アメリカで銀行口座をつくる理由7選

最近,私が車と家財道具を売却した方と話をしていて,彼から「アメリカの銀行を作らないで生活できるか」という相談を受けました.そういえば自分も留学前に同じ悩みを持っていたことを思い出しました.今回は実際にアメリカで1年生活し,どの様な時にアメリカの銀行が必要となるのか,そのシチュエーションをまとめました.題して「アメリカで銀行口座をつくる理由7選」をご紹介します.

私の街には短期(〜3ヶ月位まで)で留学に来られる日本人の方が時々います.これくらいの期間の場合,個人的にですが手数料がかかっても日本のクレジットカードで乗り切れる気がします.アメリカの口座で使えるデビットカードを自宅に送付してもらうためにはまず住所が必要ですので,アパートを借りて済む場合は口座の開設がお勧めです.私の場合,銀行で口座を開設するのに1時間位かかりました.そしてその日のうちに仮のデビットカードがもらえます.銀行口座の維持には銀行や開設する口座の種類により違いがありますが,例えば一定額を入金しなければならないこと(私の場合250ドルで,この金額を下回ると維持費用がかかる)や,月々のデビッドカードを使う回数の最低回数が決まっている場合など,気をつけなければならない点もあります.しかし,以下で紹介する様なメリットやアメリカの口座ではなくてはならない点があります.口座を開設するかの検討材料としていただければ幸いです.

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その1「ガソリンスタンドでの支払い」

ガソリンスタンドでは日本のクレジットカードが使えないので,アメリカの口座のデビット・クレジットカードがない場合,毎回店内に入って現金払いをする必要があります.私も渡米後,口座を開設する前に1度だけ現金でガソリンを入れました.その時は仕組みが分かっていなかったので,いきなりガソリンを入れて,「あれ,カード使えない…」.取り敢えず店内でカタコトの英語でどうしたらいいんだと聞いたところ,「現金で支払ってください的なと言われたので支払いました.アメリカでは毎回お店で支払いは大変ですね.
後に調べると,Address Verification System(AVS)という仕組みがあり,カード支払い時に入力する支払先住所とカード会社で登録している住所とが一致するか確認するシステムの様です.つまり,これはアメリカのシステムですので日本の住所はNGな訳ですね.ちなみに私がアメリカ横断旅行をした時,10州合計40回ほど給油しました.その時スタンドではカードの暗証番号(PIN Number)を入力する場合と,カードで登録したzip code(日本でいう郵便番号)を入力する2つの場合があることが分かりました.

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その2「Rent fee(家賃)の支払い」

私の賃貸物件は管理会社がかなり大きい会社のようで,幸いにも日本のクレジットカードが使えましたが,その手数料が毎回30ドルかかります.この額は米国への送金手数料にも匹敵する額ですね.しかし,家賃は小切手(check)かアメリカの口座(Checking account)からの引き落としだと手数料はかかりません.小切手で支払いをする場合,日付(Date),宛名(Pay of the order of),金額(数字とone hundred dollarなどの文字),サイン(Signature)を記載して事務所に持って行くだけです.

その3「電気・ガスなどのライフライン料金の支払い」

私の地域の場合,ライフライン関係の支払いはアメリカのデビットかクレジットカードしか使えません。これもAVSの仕組みを採用しているためだと思います.ちなみにライフラインの支払いはWebで各会社のアカウントを作成して口座(Checking account)から自動引き落としにするか,カードで金額を確認して毎月支払う方法があります.渡米当初は,アカウントの設定ができる前に各会社からサービスの利用明細書と小切手用の封筒が送られて来ます.これは,小切手を入れて返送してね,という意味です.お分かりの通り,口座があることが前提なのですね.

その4「過払いなどの返金(Refund)」

アメリカで生活していると過払いなどの返金を受ける機会がよくあります.私の場合,子供の給食費(Meal fee)の返金が小切手でした.そもそも給食費はシステムの設定で10ドルを切ると口座から自動チャージされる仕組みでした.たまたま終業式の数日前にチャージされていたので,93ドルを返金してもらいました.教育委員会に返金の申し出に行った数日後には,小切手が送られて来ました.私の使っているWells Fargo銀行ではスマホアプリで小切手の写真を撮影して自分の口座に入金する仕組みがあります.実に便利ですね.また,アパートの退去時にSecurity depositが戻ってくることがありますが,この際も小切手が送られて来ます.

