大企業がベンチャーから学ぶもの「Learning from Founders」

近年では、新卒社員が大企業ではなく、ベンチャー企業へ就職するようなケースも少なくなくなってきました。確かに、数人で仕事を回している点では、忙しく、その一方で給料が高いわけでもなく、いつ潰れるかも分からないような不安でいつも働かなければなりません。

しかし、こうした環境下でなければ見ることができない仕事のやりがいがあるのです。ベンチャー企業での体験はおそらくどこにでも活かせるような強い武器となることは間違いありません。アメリカでは大企業の役員を担う場合でも、必ずしも出世からではなく、ベンチャー企業で実績を出した人をヘッドハンティングするような機会も少なくありません。

ポールグレアムによるベンチャー企業から学ぶべき姿勢を、さっそく読んでみましょう。

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(原文:http://www.paulgraham.com/foundersatwork.html

Apparently sprinters reach their highest speed right out of the blocks, and spend the rest of the race slowing down. 
The winners slow down the least. It's that way with most startups too. The earliest phase is usually the most productive. 
That's when they have the really big ideas. Imagine what Apple was like when 100% of its employees were either Steve Jobs or Steve Wozniak.

どうやら短距離走者は出発してすぐに最高速度に達し、レースの残りにかけて遅くなっていくようにみえます。
勝者は決まって、最もペースを落とさなかったものです。多くのベンチャー企業もまた同じ理論です。最も早い段階こそが、たいてい最も生産的なのです。
それは彼らが本当に大きなアイデアを抱いている、まさにその時です。Appleがスティーブジョブズや、スティーブウォズニアックによって100%構成されているような当時のAppleを想像してみてください。

・Apparentlyは、誰もが見ても明らかであるような当たり前のことを示す副詞として文章全体を就職しています。
・短距離走者がスピードをあげるのは、right out of the blocks(出発地点を飛び出してすぐ)です。「out of the blocks」で出発地点の意味を持ちます。
・That’s whenで、「それは~な時である」を意味し、~以下を強調しています。
・either A or Bは、AもしくはBといういずれかの選択を指します。

規模が小さく、0からひたすら新しいものを生み出そうとしている瞬間が最も成長があります。規模が大きくなってしまえばしまうほど、変化が受け入れられなく、安定的になってしまいますね。

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Ditto for most of the other differences between startups and what passes for productivity in big companies.
And yet conventional ideas of professionalism have such an iron grip on our minds that even startup founders are affected by them.
In our startup, when outsiders came to visit we tried hard to seem "professional." 

ベンチャー企業と、大企業の中で生産性として通っているものの間に関するその他の違いもまた同じです。
そして未だ、「プロフェッショナル」だと従来考えているアイデアは、私たちの心を強く掴んでいて、ベンチャー企業の創業者でさえもその考えに影響を受けているのです。
私たちのベンチャー企業では、外部の人がやってくる時には「プロフェッショナル」に見える努力をしました。

・Dittは「同上、同じこと」であり、前に記されていた文章を指します
・whatには「~なもの」となり、その後の文章で説明づけられます
・be affected byは、「~に影響を受けている」

大企業で本来、必要だと思われていたプロフェッショナルは近年、発展してきたテクノロジーの前では価値が薄れてきています。ビジネスにおいて、何が大切なのかを今一度見直さなくてはならないフェーズになってきているのです。

大企業における生産性として言い習わされているものとスタートアップの間のそのほかの違いもまた同様です。それでも「プロフェッショナリズム」に対する従来の考えは、私たちの心を強くつかんでおり、スタートアップの創業者でさえその考えに影響されています。

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The time may soon be coming when instead of startups trying to seem more corporate, corporations will try to seem more like startups. That would be a good thing.

ベンチャー企業が大企業らしく見せるのではなく、大企業がベンチャー企業らしく見せようとする時がまもなくやってくるでしょう。それは、きっといいことなのです。

・instead ofは、前置詞のような使い方をすることが多く、~の代わりに何かをすると続くケースが多いです。
・seem like~は、よく使われる表現であり、「~のように」といった一般的な比喩を指します。

近年では、新卒社員がベンチャー企業へ就職するようなケースも少なくなくなってきました。日本ではまだまだ大企業の力が強いものですが、アメリカではGoogleやFacebookのような創業から10年足らずのカンパニーがそれまでの企業を下克上してしまうような、逆転劇が幾つも展開されています。

何かを0から起こそうという精神や、実際にそれをやってみることはベンチャー企業にいないと必ずしもできないというものではありません。明日からでも、目の前の仕事をベンチャーの精神で取り組むことはできるのです。

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