意外と面白いかも。おやじギャクで英語学習

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英語圏にはDad Jokes/Daddy Jokesというものがあります。お察しの通り、これはおやじギャグのこと。おやじギャグは世界共通の楽しみと言っても過言ではありません。今回は英語のおやじギャグで英語学習をしましょう。紹介するのは私のツボにはまったもので、もしかしたらつまらないと感じるかもしれません。
でも、そのつまらなさもおやじギャグの魅力でもあります。ドヤ顔でギャグを言う中年男性の姿を想像し、時には笑い、時には真顔に戻りながら、ぜひ最後まで読んでみてください。

お手本のようなおやじギャグ

What do you call a Mexican who has lost his car? Carlos.
車を失ったメキシコ人を何て呼ぶ?カーロス

【単語解説】
mexican – メキシコ人
lose – 失う

個人的には面白かったですが、これは個人差が大きいギャグですね。カルロスはスペイン語圏に多い名前。スペイン語圏のメキシコにも多くのカルロスさんがいるでしょう。車を失ったメキシコ人はCarlosと呼ばれます。理由は、Car+Loss=Carlosだから。ジョークを言った人のドヤ顔が思い浮かびますね。

月にあるレストランの評判は?

Did you hear about the restaurant on the moon? Great food, no atmosphere.
月にあるレストランについて聞いたかい?素晴らしい料理だけど、雰囲気はないってさ

【単語解説】
hear about – ~について聞く
moon – 月
atmosphere – 雰囲気、

上手いおやじギャグですね。レストラン選びで重要なのは、提供される料理はもちろんですが、雰囲気も重要。雰囲気が悪ければ、どんなに素晴らしい料理も台無しです。月の上にあるレストランはロケーション、料理も素晴らしいそうです。でも肝心な雰囲気はありません。「雰囲気」を意味するatmosphereには「空気」という意味もあります。「空気」と「雰囲気」をかけたインテリおやじギャグです。

知っている人もいるかも?超有名おやじギャグ

What did the buffalo say to his son when he left for college? Bison.
息子が大学進学のため去ったとき、バッファローは何と言った?バイソン。

【単語解説】
buffalo – バッファロー
son – 息子
leave – 去る
bison – バイソン

英語圏の「布団が吹っ飛んだ」と言っても過言ではありません。超有名なおやじギャグなので、知っている方もいるでしょう。バッファローとバイソンは正確には違う生物ですが、見た目はほとんど同じ。バッファローが息子が去ったときに言った言葉は、bison=bye son。

自転車が立てない理由

Why couldn’t the bicycle stand up by itself?It was two tired.
なんで自転車は自分で立つことができないの?自転車はとても疲れているからだよ。

【単語解説】
bicycle – 自転車
stand up – 立ち上がる
by oneself – 自分自身で

自転車についているタイヤの数は2つですよね。2つのタイヤを英語にするとtwo tires。でもおやじギャグではtwo tiredになっていますよね。two tiredには2つの意味がかかっています。1つはtwo tires「2つのタイヤ」、もう1つはtoo tired「疲れすぎている」です。タイヤが2つしかなければ、とても疲れているので自転車は立ち上がれないのです。

カモフラージュズボンを買いに行ったけど

I went to buy some camouflage trousers the other day, but I couldn’t find any.
この前カモフラージュズボンを買いに行ったんだけど、見つけることができないかったよ。

【単語解説】
camouflage – カモフラージュ
trousers – ズボン
the other day – 先日、この前

迷彩柄のズボンは軍人が敵から身を隠すために使用していました。そんなカモフラージュズボンを買いに行ったお父さんですが、残念ながら1つも見つけることができなかったそうです。どうやらカモフラージュズボンはすでに隠れていたよう。購入するのさえ一苦労なんですね。このおやじギャグもまた、ドヤ顔が思い浮かびます。

思わず使いたくなるおやじギャグ

I got hit in the head with a can of Diet Coke today. Don't worry I'm not hurt. It was a soft drink
今日、ダイエットコーラの缶が頭にあたったんだ。心配しないで、全然痛まなかったから。だってソフトドリンクだからね。

【単語解説】
hit – 打つ
don’t worry – 心配しないで
hurt – 痛む

これは解説の必要がありませんし、日本人にも使えますよね。ソフトドリンク、つまり柔らかいドリンクだから、頭に缶が当たってもダメージがないというわけです。

サービス精神がないバー

A ham sandwich walks into a bar and orders a beer the bartender  says ”sorry we don't serve food here”
ハムサンドイッチがバーに入って、バーテンダーにビールを注文しました。バーテンダーは「申し訳ございません。食べ物に提供はしていません」と言いました。

【単語解説】
walk into – 中に入る
order – 注文する
bartender – バーテンダー
serve – 食事や飲みものを出す

このおやじギャグのポイントは2つ。バーとバーテンダーの言葉です。バーでは基本的に食事が出されることはありません。出されたとしても、お酒に合うおつまみくらい。そしてバーテンダーはサンドイッチに「食べ物にビールは出しません」と言いました。serveには「食べ物や飲み物を出す」という意味のほかに「仕える」という意味もあるのです。バーテンダーは、サンドイッチに仕えませんよと言ったのですね。

生徒が誘拐された!?その真相とは

Did you hear about kidnapping at school?
No. What happened?
The teacher woke him up.
学校で起きた誘拐について聞いたか?
いいや。何が起きたの?
先生がその生徒を起こしたんだよ

【単語解説】
kidnap – 誘拐する

2人の会話のずれを活かしたおやじギャグ。このギャグを見たとき、お笑いコンビ「アンジャッシュ」のコントを思い出しました。kidnapは「誘拐」という意味ですがkid napだと「子供がうたた寝する」。本当はDid you hear about kid napping at school?だったのに、kidnappingと聞き間違えちゃったのですね。面白いおやじギャグでした。

セレブもおやじギャグが大好き!

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リアリティスターのキム・カーダシアンはインスタグラム上に1億人以上のフォロワーを持つ大スター。そんな彼女が来日中インスタに投稿した写真が話題となりました。それが上半身裸のキムがうどんを食べている写真。投稿にはnudelsの文字が。もうお気づきですよね。nude「裸」とnoodle「麺」をかけたおやじギャグでした。280万以上の「いいね」がついた、史上最高にウケたおやじギャグかもしれません。

まとめ

今回は楽しく(?)おやじギャグで英語学習をしました。もっとおやじギャグを知りたい方はGoogleで「Dad Jokes」と検索しても良いですし、Twitter等のSNSで#dadjokesと検索するのもオススメ。意外といい英語学習になるので、勉強に疲れたときにでも見てみてください。

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