ゴリ押ししないおすすめ、お誘いのフレーズ集

こんな時にこんなフレーズ
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 ふだんの生活でも仕事の場でも、周りの人との相談や共同作業がひんぱんに起こります。その時に自分の思っていることを押し付けがましくなく提案したり、相手を自分の思う方向に誘ったりが自然にできるといいですね。

 そんな時の基本的なフレーズをまとめてみましたので、お役に立てて下さい。

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1.Whyを使った表現

(1)Why don’t you〜?
 相手に何かを勧めたり、提案したりする時に一番一般的に使われるフレーズが、”Why don’t you〜?”です。日本語にもある「反語」(「笑わずにいられる?」が「笑っちゃうよね」の意味になる)に近い感覚ですが、”Why don’t you〜?”はもっとフレンドリーな言い回しです。

 I have a lot of free time on weekdays.
  ウィークデーは暇な時間がたくさんあります。
 Then why don’t you find a part-time job?
  それならアルバイトの仕事でも見つけたら?

 
(2)Why don’t we〜?
 “Why don’t you〜?” の主語がweになると、「一緒に〜しませんか?」と誘う形になります。とても気軽に誘うニュアンスがあって、親しみを感じるフレーズです。

 Do you have some time to talk now?
  今少し話す時間がある?
 Yes, Why don’t we go somewhere and talk over coffee?
  ん。どこかでコーヒーでも飲みながら話そうよ。

(3)Why not〜?
 “Why don’t you〜?”、 “Why don’t we〜?” は両方とも ”Why not〜?” と縮めて代用することができます。

 Why not have early lunch today?
  今日はお昼を早めに食べない?
  (これはWhy don’t we〜?の意味)
 Sounds good!
  いいね!

2.Howを使った表現

(4)How about〜?
 提案・勧誘ではこちらを先に習うかもしれませんね。〜の部分は名詞になるので、動詞を使うなら –ing形(動名詞)とします。あるいは、How about if〜の形で提案や勧誘の内容を文で言うこともできます(3つ目の例)。

 The meeting has been cancelled.
  ミーティングが中止になってしまいました。
 How about joining us for lunch?
  私たちといっしょにランチでもどうですか?
 I haven’t seen much of Tokyo yet.
  まだ東京をあまり見ていません。
 How about if I take you around this weekend?
  今週末に私がご案内するというのはどうですか?

(5)How would you like to〜?
 文字どおりには「〜したくありませんか?」「〜はいかがですか?」と相手が「したいかどうか」の判断を尋ねる形の文ですが、気持ちの上では相手を誘っているのが “How would you like to〜?” の文です。

 I want to master English as soon as possible.
  できるだけ早く英語ができるようになりたいです。
 How would you like to speak English with me from now on?
  今後私と英語で話ことにするというのはどうですか?

3.Whatを使った表現

(6)What about〜?
 “How about〜?” と同じように、〜の部分は名詞/動名詞になることに注意しましょう。

 I’m nervous about the upcoming presentation.
  もうすぐプレゼンだけれど心配でしょうがない。
 What about practicing it with me?
  一緒に練習しませんか?

(7)What do you say to〜?
 形の上では「どうですか?」「どう思いますか?」と、相手の意見を尋ねていますが、誘う気持ちを表すこともできます。これも〜に動詞を使うときは –ing形の動名詞(「〜すること」)になります。

 I found a good pub a few days ago.
  最近いいパブを見つけたよ。
 What do you say to having a drink there today?
  今日そこに行って飲まない?

(8)What would you say to〜?
 “What do you say to〜?” よりも丁寧に言いたい時は、このように仮定法過去のwouldを使いましょう。「もしもそうなったら」という仮定の形にすることによって控えめな表現にするのは、仮定法の大切な使い方です。

 Are there any interesting plans for this weekend?
  週末に何かおもしろい計画がありますか?
 What would you say to going to see a baseball game?
  野球の試合を見にいくというのはいかがでしょうか?

4.その他の表現

(9)Shall we〜? / Shall I〜?
 提案・勧誘の基本です。映画「Shall we dance?」では、このタイトルがそのまま「踊りませんか?」「踊っていただけますか?」という場面のセリフになっていました。

 It’s raining terribly outside.
  外はひどい雨だ。
 Shall we take a taxi?
  タクシーを使いませんか?

 “Shall I〜?” は「(自分が)〜しましょうか?」と提案する形になります。

 The phone’s ringing.
  電話が鳴っている。
 Shall I answer it?
  私が出ましょうか?

(10)Let’s (not)〜 / Let me〜
 Let’sも提案・勧誘の基本ですが、「〜するのはやめましょう」の場合の語順はLet’s not〜となります(Don’t let〜ではありません)。

 I wish I could have told the truth then.
  あの時正直に言えていたら・・・。
 Let’s not talk about that.
  それを言うのはやめよう。

Let me〜 は、手伝ったり協力したりといった何かを申し出る時に「〜しましょう」「〜させてください」という表現です。手伝う内容はLet me help you with〜のようにwithで導きます。

 I have to submit the minutes of today’s meeting by 5 o’clock.
  今日の会議の議事録を5時までに提出しなければなりません。
 Let me help you with the circulation list.
  回覧リストを手伝いますよ。

 提案・勧誘の表現の基本は理解できましたか?難しい表現はおそらく1つもなかったと思いますので、自信を持って提案してみてください。状況によっては、”I believe we should〜” などとキッパリ言った方がいいこともありますが、今回は日常会話の中での軽い表現を中心にご紹介しました。

 ではまた!

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