はじめてのお葬式。海外で葬儀に出る場合はどうすればいいの?

こんな時にこんなフレーズ
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海外のお葬式なんて行ったことがない、なんて人がほとんどでしょうが、映画や海外ドラマで何度か見たことはあるかと思います。お葬式といえば、よく晴れた日に黒づくめな服とサングラスをかけて、棺桶に入った大切な人の死を哀しみ、偲びながら土へ帰す。そんな光景を想像するのではないでしょうか。

お葬式は英語で「Funeral」といいます。これは、ラテン語の「死、埋葬」から語源が由来しており、身内の不幸があったことに対して用いられます。
それでは、世界のお葬式事情についてみていきましょう。大前提として、葬式の種類には主に「火葬」と「土葬」があります。アメリカやヨーロッパ、そして一部のアジアでは遺族を土に埋める土葬が一般的ですが、日本をはじめとするアジアでは火葬ばかりです。衛生面や、土地の広さがあるかないかの関係もありますが、焼かなければ収拾がつかないという点も挙げられます。土葬が主流となっている国の人たちからすれば、大切な遺族を焼いてしまうなんて、いったいどういう神経しているんだという意見もありますが。

基本的には、宗教によって最期が決定されます。日本は無宗教な人たちが多いですが、そういった場合には自動的に仏教のやり方で行なわれ、火葬されることになります。葬式は一度は誰でも参加したことがあるものだとは思いますが、お通夜と告別式が行なわれ、別れを偲び、静かな一時が続いていくものですよね。

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海外ではいったいどんな手順で行われるのでしょうか。

例えば、アメリカはどうでしょう。

アメリカでは、まず人が亡くなると、それを新聞社に伝「死亡広告」が出されることになります。そして、この新聞には亡くなった人の顔と、お通夜・お葬式の日取りを記載することになります。同時に、葬儀社へも連絡が入り、ここでお葬式へ向けた準備が始まっていきます。

日本でいうお通夜にあたるものは「ビジデーション(Visitation)」と呼ばれるものが催されます。これは、ほとんどお通夜と同じで、亡くなった人と面会をすることができる時間となりますが、必ずしも夜に行なわれるとは限りません。日本では菊の花を入れていますが、アメリカではバラやゆりを使います。

お葬式「フューネラル(Funeral)」は、教会に集まり、最期の別れを惜しんで、牧師さんが説教をし、賛美歌を歌ったりをすることになります。そして、亡くなった人をリムジンカーで運び、十字架を切って墓地に入居させていきます。

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実際に、お葬式に行ったとシミュレーションしてみると、どんなやり取りがされていくのでしょうか。欧米では、主にブラックまたは、ダークの洋服を着て出席することになります。

誰かが亡くなった場合は、直訳すれば「He / She died.」となり、もちろん問題はないのですが、ちょっぴり素っ気ない表現のように聞こえるかもしれません。下記のような表現も覚えておいて損はないかもしれませんね。

・She passed away.
・He crossed over.


彼女(彼)は亡くなりました。

お葬式にいくような場合には、遺族や友人、そして亡くなった本人に対して声をかけていかなければならないのですが、どんな言葉をかけようかは迷うところもあるかと思います。主に、使う言葉を下記で紹介していきたいと思います。

I’m sorry.


お気の毒に。

一般的には「ごめんなさい。」という意味合いで使われている表現ですが、実際には「私もあなたに同情します。」ということになるので、誰かが亡くなった時にもこの表現がふさわしいということになるのです。

He / She has moved on to a better place.


個人は天国へと先立って行ったんですね。

よく口語的な場面で使うのが、この言葉になります。アメリカらしい言葉で、前向きに死んでもよりよい場所へ向かって行ったということを指します。

Please accept my sincere condolences.


心からお悔やみ申し上げます。

「I’m sorry.」よりもずっと丁寧な表現となります。改まった場では、このような言葉を使ってみましょう。sincereは「正直な、誠実な」を指し、condolenceは「悔やみ」ということになります。

It deepest symapthy.


ご冥福をお祈りします。

これは文面の結辞において使われることが多い言い回しとなっています。メールで知り合いや同僚が亡くなった時に、最期につけてあげられるとよいですね。

海外でお葬式に行くような機会は滅多にないのかもしれませんが、もしかしたらそういうタイミングが人生に一度か二度はくるかもしれません。そんな時に、ちょっとだけ知識があれば、失礼なく、周りの人に迷惑をかけることなくお葬式を済ますことができますね。

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