Appleの有名キャッチコピー「Think Different」から学ぼう!

名フレーズ
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「Think Different」。文法的には間違っている、この謳い文句をご存知でしょうか?

iPhoneをはじめとする画期的な製品を輩出するApple社は、プロダクトだけではなく、マーケティング手法でもユニークなところを発揮しています。なかでも、1997年に公開された広告「Think Different」は、創業者であるスティーブジョブズが返り咲き、顧客や社員の士気を高めるために立てられたキャッチコピーです。

この広告は、業界の歴史に残る不朽の名作ともなっており、未だに多くの場面で引用されるものとなっています。アインシュタイン、ジョンレノン、キング牧師、エジソンなど、各分野における偉人が登場し、白黒映像で「Think Different」を訴えかけてくれます。

それでは、さっそく見ていきましょう。

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Here's to the crazy ones. The misfits. The rebels. The troublemakers. The round pegs in the square holes.

クレイジーな人たちがいる。厄介者、反抗者、トラブルメーカー。四角い穴に向かって丸い杭を打つ人たち。

・rebels:反抗

The ones who see things differently. They're not fond of rules. And they have no respect for the status quo. You can quote them, disagree with them, glorify or vilify them.

違った見方で物事を見る連中。彼らは規則を嫌う。現状維持なんて、まるで考えていない。彼らの言葉を引用することもできれば、反対することもできるし、彼らを捲し立てることも、見下すことだってできる。

・be fond of:〜を好む
・status quo:今そのままの状態
・glorify:讃える
・vilify:中傷する

About the only thing you can't do is ignore them. Because they change things. They invent. They imagine. They heal. They explore. They create. They inspire. They push the human race forward.

おそらく唯一あなたができないことは、彼らを無視することだ。奴らは物事を変えてしまうのだから。彼らは発明し、想像し、癒し、探求し、想像し、ひらめきを与えるのだ。そして、人類を前進させる。

・invent:発明する

Maybe they have to be crazy.

彼らはクレイジーにならざるを得なかったのだろう。

How else can you stare at an empty canvas and see a work of art? Or sit in silence and hear a song that's never been written? Or gaze at a red planet and see a laboratory on wheels?

その他に、空っぽのキャンバスに芸術作品を見出す方法はあるのだろうか?もしくは、沈黙のなかで、誰も聞いたことがない音楽を書くことができるのだろうか?そして、赤い惑星をみつめて、車輪付きの研究室を考え出す、そんなことができるのだろうか?

・stare at:見つめる
・gaze at:眺める

We make tools for these kinds of people.

私たちは、そういう人たちのために道具を作っている。

While some see them as the crazy ones, we see genius. Because the people who are crazy enough to think they can change the world, are the ones who do.

彼らをクレイジーだと言う人もいるのだけど、私たちは天才だと思う。世界を変えることができるのだと考えているほどクレイジーな人たちが、本当に世界を変えてしまうのだから。

人と違ったことをして、その道を主張し、踏み出していくことには、とても勇気が要ります。しかし、それを押し切って、さらにやり切った人たちだけが、ここで名を連ねて、世界を変えているんですね。

余談ではありますが、スティーブジョブズがこの広告を打つ際にPBSドキュメンタリーで話していたことも、また心打つものだったので、紹介いたします。

That's very limited life. Life can be much broader once you discover one simple fact, and that is - everything around you that you call life, was made up by people that were no smarter than you. And you can change it, you can influence it, you can build your own things that other people can use.

そういうことで、人生はとても限られる。たった一つシンプルな事実に気づくことができれば、人生はずっと可能性が開けることになる。それは、あなたが人生と呼んでいるすべてのものは、あなたより賢い人たちによって作られているというわけではないということだ。あなたがそれを変えることができるし、影響を与えることも、そして、自分のものを自分で作ることもできるし、またべつの人たちに使ってもらうことだってできるのだ。

もし、あなたが周りとは違う考え方で動いているのであれば、それは世界を変えるチャンスなのかもしれませんね。

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