私に言わせれば、文句が多い(笑)オーストラリア人の夫の嘆きをまとめてみました

こんな時にこんなフレーズ
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夫婦で毎日一緒に暮らしていると、楽しいことも悲しいこともいろいろ話しますが、気が付けば、日常生活で繰り返し同じことを言っているな~と思うこともあるものです。
我が家の場合は、夫のほうがおしゃべりなので、結構思い付く夫のつぶやきがあるのですよ。そのつぶやきを夫婦の会話に利用するもよし、つぶやきから我が家の様子を想像するもよし(笑)、楽しんでいただけましたら幸いです。

The story of my life…

直訳では、「私の人生の物語」といった感じなので、一見嘆きには見えませんでしょう?
これは、「いっつもこうなんだから・・・」「いっつもこういう目に遭うんだ・・・」というように、何か不運なことに出くわした時に使います。
そういうと、何か大きな悲劇に使われるような気がしてしまいますが、そんなことはありません!
我が家では、筆者はいつも出掛けるまでに時間がかかってしまって、出かけ際にいつも
I am sorry to keep you waiting,
(お待たせしちゃってごめんなさい)
と言うことになります。
その際、夫が決まって、”The story of my life…”を「またかよ~」といった冗談交じりの雰囲気で使うのです。

It’s the story of my life.
That’s the story of my life.

という風にも使えます。

Noneya.

Noneyaは、None of your business.(そんなの関係ない)を短くしたもので、夫は話すときにも使いますが、通常、携帯電話で言葉を短くしてタイプするときによく使います。携帯では、NONYAのように表示することが多いです。
Noneya?
None ya!
のように表記することもあります。

None of your business.は、「あなたの知ったことか」「あなたに関係ない」という意味なので、手厳しい感じでも使える表現ですが、これも冗談交じりにでも使うことができます。
我が家では、夫の家事や料理にあれこれ口を出すと、Noneya!とすぐ返ってきますよ(笑)。

It’s none of your business.
Mind your own business.

という風にもよく使います。

Leave me alone!

こちらも、我が家では、前のNone of your business!と似たシチュエーションで使われています。「ほっといてくれよ!」といった感じの意味で、夫は、家事に口出しされるたび、片づけろと言われるたびに使っています(笑)。
ですが、こちらの表現、「ほっといてくれ!」ほど強い言い方でなく、
Leave him alone.や Leave her alone.など、他の人を一人にしてあげなさい、そっとしておいてあげなよ、というような優しい意味で使うこともできます。

What the heck!

What the heck.は、驚きを表す「なんてこった」というような意味で使います。
強い意味で、怒って「畜生!」と言いたいときも使えますが、これも気軽な状況でも使えます。夫は、ひとり言の多い人ですし、テレビを見ている時も、新聞を読んでいる時も、何か納得いかない記事があったり、驚くようなことがあれば気軽にWhat the heck!と言っていますよ。What the hell! やWhat the…!も同じように使えます。
あんまりよく使うものだから、家族も、夫のオドロキにいちいち気にしなくなってしまいましたよ(笑)。

このように、「あら?!」「おや?!」と思ったときに使える表現は、英語にもいくつかあります。

Oh dear.
(えっ!と激しく驚く感じより、あらまあ、おやおや、としみじみ感じる表現)
Oh my goodness!
(Oh my god!と同じ感じで、へぇ~!うっそー!といったニュアンス)
You must be joking.
(冗談でしょ?!)
Seriously?
(本当に?)
No way!
(まさか!)
What?
(なんだって?)

Good grief!

こちらも驚きを表す表現ですが、「うっそ~!」というようなオドロキ仰天を示すというより、「あらら~」「やれやれ」のようなあきれた感じも含めた驚きを洗わせる表現です。
grief には、「悲しみ」という意味がありますが、Good grief!自体は、悲しいことでなくても使えます。ただ、Oh my goodness!やOh my god!はポジティブな驚きにも使えますが、Good grief!はいつもネガティブな驚きに使います。
我が家でしたら、

Good grief! Who made this big mess in the kitchen?!
(やれやれ、誰がキッチンこんなにちらかしたんだよ?!)

のようによく使っています(笑)。

What a world!

こちらは、「なんて世界なんだ全く・・・」のような意味合いで夫がよく使います。
なんだか嫌なニュースや身の回りに嫌な出来事があったときに使います。
これは、感嘆文の一種で、ポジティブに、「なんて世界はすごいんだ!!」の意味でも使えるのですが、なんとなくネガティブな意味合いで使われることのほうが多いように思います。
かの有名な映画「オズの魔法使い」のセリフにも登場します。
悪い西の魔女がドロシーとその仲間によってやっつけられるシーンで、西の魔女がこう言います。

I’m melting, melting…Ohhhhh, what a world, what a world. Who would have thought that. some little girl like you could destroy my beautiful wickedness...
(私は溶けていく、溶けている・・・ああ、なんということ、なんということだろう。こんな小娘が私のかわいい悪を滅ぼすとは夢にも思わなかった・・・)

やはり、このシチュエーションでも、What a world!はネガティブな意味合いを含んでいますね・・・

学校で英語の感嘆文を習うときには、
What+(a[an]+)形容詞+名詞+S+V!
How+形容詞 +S+V!
のように習いますでしょう?そうすると、Sはなんだろう?Vはこの場合なんだろうか?ともたもたしているうちに驚きを表現できないままになってしまったりしませんか(笑)。
そんなときは、まずは、What a world!式に(笑)、S+Vを除いた形から練習するとコツがつかみやすくなります。
例えば、
とっても大きいね!と思ったなら、
How big!
なんて大きいリンゴ!と思ったなら
What a big apple!
のように使うと、英語で感嘆しやすくなりますよ♪

他にも、夫は、こんなこともよく言っています。

Why do I have to get the shit jobs all the time?
(なんでいつも俺様がこういう嫌な仕事をしなければならないんだ)
 What are you going to do if I die tomorrow?
(俺が明日死んだらどうするつもりなんだ)

ですって(笑)。
こういう文句ばっかり言ってるおじさんを英語でa grumpy old manというのですよ。
そういえば、昔、イギリスのテレビ番組で「Grumpy Old Men」というのがあり、オーストラリアでも人気番組でした。
毎回、著名な中年のおじさんが出てきて、携帯電話がうるさいとか人のマナーがなってないとか、世の中のちょっとした不平不満をただただ語る番組なのですが、なんだか可笑しくて、筆者も好きでした。
文句ばっかり言ってる人って、傍から見るとなかなか面白いものです(笑)。

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