夜更かし確定！海外ドラマでアメリカのカルチャーを感じてみよう！

海外ドラマ

2016.07.282019.06.19

英語を勉強する方法の一つとして、代表的なものとして、海外ドラマはよく挙げられます。筆者が高校生の頃には、『24（トゥエンティ・フォー）』や『LOST（ロスト）』あるいは、『HEROES（ヒーローズ）』のようなアクションとドラマチックな展開に、四六時中ハマってしまい、続きが気になって、他のことに手がつかない。レンタルショップでのDVD貸出が始まったら、誰もが同じ状態にハマってしまい、何ヶ月も待ったような記憶もあります。そんな問題もいまや、ネットで解決。ほとんどの海外ドラマは、NetflixやHuluなどの定額オンライン動画サービスを使って、観ることができるのです。Youtubeの時代となり、個人が製作した動画が話題となることも増えてきましたが、ドラマはドラマ、長い時間をかけて、最高のキャスティングで作り上げられる作品は、それとして見る価値のあるものなのです。

アメリカでは、海外ドラマでのエピソードは、なかなかの頻度で話題になることがあります。例えば、筆者が先日参加した3日丸々使って行うスタートアップでは、「ゲームオブスローンズ見てないの？！」と驚かれ、今やほとんど社会現象のようになっている場合もあります。昔から、ドラマは現代の文化を象徴してくれるような役割も持っています。いま、とっておきの流行している海外ドラマを一挙ご紹介させていただきます。

◼︎ Game of Thrones（ゲーム・オブ・スローンズ）

アメリカで爆発的大ヒットとなっている、大河ファンタジー。原作はジョージ・P・R・マーティン『氷と炎の歌』です。モデルとなっているのは、中世のアイルランドとなり、ロードオブザリングに世界観が似ているような印象を受けます。舞台となっている七王国で行われる政治の揺らぎと、民族同士の紛争、そして人間関係がドラマとなっています。毎回、「え！次どうなるの！」とハッとさせられ、世界中で中毒になってしまっている人を輩出しています。

◼︎ Silicon Valley（シリコンバレー）

名前の通り、今らしいサクセスストーリーを描いた起業ドラマ。GoogleをモデルにしたようなIT企業「Hooli」に務めるヲタク気質なリチャードは、社内のサイドプロジェクトで開発したアプリの技術が評価され、起業を決意。独立し、古い仲間たちと「pied piper」を立ち上げることに。オフィスは、スタンフォード大学やFacebookも近くに構えるパロアルトの一軒家。仲間の裏切りや、買収劇を経て、ビジネスのリアルに焦点を当てながら、展開されていきます。

◼︎ House of Cards（ハウス・オブ・カード野望の階段）

「セブン」や「ファイトクラブ」などの傑作映画を輩出したデヴィットフィンチャーが監督を務める政治野心劇。主人公のフランクは下院議員を長く務め、じっとホワイトハウスへ入ることを目指し続けていました。ウォーカー大統領候補を応援する代わりに、彼を国務長官に任命するという約束を交わし、ウォーカーを応援することになるが。なんと、ウォーカーは当選後に、この約束を破ります。これに復讐を誓ったフランクは、あらゆる手段を使って、上へ上へと上り詰めていくのです。

◼︎ The 4400（4400 未知からの生還者）

SFドラマ。ある日突然、U.F.O.のような球体に4400人が連れ去られて失踪してしまいました。返された彼らには、不思議な能力が備わっており、「4400」と呼ばれるようになります。特殊能力をもった彼らは、その能力を自分で意思で使うことができる為、4400以外の人間からは時に恐れられてしまいます。様々な謎を伏線としておきながら、展開されていくドラマはハマります。

◼︎ The Killing（キリング 26日間）

舞台となるのは、デンマークの首都であるコペンハーゲン。ある日、見つかった少女の死体が発見されます。ここで繰り広げられるサスペンス劇は、ただの誰が殺したかで終わる話ではなく、様々な人間ドラマが錯綜されているのです。3年ほど前に大ヒットした「ドラゴンタトゥーの女」もまた、北欧が舞台となり、女性にまつわる連続怪奇事件を追っていくというものでした。ちょっぴり気味が悪くなるミステリーな展開に、ドキドキです。

◼︎ Gossip Girl（ゴシップガール）

マンハッタンのスーパー高校生たちがモデルとなっているドラマ。スーパー高校生とは、名門私立大学に通い、裕福で、パーティが夜絶えない日々を送っている彼らのことを指します。恋愛、友情、嫉妬、ドラマチックなストーリーだけでなく、登場人物たちのファッションにも注目を集めていました。

アクション系だけでなく、人間ドラマを描いた作品が多くなっているような気がしますね。また、Silicon valleyやHouse of Cardsのように、ありえなくはありませんが、その境遇にいる人たちの飛躍した光景を描いてるものも少なくありませんね。また、過ごせば過ごすほど、アメリカでの生活は、ドラマよりもドラマチックであることに気づいていくのです。