洋書を使った絶対に効果がある英語学習法を大紹介

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突然ですが皆さまは普段から読書をしていますか?読書をすることは新たな世界へ足を踏み入れるということです。本は今まで知ることのなかった世界に私たちを連れて行ってくれ、時には新たな経験や知識を学ぶことができるのです。特に洋書だとなおさらです。外国人作家が自身の知恵や経験、そして豊かな想像力を使って作り上げた1冊の本には、我々の知らない考え方や世界が広がっています。でも英語学習をしているなら洋書を原文のままで読んでみたくはありませんか?
洋書を原文のままで読むことは作者のメッセージをそのまま受け取ることができるという利点があります。どういうことかというと、日本語訳にされた本には作者が書いた内容を翻訳家という仲介者が日本語にしてくれています。しかし私の考えでは、どんなに正確な翻訳をしても作者が伝えたいことを99%伝えることはできても、100%日本語にして伝えるのは不可能だと思います。英語と日本語にある微妙なニュアンスは自分で感じ取ることが大切です。そしてそれこそが作者の意図を100%読み取ることができる唯一の方法なのです。

洋書を読むことは簡単な事ではありません。時間はかかるでしょう。しかし洋書を使った英語学習を取り入れることは英語を習得する近道だということは確かです。

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洋書を読む利点

「洋書を読み切れないかもしれない」、「長い小説何て読めっこない」と思う人もいるでしょう。心配する必要はありません。大切なのはどの本を選ぶか、そして読みたいという好奇心を持つことです。今からは洋書を読むことで得られるメリットを紹介していきます。

・モチベーションにつながる
前述したように洋書を読み切ることは簡単ではありません。慣れていない人は時間がかかるでしょう。しかし苦労しながらも読み切った時のことを考えてみてください。最後のページを読みきった瞬間、本を閉じた瞬間に達成感に満ち溢れていること間違いありません。後に説明いたしますが、洋書を読むときに大切なことは知らない単語をいちいち調べることではありません。リズムに乗りきることです。そして一度そのリズムに乗ったら、途中で本を読むのを諦めることはないでしょう。

・本を読むことはどの言語でも基礎中の基礎
私たちも本が好きか嫌いとかは関係なく、学校の国語の時間でたくさんの話を読んできましたよね。幼いころから我々は日本語の話を読んで日本語を話す・使う基礎をつけてきました。

シンプルに本を読むことはボキャブリーの向上につながります。そして本を読めば読んだ分だけ読解力のスピードが上がります。どの言語でもです。さらに本を何冊も読んでいると文法構造も理解できるようになってきます。
日本語で書かれた本を読む時、我々は無意識に文章を意味の分かる文節で区切って読み進めているはずです。洋書を読み進めていくと、その感覚が英語でも掴めてくるようになります。最初は「このthat以下の文がこの主語を修飾しているんだなあ」などと考え、スムーズに読み進めることができないかもしれません。しかしそれは慣れの問題です。慣れてくるとそのようなことは考えないでも理解できるようになります。そしてそのことは自然と英語の文法構造が理解できているということです。結果的に読解力の向上につながり、英語を英語で理解することもできるようになります。

・文化・価値観を学べる
本にもよりますが、多くの現代作家による本は社会的背景や文化背景を踏まえて書かれたものが多いです。多くの読者の共感を得るのも売れている本の条件の1つなので、登場人物の考え方や行動、物語の舞台設定にはその国の人々の考え方や文化が反映されていることがほとんどです。そして英語で書かれた本のターゲット読者層は、まず第一に英語圏の国の人々ですよね。そのため洋書に登場する人物の考え方や舞台背景は欧米社会を基盤に作られていることがほとんどです。

また外国特有のジョークを学ぶことができます。最初は理解できないと思いますが、よく考えてみると理解できるということが多々あります。そういったジョークにも慣れが必用です。自分のペースで学習ができる洋書でぜひ慣れておきましょう。

・自分のペースで進めることができる
洋書を使った英語学習はドラマや映画を使った英語学習とよく似ています。しかし最も違う点。それは洋書では自分のペースで英語学習を続けることができるということです。シンプルに洋書を使った英語学習では、理解できなかった部分は次のページに進む前にそのパラグラフを読み直せばいいだけですし、映画やドラマとは違い自分のペースで好きなように進めることができます。

・ストレス発散になる
読書をすることは心を落ち着け、ストレス発散になることが科学的に証明されています。そもそも読書は楽しいものなので、それほど自分に厳しくならないで英語学習を行ってください。前述したように自分のペースで学習できるのが洋書を使った英語学習の魅力です。気を張らずに疲れたら無理して読む必要はありません。リラックスして、本が作り出す空想の世界に身をゆだねてください。

・英語学習の習慣化になる
読書って意外とどこでもできますよね。電車の中でも読書をしている人もいますし、学校でも休み時間にしている人もいます。どんなに忙しくても読書のためなら時間を作れる方は多いのではないでしょうか?毎日少しずつ読み続けるだけで、結果的には全く読まないのと大きな差が出てきます。

効果的な学習法

ここまで読んでいただくと洋書を使った英語学習の魅力を感じ取って頂けたと思います。ここからは少しでも効果的に英語を身につけられる学習方法をステップに分けて紹介します。

1. 自分に合った本を選ぶ
ここが一番大切なステップと言っても過言ではありません。自分のレベルにあった本を選ばないと洋書を使った学習を途中で挫折してしまう恐れがあります。私がおすすめするにあまり英語に自信がない方は古典本などを読むのは避けた方が賢明です。現代小説で読みやすそうなもの、特に短編集やロアルド・ダールなどの児童文学作家の小説を読むのをおすすめします。

他にどのレベルの方にもおすすめしたいのは自分が知っている本を読むことです。どういうことかというと、「ハリー・ポッター」シリーズや「トワイライト」シリーズなど原作を基に制作された映画はたくさんあります。自分が好きな映画を原作として読んでみてください。映画とは違った事実に気付き、何より話の内容を知っているで、理解できない英語が多くてもスムーズに読み進めることができるはずです。

2. 辞書で知らない単語・フレーズを調べる
洋書を使った学習ですることといえば、実際に本を読むことと、知らない単語をインプットすることです。しかし注意していただきたいことが1つだけあります。知らない単語を全部調べようとしないでください。調べるのは自分が気になった単語と文章中に何度も登場する単語だけで結構です。ただ必然的に最初の内は文章の意味を理解するために単語を辞書で引く回数が多いと思いますが、何冊も読んでいくと辞書を引く回数が減っていきます。

また私が絶対におすすめするのが、登場人物のセリフで使えそうなものは丸暗記することです。例えばあるキャラクターが相手の考えていることを見透かしたように” I know what you’re thinking. “と言ったとします。このセリフには特別な単語やイディオムはありませんが実際に使いそうだなあと感じたら丸暗記してください。こういった短い文を丸暗記することで英語の能力は劇的に向上します。

本の選び方

実際に本を読んでみないと面白いかどうか、またどんな英語が書かれているのかはわかりませんよね。そこでおすすめなのがオンラインショッピングサイトAmazonを使用することです。Amazonでは本の中身を数ページ読むことができるのです。どのレベルの英語で書かれているのかを判断するには十分です。またあらすじやレビューも英語で書かれていますが本を選ぶ際の参考になります。

今回は洋書を使った英語の学習法をおすすめする理由と学習方法を紹介いたしました。洋書を読むことでボキャブラリー、読解力の向上だけではなく、様々な知識文化を身につけることが期待できます。ぜひ毎日少しずつでもいいので洋書を読んでみてくださいね。

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