【テレビ史上最高作】ブレイキング・バッドの名言で英語学習

ドラマで学ぶ
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テレビ史上最高のドラマシリーズと言われるのが「ブレイキング・バッド」シリーズ。数多くの賞を受賞し、世界中から絶賛の声を受けたにもかかわらず、シーズン5できっぱりと終了した伝説のドラマ。私は最近見始めて、思わずハマってしまったので、今回はブレイキング・バッドの名言で英語学習をしましょう!

「ブレイキング・バッド」を簡単におさらい

すでに視聴した方は知っていると思いますが、「ブレイキング・バッド」はドラッグ製造物語です。タイトルのbreaking badはアメリカ南部のスラングで、意味は「急に道を踏み外す」や「権力に逆らう」というもの。

そんなドラマの主人公は、高校で化学を教えるウォルター・ホワイト。誠実で法を犯すようなことは一切しなかったウォルターを変える出来事が起きます。ウォルターは肺がんに犯されていたのです。

肺がんと診断され、多額の治療費が支払う必要が出てきました。さらに、死を覚悟したウォルターは家族のためにお金を残そうとします。彼は優れた化学知識を活用し、麻薬製造者になるのです。

元教え子のジェシー・ピンクマンとパートナーになり、彼らはブルーメスと呼ばれる極めて質の高いドラッグを市場へ出します。しかし、順当にはいかずウォルターとジェシーは麻薬抗争に巻き込まれ、家族とのトラブルも生まれていくのです。

「ブレイキング・バッド」の心に残る名言

1.怯えこそが最大の敵

"I have spent my whole life scared, frightened of things that could happen, might happen, might not happen, 50-years I spent like that. Finding myself awake at three in the morning. But you know what? Ever since my diagnosis, I sleep just fine. What I came to realize is that fear, that’s the worst of it. That’s the real enemy. So, get up, get out in the real world and you kick that bastard as hard you can right in the teeth."  Walter White

「私はいつも怯えた人生を過ごしてきた。起こるかもしれないこと、起きなかった可能性があることに怯えていたんだ。50年間、私はそうやって怯えてきた。毎朝3時に目を覚ましていたんだ。でも、がんと診断されて以来、私はぐっすりと眠れている。気づいたのは恐れが最も悪いことなんだ。恐れこそが本当の敵なんだ。だから、立ち上がって本当の世界から出ていくんだ。そして、恐れを思いっきり蹴り飛ばすんだよ。」ウォルター・ホワイト

【単語解説】
scared – 恐れて
frightened – 怖い
ever since – ~して以来
realize – 気づく
bastard – 野郎

ウォルターは、常に何かに恐れてきた人生を過ごしていました。しかし、がんと診断されると「恐れ」こそが最大の敵だと気づいたのです。起きたことは受け止める。起きる可能性もあれば、起きない可能性もあることに恐れてはいけないということですね。

2.家族を持つこととは?

"When you have children, you always have family. They will always be your priority, your responsibility. And a man, a man provides. And he does it even when he’s not appreciated or respected or even loved. He simply bears up and he does it. Because he’s a man." Gus Fring

「子どもがいるということは、いつも家族がいるということだ。家族はいつも君の重要なものとなり、君が責任を持たないといけない。そして男は、男は提供するんだ。男は感謝されなくとも、尊敬されなくとも、たとえ愛されなくとも供給するんだ、なぜなら彼は男だからだ。」 ガス・フリング

【単語解説】
priority – 重要事項、優先
responsibility – 責任

これはマフィアのボス、ガス・フリングの言葉です。注目は、子ども=家族と言うことですね。血縁関係を重要視しているのでしょうか。とにかく、家族を持つと何が合っても責任は果たさないといけないということです。

3.ゲームの支配者たるものの名言

"We’re done when I say we’re done." Walter White

「私が終わったと言ったとき、終わるんだ」 ウォルター・ホワイト

ウォルターは次第に裏の世界の大物となっていきます。麻薬製造者がいなければ、闇の世界は成り立たない。まさに、自分がルールだと言っているかのような印象的な名言です。

4.結局はどれだけコミットできるかどうか

"If you're committed enough, you can make any story work. I once told a woman I was Kevin Costner, and it worked because I believed it'"Saul Goodman

「十分にコミットすれば、どんな話でもうまくいくさ。昔、女性に私はケビン・コスナーだと話したら、本当にその話を信じたんだ。私は自分がケビン・コスナーだと信じていたからね」 ソウル・グッドマン

ドラマ内で弁護士として登場するソウル。コミカルなキャラクターですが、このセリフは良い名言ですよね。どれだけコミットできるかが、成功への確率を左右します。 

5.息子が見るウォルター

"He's a great father, a great teacher. He knows like everything there is to know about chemistry. He's patient with you, he's always there for you. He's just decent. And he always does the right thing and that's how he teaches me to be." Walter White, Jr.

「彼は素晴らしい父親で、素晴らしい教師だよ。彼は化学のことなら全て知っているんだ。彼は忍耐強くて、いつもそばにいてくれる。きちんとした人だよ。そしていつも正しいことをして、僕にもそういう人間になるように教えてくれたんだ」 ウォルター・ホワイト・ジュニア

【単語解説】
chemistry – 化学
patient – 忍耐強い
decent – きちんとした

ジュニアはウォルターの息子。ウォルターに強い愛情を持っているジュニアの言葉は響きますよね。

6.流れに乗ろうぜ!

"Put me on your magical boat, man, and sail me down your chocolatey river of meth!" Badger

「お前の魔法の舟に乗せてくれよ、それでメスという名のチョコレートリバーを下るんだ!」 バッジャー

【単語解説】
sail down – 川を下る

ジェシーの友人で、ドラッグ「メス」の販売員です。チャンスがあれば、その流れに乗るという姿勢は見習いたいですね。

まとめ

「ブレイキング・バッド」シリーズは本当に面白い海外ドラマです。各動画配信サービスで視聴できるので、見たことがない方は見てみてください。また、日常会話で必要なフレーズや単語がよく出てきます。英語学習の一環として視聴しても良いですね。

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