔、こちらはジョン・ホプキンスさんです。

電話ではありませんが、「こちらが」は This is で大丈夫です。というよりも、すぐ目の前にいる人について、He is She is は不自然なので使わないようにしましょう。

また、日本人の名前を英語で言う時に、たとえば「ヤ『マ』ダ」のように英語風にアクセントを付けて言う人が多いようですが、ただ伝統的に行われているだけで本人もうれしくないでしょうし、誰の役にもたちません。

人名に限らず、地名も同じことです。たとえば「お台場」を最初に「オ『ダイ』バ」と(ちょうどチョコレートのGodivaの英語読み「ゴダイヴァ」のように)紹介された人は、街なかで人が普通に「お台場」と言っていても理解できないかもしれません。日本の名前は、ふつうに日本語呼ぶとおりに紹介してあげた方が親切だと思います。

Mr. Jackson, I'd like you to meet Kazu Morita, our sales manager.
 ジャクソンさん、営業部長の森田カズをご紹介します。
I'd like you to meet our IT manager, Mr. Masao Shibakari.
 IT部長の芝刈正雄をご紹介します。

仕事や職位をつけて紹介する時は、名前の前でも後でもかまいませんが、「〜担当」を表す in charge of なども使いましょう。

I'd like to introduce Masako Sakai (who is) in charge of research and development.
 研究開発を担当している堺雅子をご紹介します。

複数の人を紹介する場合もありますが、その時は最初に

I'd like to introduce you to our staff.
 当社のスタッフに紹介します。

のように言ってから1人ずつ紹介するか、場合によっては自己紹介してもらうという方法もあります。なお staff は集合名詞なので複数の人でも staffs とは言いません。また、個別の紹介の前に

There are 10 people working in the sales department.
 営業部は10人います。

と付け加えたりもします。

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4.詳しい情報を与える

新しい人を紹介された時、相手が一番知りたいのはこれからどのようにその人と関わっていくのか、その人を知っているとどんな良いことがあるのか、ということですね。そこで、長くなり過ぎない程度に担当分野や専門性などを伝えておくといいでしょう。

She has a lot of experience with European market.
 彼女は欧州市場について豊富な経験を持っています。
His specialty is Japanese financial regulations on foreign investments.
 彼の専門は、海外投資に関する日本の金融面での規制に関する分野です。
He worked in the Public Relations Department for three years, and then in the Sales Department for five years.
 彼は広報部門で3年勤務した後、営業部門に5年いました。

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5.おわりに(握手について)

自分の会社の上司や同僚、スタッフを紹介するフレーズはいかがでしたか?

ところで英米人の場合には、紹介し合った時に握手をするのが普通ですが、いちばん大切なのは相手の手をしっかりと握ることです。

日本人はこういう文化に慣れていないことと、元来控えめなせいか、握手が弱すぎたり手先だけちょっと握ったりする人がいます。ところが握手が弱いと、心がこもっていない印象を与えてしまうことがあります。

強く握りすぎる必要はありませんので、相手の目を見ながらしっかり握手しましょう。

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