英語中級者から上級者へとなる勉強法。これでもう伸び悩まない!

勉強法
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あるていど英語が話せるようになったけど、最近伸び悩んでいるとお悩みではありませんか?
伸び悩みは英語学習者ならば誰もが通る道。特に英語を喋ることができるようなってきた中級者は、なかなかその先に行くことは難しいです。もしかしたら学習方法の替え時かもしれません。
今回は中級者から上級者へとなるための英語学習法を紹介します。

英語学習はレベルによって変えないといけない

もし英語能力に伸び悩みを感じたら勉強方法の替え時かもしれません。
いつも同じ英語学習を行うのではなく、レベルが上がったらさらに難易度の高い英語学習を行うべきです。例えば基本的な文法学習をずっとやっていても、それほど上達の見込みがあるかどうかと言えばそうではないですよね。

英語中級者は文法も理解できて、辞書なしでも英文をある程度読めることができる、スピーキングの楽しさを実感しはじめた人たちです。目安としてはTOEIC720点以上、英検準2級以上でしょうか。
とにかくじぶんが英語中級者だと思っていて、且つ伸び悩みを感じていたら今記事をぜひ最後まで読んでみてください。

英語中級者の方の多くはアウトプット学習を中心に行っています。おそらくあなたもアウトプットを行えば、流暢なスピーキングが身につくと考えているはずです。確かにそれは間違いではありません。
しかしインプットあってこそのアウトプットです。インプットで新たに覚えたことをアウトプットすることで、英語能力はあがります。そして私が考えるに中級者からはインプット中心の学習が大切となります。
ここからは具体的に中級者が行うべき英語学習を紹介します。

フレーズをたくさん覚える

中級者から上級者になるために絶対に欠かせないのが、実際に使えそうなフレーズをたくさん覚えることです。これは私が実際に行った学習法です。
TOEICで900点を獲得した後も、なかなか自分が言いたいことを表現できない日々が続いていました。それを打開するために私が行ったのは、自分が使えそうなフレーズを暗記して、口からスラスラと出るまで何度も練習するというものです。

私が実際に覚えたフレーズを一部紹介すると、以下のようなものです。

I know what you're thinking.
Just because you’re right doesn’t mean I’m wrong.
Don’t justify yourself.

短いものから長いものまで、少しでも使えそうだなと思ったものは完璧に暗記しました。
実際に自分で英文を作って暗記するのもいいですが、私はドラマや映画のセリフばかりを暗記していました。

英文のストック数を増やして、口からスラスラと出るようになったらオンライン英会話などで実際に使ってみるといいですね。

発音

発音学習は重要ですけど多くの人に見落とされています。
あなたは発音学習を行ったことはありますか?英語学習を始めたばかりの頃に発音学習を行うのがベストですが、中級者の時に行っても問題ありません。

ご存じのように、英語には日本語にはない音がたくさんあります。コミュニケーションをとるために流暢な発音は必要はありませんが、最低限の基本的な発音は必要となります。
よく言われるのがRiceとLiceの発音ですよね。日本人はLiceの発音になってしまいますが、これは「シラミ」という意味ですよ。相手は文脈で判断してくれますが、相手に負担をかけると言った意味では円滑なコミュニケーションが取れているとは言えません。

発音は言語の基本です。そのため発音はしっかりと学ぶ価値があります。
私は英語学習を始めたときに、まず最初に行ったのが発音学習でした。発音を徹底的に学んだことは私の大きな財産となりました。これから円滑なコミュニケーションを取ることを目的とする中級者だからこそ、基本の発音を徹底的に学びなおしてみましょう。

洋書や英語の記事を読む

英語のインプットを行うためには洋書や英語の記事を読むことが一番です。
まだ中級者だと辞書なしで洋書や英文記事を8割がた理解するのは難しいと思います。そのため洋書や記事を読むときは辞書が必ず必要となります。

英文の記事を読むときには精読と速読を行うといいでしょう。
1回目は辞書を使わずに読んでみます。2回目には辞書を使用しながら読んで、内容の8~9割を理解するようにします。その際には知らない単語を全て調べるのではなく、キーワードとなる単語を見落とさないようにしましょう。もちろん辞書で調べた単語は暗記します。

また単語単位で覚えるのもいいですが、おすすめは文章で覚えることです。もし使えそうな英文があったのならば、英文ごと暗記しましょう。
先にも述べましたが、文章のストックを増やすことが表現力の幅を広げるカギとなります。

洋書はまだしも、英語の記事を読むのは少々退屈かもしれません。そもそもインプットは退屈な作業です。そのため英語中級者の方は楽しいアウトプットばかり行ってしまいます。
しかし何度も言うようにインプットが中級者以降は大切です。自分に厳しくなって、インプットする機会を多く作りましょう。

資格に挑戦する

インプットを強制的に行うためには英語の資格に挑戦するのが1番です。英語の資格はTOEICや英検だけではありません。他にもたくさん資格検定はあります。資格を取ることで得をすることはあっても損をすることはありません。

あなたの目的に合った検定を受けるのがベストですが、実際どれを受ければいいのかよくわかりませんよね。もしわからなければ、TOEICを強くおすすめします。
TOEICの学習をすることでビジネスシーンで必要な英語を学ぶことができます。TOEICに関しては批判的な声も多いですが、日本で最も有名で評価される英語検定でもあります。とりあえずTOEICで850点以上取得して、それでもTOEICは必要ないと感じたら批判をしましょう。850点は高得点ですが、中級者の方なら達成できる可能性は非常に高いです。

英英辞書を使用する

ある程度の英語力が身に付いたら和英辞書を使用するのはやめましょう。英英辞書を使用することで得られるメリットはたくさんありますが、最大のメリットは英語の微妙なニュアンスを理解できるようになると言うことです。

英英辞書は無料で使用できるものがインターネット上にたくさんあります。アプリでダウンロードしておけばオフラインでも利用できるので、1つはダウンロードしておくといいですね。

洋楽を歌えるようになる

今回紹介した学習法で唯一楽しいものが洋楽を使用したものです。中級者の方には、洋楽でインプットをしてもらうのはもちろんんですが、完璧に歌えるように練習もして頂きたいです。

洋楽を歌えるようになるのは難しいです。まずは歌詞を覚えることから始まり、英語のリズムや発音を意識しつつ歌を歌います。何度も練習して初めて歌えるようになるので大変な作業ですが、これは苦労を感じないほど楽しいです。
また歌を歌えるようになったころには、その曲に使用されているフレーズや英語表現も身についています。インプットとアウトプットを同時に行える学習なので、ぜひ取り入れてみてください。

地道な学習が上達の秘訣

英語上達のために必要なのは地道な学習です。
英語を始めた当初も地道な学習を頑張って、中級者になれたと思います。中級者から上級者になるためにも同じです。
いつも地道な学習があなたの英語力の基礎を作ることは覚えておきましょう。地道にインプットを続けて、アウトプットの際には思う存分楽しんでください。

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