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その5「クレジットスコアが作成される」

日本人は渡米時にCredit scoreがありませんが,口座を作って少額のクレジットカードを作り,毎月コツコツと支払いをして入れば,徐々に作成されます.スコアがあればなぁという状況としては,アメリカで新たに引越しをして部屋を借りる時にスコアが必要となるところがあります.私の地域では600以上と記載されている物件をよく見ます.もしスコアがなければ,敷金の様なSecurity depositを通常より多めに管理会社へ払うことで部屋を借りられる場合が多いと思います.もし数年のアメリカ留学を検討している場合はScoreの作成をお勧めします.賃貸やローンを組む際に必要となることがあります.私はこれから新たにアパートを借りる予定ですので,この辺の詳細は後日また別の記事でご紹介したいと思います.

その6「口座への預け入れと引き出し」

では,口座を作ると他の現金の引き出しや預け入れはどの様になっているのか気になりませんか?まず,現金の引き出しですが,アメリカでは銀行のドライブスルーがあちらこちらにあります.私もよく利用しますが,利用方法はとても簡単です.車でATMの横に停車したら,カードを入れます.そしてPINコード(暗証番号)を入力して欲しい現金を指定します.日本と違うのは,現金の額は細かく指定できません.私の利用している銀行は20,40,60,80,100ドルだったと思います.この現金を指定するとお金が出て来ます.取引明細はその場でももらえますが,登録したメールアドレスに送信することもできます.また,スマホに銀行のアプリをインストールしておくといつでも銀行の残高が確認できます.私はデビットカードのみの使用ですので,カードを使えばその場で引き落とされるため単純明快です.また,預け入れの場合,現金を持って銀行に行きます.デビットカードがあればカウンターの読み取り機に差し込み事務員さんに現金を渡すだけです.この場合も取引明細はメールで送信される場合があります.ちなみに手数料はかかりません.

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その7「カードの使用頻度」

この様にとても便利なアメリカのデビットカードですが,その使用頻度は日本とは比になりません.私の場合,カードケースにデビットと日本のクレジットカード2枚,Costcoの会員証を入れて,現金は20ドル紙幣1枚だけしか持ち歩きません.もちろん財布を持ち歩いている日本人の方もいますが,そもそもデビットしか使わないのです.現金で支払いしなければならなかった例としては,地元のCountry fair(お祭り)などである移動遊園地のチケット代,あとはシカゴで食べたラーメンの代金ぐらいでしょうか?この時は夫婦でほとんど現金を持っていないので,近くのATMを探しました.手数料3ドルほどで現金を引き出すことができました.あとはハワイの空港でシャトルのドライバーに支払う料金の手持ちがなくATMまで走りました.現金の引き出しは”withdraw”ボタンを押しましょう.渡米直後のガススタンドと合わせると今思い当たるのはその4回だけで,あとは基本的にデビットが使えます.また,シカゴ在住に甥にこの話をすると,なんと彼もカード数枚と20ドル紙幣の2枚をバンドで留めて持ち歩いているとのこと!正直驚きましたが,私の選択もあながち間違いではなかった様です.ちなみに彼曰く,この方法のデメリットは,「強盗にあった際に渡す財布がないと足を打たれちゃうんだよねー」,とのことでした….私の街は全米屈指の治安の良い街なのでこの様な話はないと思いますが…

まとめ

さて今回は「アメリカで銀行口座をつくる理由7選」をご紹介しましたがいかがでしたか?
カードは車と並んで生活で最も多用するツールの1つです.実際に留学する前までは口座を作ろうかどうか迷うものですが,実際に1年も生活すればなくてはならないツールであり,その必要性について考えることもなくなってしまいます.今回ご紹介した「アメリカで銀行口座をつくる理由7選」を踏まえて,これから留学されるみなさんもぜひアメリカの口座を作って,スマートで便利な留学生活を送られてはいかがでしょうか?

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