“インターミディエイトの壁”…中級から上級へ進むための教材選び

上達法
スポンサーリンク

最近、学習意欲が低迷気味…という方のために何かおもしろい英語教材はないかなぁと思いながら、ここ数日の間、ELT(English Language Teaching)教材カタログをめくっていると、ある教材に目がとまりました。

それはReader教材で、“Hands of History”というシリーズ。
世界史のトピックを扱った教材です。

今日は、学習意欲がなえがちになる“Intermediate(インターミディエイト)の壁”に突入している学習者さんにお勧めしたい、教材選びのお話をしたいと思います。

<関連サイト> スカイプ英会話を探すなら! | オンライン英会話比較360°

◆Intermediate(インターミディエイト)の壁

“Intermediate(インターミディエイト)の壁”とは、本格的に英会話レッスンに通ったり、短期留学をしてきたり、ある程度の日常会話表現や単語、基本的な文法などをマスターした“Intermediate =中級レベル”の頃に感じる壁のことです。

だんだんと英会話も聞き取れるようになり、自分から話しかける自信がついてきたなぁと思ったら、その直後に突然感じ始める焦りや閉塞感を、既にご経験されている方もいらっしゃるでしょう。

ネイティブとごく自然に話せているように見える上級者と自分の差…
いつになったら、自分もそうなれるのか?などとモヤモヤして、これまでの学習意欲が低迷したり悩んだりしがちな時期なのです。

でも、安心してください。 
もし、そう感じているなら、あなたの英会話力は確実に伸びてきている証拠です!

そんなあなたには、Reader教材がお勧めです。

◆得意分野のReader教材で、今ある知識を英語でReview!

Reader教材には、様々なトピックのものがあります。
今ある語彙力や文法力を基に、あなたのレベルにあった“読み物”を読み進めながら、実践的な読解力をつけていきます。 
読解は、文章を作るための応用力を養う練習にもなります。

まずお勧めなのは、あなたの得意な分野の“読み物”です。
得意科目でもいいですし、趣味やよく知っている話題、専門学生や大学生ならご自分の専門分野、社会人なら職業分野もいいでしょう。

あえて、知っている内容を英語で読みます。
日本語では、楽しく饒舌に話せる内容を、英語でどのような単語でどのように言い表すのか?同じ話題が、海外ではどんなふうに捉えられているのか? 
学習中に分からない単語が続出しても、知りたい気持ちが勝って、学習意欲が高まります。

よく知っている得意な話を英語でReview(復習)する。
ただそれだけで、実際の会話の中で、自分が言いたいことを思うように言い表せないもどかしさから解放され、Intermediateの壁を乗り越えるキッカケになります!

◆興味のある分野のReader教材で、英語も知識もアップ!

読むのが楽しくなってきたら、未知の分野の読み物にもチャレンジしてみましょう!

“Hands of History”というReader教材が私の目に留まった理由は、英語で歴史も勉強したいなぁという興味からです。
4レベル構成のReader教材で、年表や地図・写真などビジュアル的にも魅力的です。

Ancient Civilizations(古代文明)からはじまり、The Roman Empire(ローマ帝国)、Civilizations of the America(アメリカの文明)、The French Revolution(フランス革命)などの主要な世界史をテーマにした、英語学習者向けの教材です。

実は私、中学校の社会科で、地理・歴史・公民を習い、大学受験では社会科目を使わなかったので、あえて現代社会・日本史・地理を選択しました。
結局、これまで世界史をまともに勉強したことがなかったのです。

そもそも、世界の人々と話をしたいという人なら、世界史は一般常識として、一度は英語で読んでおくと、会話やディスカッションで困ることもないでしょう。

補足して少しそれますが、世界史だけでなく地理においても、日本語のカタカナは非常に厄介です。
日本人がカタカナで覚えてしまった世界の地名や人物名は、正しい英語表記の発音が分からなくて通じないという経験をよくします。

例えば、クイーン・エリザベスは、英語表記を知らずにカタカナ発音ではまず通じませんし、誰もが知っている”イエスキリストは“Jesus Christ(ジーザス クラィスト)”と発音しなければ通じないのです。

また逆に、アジアの歴史(特に日本史に出てくる侍とか忍者とか…笑)に興味を持っている外国人も非常に多いので、日本史を英語で紹介する場合にも、英語で歴史を学習しておくと役立つと思います。

◆まとめ

Intermediate(インターミディエイト)の壁”をうまく克服し、中級から上級へレベルアップするために是非選んでほしいReader教材について、お話ししてきました。

アカデミックな上級者へレベルアップしたと悩んでいる方は、是非、ご自身にあった興味のある内容のReader教材を学習に取り入れてみてください。

モチベーションが高まり、目の前にある上級者レベルにもすぐに手が届きますよ!

<関連サイト> スカイプ英会話を探すなら! | オンライン英会話比較360°

タイトルとURLをコピーしました