日本の食文化を外国人に説明してみよう(納豆編)

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外国人に限らず、日本人でも納豆を嫌いな人は一定数いますよね。強烈なにおいに、ネバネバとした食べづらさ…、納豆を苦手とする気持ちもわかります。実際に筆者も納豆嫌いだった時期がありますが、今では月に3回ほど意識的に食べるようにしています。正直なところ、毎日食べたいほど「大好き」ではないものの、外国人観光客向けのガイドの仕事で納豆についてのポジティブトークをしているうちに、なんだか少~しずつ好きになってきたんです。納豆は、日本が誇るすばらしい食文化です。 どういった点がすぐれているのでしょうか。では、さっそく見ていきましょう。

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その①まずは「発酵した大豆」という説明から

 いわゆる保存食の一種である納豆は、直訳すると「fermented soy beans」です。ferment(発酵する)というのが難しい単語ですので、英語でガイドをしていても英語が母国語でないお客様にはきちんと理解してもらえないときがあります。そんなときは、少し遠回りですが作るプロセスを説明してしまうと一発でわかってもらえます。英語のノンネイティブでも理解できる単語を並べるのがコツです。
 

・First, soy beans are washed and soaked in water to increase the size. Then, steam the beans for several hours. Lastly, mix them with bacteria and keep under the temperature of 40℃ for a whole day.  After a week’s aging in the refrigerator, natto is ready to eat.
(まず大豆を洗って、水に浸して膨らませます。次に、数時間それを蒸します。最後にバクテリアを混ぜて、まる1日40℃で寝かせます。冷蔵庫で1週間経ったら、納豆のできあがりです。)

・Natto is slippery and sticky because of the enzyme “nattokinase”. It helps your digestion in addition to the fact that it works as food preservation.
(納豆はナットウキナーゼ酵素によって、滑りやすく、またねっとりとしています。ナットウキナーゼ酵素は、食物の保存に役立つだけでなく消化を助けるはたらきもします。)

その②日本人全員が納豆好きではないという事実

 「実は私も、これが苦手なんです…」とガイドみずからが顔をしかめると、意外にツアーガイド現場がなごむときというのがあります。納豆に限らず、ねっとり練り上げられた極甘の和菓子などは、外国人観光客が一口食べた後に「うえっ」という表情をするときがあるんですが、そういうときは批判の視線を向けずに相手に同調することも1つの接客テクニックです。

あるとき干し柿を試食したお客様がティッシュで隠すようにして口の中のものを吐き出したことがあったんですが、目が合ったときにひどく申し訳なさそうな表情をしていました。「干し柿は祖父母世代には大人気なんですが、若い世代で食べる人は、そういえば少ないですね」なんて伝えたりすると、試食でネガティブな反応を示した人も罪悪感を覚えずに済むんです。納豆なんて、まさにそうです。外国人にとって納豆は、試食ですら恐怖のナゾの物体のはずです。こんなとき、「私は納豆が好きですけど、うちの夫は全然食べられませんね」とありのままを伝え、納豆への拒否反応は自然なものであることを知ってもらいましょう。

・Most of the foreign guests believe that every single Japanese citizen can eat natto but the truth is different. Some love to eat it, and others don’t.
(多くの外国人観光客は、日本人なら一人残らず納豆が食べられると思い込んでいますが、実はそうではありません。好きな人もいれば、嫌いな人もいるんです。)

・Thank you for trying our traditional food, natto. It may taste so strange for you guys but your big challenge made me so happy!
(私たちの伝統食である納豆を試食くださって、ありがとうございます。外国人のみなさんには変な味がしたかもしれませんが、勇気を出していただき、感激しましたよ!)

・Now you made an unforgettable memory of Japan, sir!  It’s quite the same as you try dulians in southeast Asia.
(お客様、日本での忘れられない思い出ができましたね! これはちょうど東南アジアでドリアンを食べてみるようなものです。)

・Natto is definitely a part of our daily food. If you just try a bite, you will get to know what Japanese people’s diet is like.
(納豆は間違いなく日本における日常食の1つです。一口だけもお試しいただければ、日本人の食生活がわかりますよ。)

その③食べやすくするコツ

納豆を苦手とする人は、それぞれ苦手な理由を抱えています。においはもちろんですが、味そのものがダメだという人もいます。また、においも味も問題ないけれどスタイリッシュな食べ物ではないので「好きな人の前ではちょっと…」なんて理由を挙げる人もいますね。新婚さんでラブラブなのに、朝日に輝く納豆の糸が口もとに見えてしまっては、百年の恋も冷めてしまいます。
それでも、苦手とするそれぞれの理由に適正に対処していけば納豆はおいしくいただけます。

・Most of the natto products are sold in plastic package at super markets. To make them look more sophisticated, just put them in a traditional Japanese bowl. Then it looks a part of authentic Japanese cuisine.
(ほとんどの納豆製品はプラスチックのパックに入れてスーパーで売られています。もう少し見た目をよくしたいなら、古風な和食器に入れてみましょう。まるで本格日本料理の一部のように見えます。)

・The hardest thing of natto is said to be its sticky texture.  To eat it without difficulty, whip it up to a big slimy mass. Finally, you can eat it more smoothly than you expect.
(納豆は、そのネバネバした感触がいちばん厄介だなんて言われています。食べやすくするには、どろっとした1つの大きな塊になるまで混ぜることです。こうすると思っていたよりずっと食べやすくなっているんですよ。)

・You can make your own arrangement of natto. You can add mustard to your natto if you don’t like the smell.
(納豆には自分でアレンジを加えることができます。においが嫌いならマスタードを入れてみてください。)

・Also your can put some spices into your natto as you like. A mixture of ground pepper is the one that a lot of people love to add. Even wasabi matches. 
(納豆に好きなように香辛料を足すこともできます。七味唐辛子は多くの人が好んで使いますね。わさびだって合うんですよ。)

・Kimchi is also fine as a topping item of natto. It totally changes natto’s original tastes, and it gains a better nutrition balance in total.
(納豆のトッピングにキムチもいいですね。もともとの納豆の味はほとんど残らないうえに、全体の栄養バランスもよくなりますから。)

読者様のなかにも少なからず納豆嫌いの方がいらっしゃることでしょう。ぜひいつもと違う食べ方をして、新しい発見をしてみてくださいね。ぴたりハマれば、納豆があなたの食卓に日常食として仲間入りする日が来るかもしれません。

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