英検面接、必勝法(2級)

英検といえば、もっともポピュラーな英語試験の1つですね。一度合格を手にしてしまえば、未来永劫その資格を保持していられるのも人気の理由です(TOEICとは異なり、英検には有効期限がありません)。ぜひ本記事で英検の「二次試験」である面接のポイントを押さえ、合格を勝ち取ってくださいね。

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「二次試験」は、面接官と一対一で数分間

ご存じのとおり、英検の「一次試験」である筆記試験に合格したのちは「二次試験」の面接があり、この基準点に達すれば晴れて合格となります。基準点は一般に6割~7割といわれています。5級と4級は筆記試験のみですが、3級以上はすべて面接があり、いずれも面接官と一対一で5分~10分の試験となります。(なお1級だけは面接官が日本人1名+ネイティブ1名の2名体制です。)

準備時間がない!

さて、これは過去に英検の二次試験を経験した方ならよ~くおわかりでしょう。一次試験の合否発表後、もう翌々週の日曜には二次試験が実施されるのです。この短い準備期間の中でいったい何ができるだろうか、と焦る受験者も少なくありません。
しかしながら、英語の実力そのものは短期間で容易にアップするものでもなく、この準備期間でするべきことは、次の3つです。本番を乗り切るゆるぎないマインドづくりと、言いよどんだときのリカバリー力のアップ、さらにYes, Noをはっきり最後まで一貫させる論理力の構築、になります。

いろんな面接現場を見て思うこと

これまで筆者は、さまざまな試験の会場設営管理職や面接官職を経験してきました。そのなかで体感的にわかることは、面接直前にはもはや「英語そのものの勉強をするものではない」、ということです。英単語集を開いている受験者もいますが、出るか出ないかもわからないテーマのために直前の貴重な数分間を暗記に費やすのは、あまりにもったいない時間の使い方です。
むしろ、きちんと大きな声で入室のあいさつをキメようとするための集中であったり、言葉がつっかえたら「Let me see…」を使ってつなごう!という事前確認であったり、そういったことに時間を使っていきましょう。この段階では小手先の英語知識の拡充ではなく、本番でどのような立ち居振る舞いをしていくかにフォーカスするべきなのです。

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沈黙は絶対NG

そういえば日本語のことわざに「沈黙は花」とか「沈黙は金」とか、ありますよね。しかし面接試験では絶対にやってはいけません! 厳禁中の厳禁です! その設問の点数が低くなるだけでなく、全体評価の「Attitude」という項目にまで影響してしまいます。
どうしても沈黙という場合は、せめてつなぎ言葉の「Well…」や「Let me see…」を一言置いてからだと多少はネガティブな印象が緩和されます。このバリエーションを増やしておきましょう。

また準2級以上であれば、「Do you think…?」と受験者の「賛成or反対」およびそう考える理由を問うてくる設問もありますが、ここで沈黙するならせめてYes or Noを一言発してからにしましょう。YesもNoも決められないほどパニックになっていると思われては損です。

先に結論、理由はあとで、に慣れておく

上記に関連し、英語での意見の述べ方を熟知しておくべきです。日本語ではくどくどと詳細を述べたあと最後に結論文を述べるのに対し、英語では先に結論をズバリ述べてから理由を添える、というのが一般的です。話しているうちにYesかNoかを考える、なんてありえません。瞬時にYes or Noをさっと決めて、一度そう決めたらあとはゆるぎない論理展開を目指しましょう。
YesならYesの立場に固執、NoならNoの立場に固執、です。そんなに責任重大なYes or Noの決断を瞬時にできないという人は、前述のように「Let me see…」で時間稼ぎをしてください。

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では、2級の面接試験をパスするには?

英検2級といえば、文部科学省が高校卒業時にはみんなに持っていてほしい資格として位置付けています。英検協会も高校卒業程度の英語力をはかるものと定めています。一般的な英語力保持の証明として、とても有効なものです。では具体的な2級の面接の設問をみてみましょう。

まず1問目は音読です。渡されたトピックカードの英文を20秒の黙読のあとに自分で声に出して読みます。発音の上手い下手は、日本人受験者のなかでは実はあまり差が大きくつかないものです。意味のかたまりや接続詞の前など、区切るべきところでハッキリ正しく区切っているかが主にみられます。
2級の一次試験をパスした人ならば、きちんとこの区切りがわかるはずなのに、いざ声に出してみると「この人わかっているの?」という棒読み受験者の多いこと。要は「私、わかっていますよ!」とアピールできればいいのです。

2問目は音読した英文内容に関する質問です。Yes or Noをはっきり告げ、その理由を2つ述べればOKです。せめて1つは伝えるようにしましょう。2つきちんと述べられるのは満点回答です。6~7割できればいいや!の姿勢でいきましょう。

次に3問目は、3コマ漫画を自分の英語で展開を説明する問題です。初めの一文は指定の英文を使うよう指示されます。ここで必要なのは、ずばり「接続表現」です。butやsoを使って話の流れを明確にしましょう。念のためeven thoughなども言えるようにしておくとよいでしょう。

4問目は、3コマ漫画のテーマに関連することの質疑応答です。自分が質問に対してYesと答えたなら、最後までYesの姿勢を貫いてください。話しているうちにNoの立場を擁護する内容になっていることは、実はよくあります。いくら流暢な英語でも、ここがずれしまっては大きな減点対象です。

質問文の聞き返しはOK

あくまで自然に、面接官が質問を言い終わった直後に「Could you repeat the question?」などと聞き返しましょう。簡単に「Pardon?」や「Excuse me?」でもよいですね。2回程度なら減点対象にはなりません。おそれず聞き返してOKです。
コツは、音のボリュームの問題ではっきり聞こえづらかったというアピール(ふり)をすることです。質問文を言い渡されて5秒以上経過してしまうと、「音としては聞き取れているが英語そのものが理解できていない」ということが露呈されます。これも試験テクニックの1つです。

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最終的にはやっぱり笑顔とアイコンタクト

これはすべての面接でいえることです。採点者はあくまで人間。仮に同じ英語力の受験者がいたとして、ずっと黙り込んでいるよりも、しっかりと面接官の目を見ながら堂々と「Oh, sorry, I don’t know.」と言うほうが印象がいいに決まっています。最後までアイコンタクトをとらないなど、もってのほかです。
英語の試験はそもそも、最終的に外国の人たちと英語でコミュニケーションがとれるようになるための定点観測的なものです。試験を受けるのが目的で英語を勉強している人なんていませんよね。いち話し手として、自分がどんな風に相手に映るかを意識するだけで、面接試験でのパフォーマンスはぐっと違ってきます。こういったときにも堂々と大きな声でできる人ならば、留学先でもたくさん友達ができますし、英語をマスターしたあとも人間としての魅力で次々と大きな仕事をつかんでいくことでしょう。

このように、実際の面接試験においては「印象」がキーファクターとなります。英検だけでなく今後すべての面接試験で勝利を勝ち取ることができるよう、発話の姿勢はもちろん、ついでに論理一貫性を鍛えておけばきっと実り多い人生となりますよ! ご健闘をお祈りします!

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