【将来必要かも?】英語での履歴書作成には押さえなければいけないポイントがあった

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英語学習をしている方の中には将来海外で働きたい、外国に移住したいという方も多いと思います。また今のところそのように思っていない方も、英語学習を行うにつれて将来外国の会社で働きたいという思いが芽生えてくるかもしれません。また国内の外資系会社では英語の履歴書の提出を求めることがあります。私も新卒で就職活動を行っていた時にいくつかの会社で英語の履歴書を提出することがありました。

外国の会社で働くには面接を受けて採用してもらうことが必要ですよね。では面接してもらうのに必要なことは何か?それは履歴書審査を突破することです。多くの方が一度は履歴書を書いたことがあると思います。しかし英語の履歴書を制作する際に、日本語の履歴書を書く要領で制作してはいけません。英語の履歴書を制作する際には押さえておかなければいけないポイントがあります。そこで今回は英語での履歴書制作のポイントを紹介します。

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ResumeとCV

履歴書は英語で” Resume “もしくは “ CV “と呼ばれます。この2つの単語の違いは特にありません。アメリカ合衆国では履歴書が” Resume “ と呼ばれ、イギリス、ヨーロッパ、オーストラリアでは基本的に履歴書のことを” CV “ と呼びます。

ResumeとCVの重要性は皆さんすでにお分かりだと思います。履歴書は面接官があなたがどれだけ会社に貢献できるのか、会社で活躍できるのか、そしてどれだけ魅力的な人物なのかを知る手がかりです。したがって面接官の注意を惹くような履歴書かつ、自身の能力を十分にアピールできるようなものでなければいけません。

英語の履歴書の構成

英語の履歴書は基本的に以下のパートで構成されます。

・Heading
1番最初に書くのはHeading。ここには自分の名前やメールアドレス、連絡先を書きます。

・Opening Statements
Opening Statementsには自分の事について書くと思ってください。どの大学で学んだのか、どんな会社で働いたのかなどなど。長さはだいたい6行くらいです。ここで書かなくてはいけないのが志望動機と自分自身について(スキルや強みなど)。

※基本的に履歴書を書くときは” I “ などの文章代名詞を省略します。

・Key skills / strengths
ここでは自分のスキルや強みを箇条書きで示します。その時に大切なのは応募している仕事と関連のある強みを書くことです。ここは最大の見せ場の1つでもあるのでできるだけ多くあげたいですね。

強み以外にも以前していた仕事、大学で学んだこと、ボランティアなど応募している仕事に活かせそうなものはどんどん書いていってください。

自分の強みなどをあげた後に、使い方を知っているコンピューターソフト(Microsoft Word, Microsoft Excelなど)なども挙げておいた方がいいです。現代ではほとんどの仕事でパソコンを使うことは必須ですから。

このセクションは仕事経験がある人の方が書きやすいですよね。しかしあまり仕事経験がない人もいると思います。そんな方は個人的な強み(責任力がある、学ぶのが早いなど)を書いてもいいです。

以下が強みなどを書く際に便利な単語です。
・Problem solving skills 問題解決能力
・Decision-making skills 決定能力
・Strong customer service skills カスタマーサービス能力にたけている
・Excellent telephone manner 秀でた電話マナー
・Self-motivation and ability to take the initiative セルフモチベーション、自発性あり
・Ability to work well under pressure プレシャーに強い
・I.T. skills including experience in Microsoft Office ITスキルあり、マイクロソフトオフィスの使用経験有
・Punctually and time-keeping 時間を守る、時間管理にたけている
・Able to take on responsibilities 責任感がある
・Teamwork skills チームワークがある
・Quick learner 学ぶのが早い
・Keen to learn and improve skills 積極的に学びスキルをのばす
・Leadership リーダーシップがある
・Trustworthy 信頼できる、頼もしい
・Businesslike 真面目な
・Flexible 柔軟性がある
・Fluent in Spanish スペイン語を流暢に話せる
・Native speaker of Japanese and bilingual proficiency English 日本語のネイティブスピーカー、第二言語として英語を流ちょうに話す

