オーストラリアに行くときは、強い紫外線に気をつけよう!

オーストラリアの紫外線は、日本の3〜5倍の強さがあるといわれています。ですから、気軽に洗濯物を外に干すくらいでも、オーストラリアの紫外線に慣れないうちは、ピリピリと肌に刺激を感じるほどです。
しかし、強い紫外線には、日焼けをしてしまうくらいでは済まないダメージもあります。そう、オーストラリアは、皮膚ガンの発生率もとても高い国なのです。
オーストラリアの紫外線状況を一緒に学んで、紫外線対策万全でオーストラリアに出かけましょう!

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1、皮膚ガンの発生率が高い!

オーストラリア人の3人に2人が70歳になるまでに皮膚ガンと診断されると言われるほど、オーストラリアでは、皮膚ガンの発生率がとても高いです。毎年2000人以上のオーストラリア人が皮膚ガンで亡くなっています。

皮膚ガンは、英語でskin cancerと言います。Skin cancerの話題の時にもう一つ出てくるのが、melanomaという単語。Melanomaとは、皮膚ガンの一種で、日本語では、悪性黒色腫というのだそうです。「ホクロのような皮膚ガン」と認識している人が多いかと思います。
メラノーマのリスクは、過剰に紫外線を浴びる、特に子供の時、ヤケドのようなひどい日焼けを経験したことがある場合、より高まります。そのため、オゾン層破壊により紫外線が強い、オーストラリア、そして、ニュージーランドは、皮膚ガンの発生率が非常に高いです。
オーストラリアでは、メラノーマの検査は、皮膚ガン経験者だけでなく、ちょっとした健康診断でも日常的に行われています。自分で気をつける場合は、ホクロや新しくできたシミに次のような変化があったら要注意です。お医者様に診ていただくと良いです。

A mole  may change  in colour or have different colour shades or become blotchy.
ホクロ(mole)の色が変化、色の濃さが変わる、まだらになる
A mole may appear to get bigger.
ホクロが大きくなる
A mole may have in irregular border or may increase in height
ホクロがの幅や高さが変化する
A mole may develop a raised area.
ホクロが盛り上がってくる
itching or bleeding.
ホクロのかゆみや出血

筆者の夫も皮膚ガン経験者なのですが、腰に近い背中に怪しいホクロができ、周りの人が医者に行ったほうがいいと勧めてくれたのだそう。一般的に、体の日が当たる部分にメラノーマができやすいと言われますが、夫の場合、日が当たるようなところでもないので、油断できません。皮膚ガンは、一度発生して、その後10年間は再発する可能性があるのだそうです。夫の皮膚ガンは、もう何十年も前のことですが、それでも別の用でお医者さんに診てもらう機会があるたび、お医者さんも一応体じゅうのホクロをチェックしてくれます。

皮膚ガンの話題に頻繁に登場するボキャブラリーを使って短文にしてみましたので、皮膚ガントピックの英語を読むときに思い出してくださいね。

Melanoma(メラノーマ) is a type of skin cancer(皮膚ガン) and many Australians are diagnosed with skin cancer(皮膚ガンと診断される) every year. Melanoma risk increases(リスクが高まる) with exposure to UV radiation(紫外線にさらす). 

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2、国をあげての紫外線対策!

オーストラリアは、皮膚ガン発生率世界一でしたが、現在は、ニュージーランドに1位の座を譲っています。その陰には、オーストラリアの国をあげての紫外線対策強化の努力があります。一番有名なものは、なんといっても「slip slop slap」ではないでしょうか。これは、1981年、紫外線と皮膚ガンの因果関係、危険性が叫ばれる中始まったキャンペーンで、

Slip- slip on a shirt(肌をさらさず、シャツを着よう)
Slop- slop on sunscreen(日焼け止めをつけよう)
Slap- slap on a hat(帽子をかぶろう)

という意味の標語を歌にのせて全国に広めました。おそらく、オーストラリア人の誰もが口ずさめる歌の一つです。
オリジナルの歌は、こちらで動画が見られます。↓

最近では、slip slop slapにseek(seek shade-日陰を探そう)、 slide(slide on sunglasses- サングラスをかけよう)も加えられています。
現在の動画はこちらです。 ↓

もう一つ、紫外線ダメージについて、オーストラリア人の意識を大きく変えたキャンペーンがあります。それは、’No Tan is Worth Dying For’(どんな日焼けも死ぬほどの価値はない)キャンペーンです。
2007年にメルボルンのクレア・オリバーという女性が、身をもってオーストラリア全土に日焼けサロン、日焼けカプセルの危険性を訴えたキャンペーンです。彼女自身が末期のメラノーマと闘いながら、亡くなる間際まで、日焼けサロンを使いたがり、むやみに日光に当たりたがるオーストラリア人へ注意を喚起し、多くのオーストラリア人の心を動かしました。その結果、今では、オーストラリアでは、日焼けカプセル(solariums, sunbeds)を使った日焼けサロンの営業は法律で禁じられています。

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3、オーストラリア人の紫外線対策、徹底ぶりとゆるゆるぶり

オーストラリアは、皮膚ガン発生率世界一を脱却したものの、50歳以上の人の皮膚ガン発生率は、上昇を抑えられずにいます。50歳以上の年代の人が子供の頃には、紫外線ダメージに関する知識がなく、思いきり日光を浴びて、子供の頃から紫外線ダメージを受けてしまっているから、大人になって皮膚ガンになるリスクが高くなってしまっているのですよね…
そのため、国をあげての対策が功を奏して、今では、オーストラリアの人は、子供の頃から徹底して紫外線を防ぐ努力をしています。

幼稚園でも、毎朝日焼け止めをつけてきたか確認し、先生が日焼け止めを塗り直してくれますし、子供たちが遊ぶ公園やプールには必ず日よけの屋根がありますし、子供用のサングラスだってただのいっちょまえなファッションアイテムではなく、紫外線防御作用があるサングラスです。
学校でも、帽子を持ってくるのを忘れた子は、休み時間に校庭で遊んではいけません。子供の時からに予防が大切という認識が広く浸透しています。

その一方で、筆者の住むケアンズの海沿いには、燦々とトロピカルな太陽が照っている中、じっくり日焼けしている水着姿の若者がたくさんいます…彼らも紫外線対策は大切だということはわかっていながら、やめられないのでしょう…
オーストラリアでは、小麦色の肌が健康的で美しい、という美意識が深く根付いており、白人の人は、なるべく白いのを隠したいので、日に焼けたがりますし、ファンデーションも濃いめの色を好みますし、フェイクタンもとても人気があります。なかなか定着してしまった美意識を変えるのは難しいようですね…日本には、「色白」が美しいとされる美意識が定着していてなによりです…

オーストラリアにいらしたときにも色白のモットーを変えずに、紫外線対策もしたうえで、眩しい太陽、真っ青な空をご満喫くださいね♪

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