人気ドラマで英語を学習しよう~シャーロック シーズン1~

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小説『シャーロックホームズの冒険』は、スコットランド生まれのコナン・ドイルが書いた19世紀のミステリーで、何度も映画化・ドラマ化されています。
ドラマ「シャーロック」はイギリスのBBCが作成し、登場人物や背景を現代に置き換えた作品です。
2010年にシーズン1が放映されると瞬く間に人気が出て、英国アカデミー賞最優秀テレビドラマ賞を受賞。
シャーロックを演じるベネディクト・カンバーバッチは、この作品で大スターへと上り詰めました。
2015年には同じキャストでこのドラマのスピンオフ的劇場版映画が製作され、日本でも2016年に公開されます。
劇場版では、舞台を原作のビクトリア期に戻しているそうです。

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■意見や気持ちを尋ねる

エピソード1から、シャーロックとは切っても切れない相棒のジョン・ワトソンとの出会いのシーンを見てみましょう。

戦地から復員したジョンは学生時代の友人マイク・スタンフォードに再会し、ルームシェアを勧められシャーロックに引き合わされます。

Mike: An old friend of mine, John Watson.「旧友のジョン・ワトソンだ」
Sherlock: Afghanistan or Iraq ?「アフガニスタンか、イラク?」
S: Which was it ? Afghanistan or Iraq ?「アフガニスタンか、イラク、どちらに行ったんだ?」
J: Afghanistan. So how did you -「アフガニスタンだが、なんで…」
S: ①How do you feel about the violin ?「バイオリンについてどう思う?」
J: Sorry, what ?「え?何?」
S: I play the violin when I'm thinking, sometimes not talking for days. ②Does that bother you ? ③Potential flat-mate should know the worst thing about each other. 「考える時にバイオリンを弾くんだ。何日もしゃべらないこともある。それは気になるかい?ルームシェアするんだったら、お互いの欠点を知っておくべきだろう?」
J: You told him about me.「俺のことを話したんだな」
M: Not a word.「いや、一言も」
J: Then, who said about a flat-mate ?「じゃあ、だれがルームシェアのことを話したんだ?」
S: I did. I told Mike this morning that I might be a difficult man to find a flat-mate for.「俺だよ。俺が今朝マイクに、ルームメイトなんて見つからないだろうなって言ったんだ。」

何かについての気持ち・意向を尋ねる言い方が①How do you feel about~ です。
この会話の中では、ワトソンはこの質問に答えていませんが、一般的には次のような答え方ができるでしょう。

I’m fond of it.「好きだよ」
I don’t mind.「気にならないよ」
I don’t particularly like it.「特に好きというわけじゃないよ」

特に重大な問題点については、②Does that bother you ?と尋ねます。
bother は「気になる・いやだと思う」という意味なので、OK ならNo、いやだったらYes で答えることになります。
逆になるので気を付けましょう。

Not at all.「全然かまわないよ」
Oh, yes, it does.「ほんとに困るんだ」

③Potential〜 というのは、潜在的に起こりうる何かを表します。「~になる可能性のあるもの」という意味です。

日本語では「ルームシェア」「ルームメイト」と言いますが、シャーロックが借りたのは同じ階にリビング、キッチン、寝室などがある世帯向けのアパートなので、イギリスではflat と言います。
それでflat-mateになるわけです。

なお、シャーロックホームズの家Baker Street 221B は有名な住所ですが、実際のBaker Streetに221Bという番地は存在しません。
また、ドラマの中では、玄関の扉に221Bと表示されていますが、普通の番地表示は221だけでBまでは表示しません。

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■ほめ言葉

このドラマで描かれているシャーロックは、連続殺人事件をThe game is on.「ゲームが始まった」と表現するような不謹慎で傲慢な青年ですが、秀でた推理力でスコットランドヤード(イギリスの警察)の捜査に協力します。

犯罪現場に行く車中でワトソンの経歴や家族についてなぜわかったかを解説した後の会話です。

John: That was amazing.「すばらしい」
Sherlock: Do you think so ?「そう思うか?」
J: Of course it was extraordinary. Quite extraordinary.「もちろんすごいよ。本当にすごい」
S: People don't always say that to me.「普段はそんな風には言われない」
J: What do people always say ?「みんな、なんて言うんだい?」
S: Piss off !「放っとけ!って」

また、実際の現場で、次のような会話があります。推理の邪魔になるからと、シャーロックが現場にいる全員に静かにするように命じて、自分の考えを披露した後の会話です。

J: It's brilliant, sorry.「すばらしいな、ごめん」
J: Fantastic.「すごい」
S: You do that aloud. 「口に出して言ってるぞ」
J: Sorry, I'll shut up.「ごめん、黙るよ」
S: That's fine.「いや、かまわないさ」

ほめられて嫌がる人はいません。
推理の邪魔になるからしゃべるなと言っていても、ほめ言葉は受け入れるんですね。
ここでワトソンが使っているほめ言葉は、どれも日常会話でも使えます。
特に、Fantastic やAmazing は、たいていの場面で使える万能のほめ言葉です。
Brilliant は頭脳が優れている人に、Extraordinary はずば抜けて何かができることに対して使います。

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■逆の発想

このように素晴らしい頭脳を持ち独自の推理を展開してみんなをうならせるシャーロックですが、警察官からは信用がなく、ドノバン巡査部長や鑑識のアンダーソンからは変人(freak)呼ばわりされていて、ドノバンンは「シャーロックは心を病んでいる」と言い切ります(ちなみに、ドノバンの猜疑心はシーズン2の伏線にもなっています)。

ドノバンはワトソンにもStay away from Sherlock Holmes.「シャーロックホームズに近づくな」と忠告します。
日本語では「近づくな」と言いますが、英語では「離れていろ」と表現します。日・英で発想が逆になっていますね。

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■まとめ

日本で耳にするのは、どうしてもアメリカ英語が多いのですが、語学留学や資格試験でイギリス英語のリスニング力が必要な方もいらっしゃるでしょう。
このドラマの中のシャーロック・ホームズの早口な長セリフはリスニング素材としては少々ハードルが高めかもしれませんが、魅力のある作品を何度も視聴すれば、ストレスなく耳を慣らすことができると思います。

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