他にもAccurately forecasts outcomes 「正確に結果を予測できる」、Listens attentively「熱心に耳を傾ける」、Motivate others「他の人のモチベーションをあげる」など自身が応募した仕事と関連の有る強みを書いてください。また主語は省略して下さい。

・Education
ここには自身の学歴を記入します。ここはシンプルに大学名と学科、入学・卒業年と記入しましょう。もし賞やコンテストなどで受賞経験があったらAchievementsと書いて、その下に賞の名前などを書いてください。

・Employments History
職歴がある人はここに自身の職歴を書きます。注意することは一番上がもっとも最近就いていた仕事、下に向かうにつれて古い職歴になっていくということです。

会社名、その会社でのポジション、働いていた時期などを書きます。

新卒などの職歴がない人々はこのセクションは作らないのかというとそうではありません。もし職歴がなければ大学時代に行ったアルバイトやインターンシップ経験、ボランティアでの仕事などを書きます。

以上が基本的な構成となります。その他にも肉付けとして推薦人の名前や推薦状などを付け加えることもあります。まとめると以下のような構成です。

Heading
名前・メールアドレス・電話番号
Opening Statements
志望動機、強みなど
Key skills / strengths
スキルや強みの箇条書き
Education
学歴
Employments History
職歴

英語の履歴書に書かないこと

・個人情報
英語の履歴書には自分の家の住所や、性別などの個人的な情報は書かなくていいです。名前と相手が連絡の取れる連絡先とメールアドレスだけで結構です。以下が記入しなくてもよい個人情報です。
・誕生日
・性別
・住所
・病気や障害
・健康状態

もちろん会社が女性の応募者などを求めている場合は性別を書いた方がいいです。それなので例外もありますが、基本的には上記のことは書く必要ありません。

・スペルミス
これは当たり前のことですが意外と気を付けないといけません。日本語の履歴書だと誤字・脱字は防ぎやすいですが、英語の履歴書だとなかなか気づきません。何回も見直しましょう。

・証明写真
私たち日本人からすると履歴書に写真を貼るのは当たり前ですよね?しかしアメリカ合衆国やイギリス、オーストラリアなどでは貼らないのが普通です。

・フォーマット
日本ではコンビニなどで履歴書を買って、手書きで記入するのがまだ主流です。しかし英語圏の国ではパソコンを使って自分で履歴書を制作します。その際に気を付けなければいけないのがフォント、文字サイズです。当たり前ですが独特なフォントを使用してはいけません。おすすめのフォントは
・Verdana
・Ariel
・Century gothic
・Calibri
です。

本文の文字サイズは10-11。見出しの文字サイズは12-14くらいがいいでしょう。

・PDFで送ってはいけない
これは必ずPDFで送ってはいけないというわけではありませんが、基本的には.doc、.docxで履歴書を送ることをおすすめします。会社によりますが採用活動をする時にソフトウェアを使用するところがあります。そしてそのソフトウェアはPDFを読み取ることができない可能性があるからです。会社からの特別な指示がない限り、.doc、.docxで送ったほうがいいでしょう。

・英語の履歴書を無料でダウンロードできるサイト
上述したように英語の履歴書は自分で作成するものであり、基本的なルールを守っていればどのような形式でも大丈夫です。しかしやはり自分で1から制作するのは不安だと思いますし、時間もかかります。そこで今回は無料で英語の履歴書をダウンロードできるサイトを紹介します。

413 Free Downloadable Resume Templates in Microsoft Word

このサイトではほぼすべての職種に合ったフォーマットの履歴書をWORDファイルとしてダウンロードすることができます。ダウンロードした後は編集を有効にして各セクションを埋めていくだけ。

myPerfectresume

同様に様々な種類の履歴書をダウンロードすることができるサイト。サイト上には履歴書のサンプルなどがあるので、それを参考にして書くのがおすすめです。

インターネット上には多くの履歴書のサンプルがあります。英語学習者の私たちには、多くのサンプルを参考にして自分に当てはまることはそのまま自身の履歴書に当てはまるのもいい方法です。実際に多くの履歴書のサンプルを参考にするのが魅力的な履歴書を制作する秘訣だと思います。

履歴書は自分自身を表現する大切なものです。ぜひ魅力的な履歴書を制作して海外就職などの夢をかなえてください。

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