英語学習者がジェームズ・ボンドのようにならなければいけない理由

勉強法
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多くの方が世界一のスパイ、ジェームズ・ボンドの名前を聞いたことがあると思います。イギリスの名作家イアン・フレミングが書いた小説007シリーズの小説の主人公は男たちの憧れで、女性たちを魅了し続けています。実写化映画もされており、これまでにショーン・コネリー、ダニエル・クレイグなどがジェームズ・ボンドを演じています。

そんな完璧なジェームズ・ボンドみたいにこそ言語学習はなるべきなのです。今回はその理由を説明いたします。

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ジェームズ・ボンドみたいにならないといけない理由

1.始めたことは最後までやり遂げる
ジェームズ・ボンドはどんなに困難なミッションであろうと必ずやり遂げます。彼がミッションを途中で諦める姿は決して描かれていません。ミッションを終了するために毎日毎日努力を重ねていく。次第にゴールとの距離が近づいてきて、そして遂にミッションを達成することができる。これがジェームズ・ボンドが仕事を行う時にする基本のことです。

英語学習も同じです。現代ではインターネット上で様々な情報を手に入れることができます。試した学習法は毎日続けていますか?ちゃんとその学習法が設定するゴールを達成していますか?英語学習のほとんどは何度も何度も完ぺきにこなせるまでしないと効果が得られません。例えばシャドーイングをするとしても80%程度達成したら次の教材に移るのではなく100%になるまで何度も何度も繰り返し行わなければいけません。

そして言語学習は毎日続けることが大切です。進歩しているかどうかはわかりづらいですが、時間をかけた分だけ必ず進歩しています。言語学習でいきなり大きな進歩を期待することはできません。毎日コツコツと努力を積み重ねた結果、目標を達成することができるのです。ぜひジェームズ・ボンドのように諦めないで最後までやり遂げてみてください。

2.科学技術をフル活用する
ジェームズ・ボンドに欠かせないものと言えば毎回登場する秘密兵器ですよね。それぞれの時代の最新技術を用いた秘密兵器は時にはボンドの敵を脅かし、時にはボンドを窮地から救います。科学技術をフル活用するといっても彼がメールやLineをしていたりアプリゲームで遊んでいる様子などは絶対に描かれていません。ボンドは必要な時だけ科学技術を使用しているのです。

科学技術は国家を脅かすような敵と戦う時だけではなく、言語学習をする際にも我々を手助けしてくれます。オンライン上を調べると英語学習の手助けをしてくれるようなサービスやアプリなどがたくさんあります。現代に生きる我々としては、それらを十分に使いこなせるようになるのと、かたくなに使うのを拒むのでは英語をマスターするスピードの差は歴然とします。もちろんアプリやオンラインサービスを使いこなした方が英語をマスターするまでの時間は圧倒的に短くなります。

3.敵を知る
ジェームズ・ボンドは相手のことを知らない状態で無謀に戦いに挑んだりはしません。彼は敵が誰であるかだけでなく、敵がどのように考えるか、敵の望むもの、敵が恐れるものなども全て知ったうえで戦いに挑むのです。自分を知り、相手を知って戦いに挑むことこそが勝利のカギとなるのです。

言語学習者である我々にもこのボンドの考え方は通用します。では言語学習者が言語を勉強する前に考えなければいけないことをリスト形式で考えてみましょう。
・まずは言語学習を行うというミッションのゴール(=目的)を知ることです。
・ミッションを何故行わなければいけないのか(=言語学習を始めた動機)
・ミッションの敵と遭遇するような状況(=ビジネスで英語が必用なら会議の場でのフォーマルな英語、留学を目的とするウならTOEFLスコアを獲得、移住なら日常会話で使われる英語などなど)

などですね。実際に言語学習をするうえで、学習を始めた動機を覚えておくのは非常に大切です。この動機こそが学習を毎日続ける動機となります。

4.楽しむ
何とジェームズ・ボンドは英語の他にも複数の言語を操ることができるのです。彼は仕事で様々な国に向かいますが、いつも現地の人と話したり友人となったりしているのです。彼はミッションを遂行するために役立つからという理由だけで言語を学習したのでしょうか?ボンドは” Tomorrow Never Dies”でこのように述べています。

“ I always enjoyed a new tongue”

彼は単純に言語を学ぶことが好きなのです。何故か?彼は異文化を学ぶこと、外国人とコミュニケーションをとる楽しさを知っているのです。もしかしたらその国の女性と遊ぶために言語を学んでいたのかもしれません。どんな理由にせよ彼は複数の言語を自在に操り、外国人との交流を楽しんでいるのは事実です。

実際に語学学習は楽しいものです。異文化を知り、外国人と交流することはある意味でストレス発散にもなります。また外国語を喋れる状態で外国に行くと、喋れない状態で行った時には経験できなかったような素晴らしい経験ができます。バケーションをジェームズ・ボンドのように楽しむには語学を喋れるようになることも一つの条件です。

5.自信を持つ
ジェームズ・ボンドは決して自身の能力を疑ったりしません。我々もこれを見習うべきです。実際に「自分はできる」と思うか、「自分はできない」と思うかによってパフォーマンスの質も変わってきます。もちろん自分の能力に自信を持つことが高いパフォーマンスにつながるのです。

実際に英語を喋るとなると、多かれ少なかれ緊張すると思います。しかし今まで自分がやってきた努力を信じてあげることが大切です。外国語を喋るという恐怖に負けてしまうと、絶対にいいパフォーマンスを発揮することはできません。流暢に喋れなくても堂々としていればいいのです。背筋を伸ばして、はっきりと喋ることを意識するだけでもパフォーマンスの質は高くなります。

6.人とつながる
ジェームズ・ボンドのような一匹狼でも時には人々の手助けが必要となる時があります。例えばボンドの力強い味方といえば科学の力でボンドを手助けするMではないでしょうか。Mのようにボンドの周りにはたくさんの才能あふれた、適正な人々がいます。

言語を学習する際にも人々とつながることはとても重要です。そもそも言語はコミュニケーションを行う道具に過ぎないので、相手がいなければ何にもなりません。では言語学習者である我々を手助けしてくれる才能あふれる人々とは誰でしょうか?答えは簡単です。あなたが学んでいる言語のネイティブスピーカーです。

現代では簡単に外国人とつながることができます。FacebookやTwitterなどのSNS上ではもちろんのこと、他にもインターネット上には外国人の友人を簡単に作ることができるサイトや言語学習者が集まるサイトなどがたくさんあります。もしくはお金は少しかかりますがオンライン英会話絵を活用するという手も有ります。利用料はそれほど高くはありませんし、お金を払って使ってみる価値はありますよ。

私たちは簡単に才能あふれ、我々の言語学習を手助けしてくれる人々を見つけることができるのです。必要なのは少しの勇気を振り絞ること。勇気を振り絞って最初の一歩を踏み出せばボンドのようにたくさんの味方を作ることができます。そして時には生涯の付き合いとなるような味方が現れることもあります。

いかがでしたか?ボンドがミッションをこなすように言語学習をこなすことが、言語上達への近道です。大切なのは決して自分の能力を疑わないことです。そしてボンドのように言語学習を楽しんでください!もしかしたらボンドガールのような存在と出会うことができるかもしれませんよ。

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