オーストラリア、ケアンズのシンボル的存在、コウモリにご注目♪

オーストラリア北部、ケアンズでは夕方になると真っ黒な鳥のような群れが飛んでいくな〜と思ってみていると、コウモリだったりします。日中でも、大きなマンゴーの木を見上げると、みっしりとコウモリが逆さまにぶら下がっているのが見えます。
コウモリはケアンズのシンボル的存在なのですが、日本の方には、ケアンズといえばコウモリ!というイメージは薄いように思うので、ご紹介したいと思いました!

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1、コウモリは、保護動物なんです

ケアンズのコウモリの多くが、Spectacled Flying-foxまたは、Speclated Fruit Bat という種類のコウモリで、fruit batやflying foxと呼ばれることが多いです。ケアンズでは、一般家庭でも街中でもマンゴーの木がたくさんありますので、コウモリ達はマンゴーが大好きです。

ケアンズの市役所のページにこんなコウモリに関する説明がありました。

Flying-foxes play a crucial role in the Australian eco-system by being one of the most efficient pollinators and seed dispersers of native Australian forest trees. They travel great distances each night in search of food, sometimes up to 50km per night.
(コウモリは、オーストラリア原産の森の木々の種や花粉を広めることによって、オーストラリアのエコシステム上大事な役割を果たしています。毎晩、食糧を求めて、かなりの距離を飛び回ります、時には、一晩で50kmほど飛ぶこともあります。)

オーストラリアのエコシステムを守るうえで重要な役割を果たしているのに、過去10年の間にコウモリの数は減り続けていて、60%ほどまで減少しているのだそうです。
そのため、コウモリは、保護動物にも指定されています。

市役所の説明にはこのようにありました。

In Cairns, we have a large number of the Spectacled Flying-fox which is listed as 'Vulnerable' under the Australian Government's Environmental Protection and Biodiversity Conservation Act 1999 (EPBC Act) and is being considered for listing as 'Endangered' as a result of a reduction in numbers in the wild over the last 12 years. This listing means that by law, Council is often limited in what actions it can take to disperse or deter flying-foxes, especially during birthing season (anywhere between September and February each year).
(ケアンズには、環境保護生物多様性保全法の下、「絶滅の危険性が高い」種と指定されているコウモリがたくさんおり、過去12年の間に野生のコウモリの数が減少したことを受けて「絶滅危惧種」の指定が検討されています。保護動物に指定されているということは、特にコウモリの繁殖期(毎年9月~2月)も、法律で、市役所がコウモリを追い払うためにできることが限られている場合が多いということです。)

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2、コウモリは保護動物なのに、嫌われ者でもあるんです

一番みんなに嫌がられる理由は、コウモリの騒音とニオイだと思います。
夕方、群れで飛ぶコウモリのけたたましい鳴き声は、猿のような甲高い声で不気味ですしね(笑)。
そして、日中、コウモリは、木に逆さまにぶらさがっておとなしくしているものの、コウモリが大好きな大きな木の下に止めている車や地面はコウモリの糞だらけ!
ケアンズの地元の人は、コウモリのいる大木を避けて歩いたり、車を止めないようにしています(笑)。

また、コウモリは、病気を運んでくる、というイメージも強く、あまりコウモリに近づきたくない、と思う人も多いです。実際には、人に病気が移るということはあまりないようですが、それでも病原菌を運ぶことは確かにあるので、道端で病気のコウモリを見つけても触らず動物保護団体に連絡することが勧められています。
もし道で傷ついたコウモリを見つけたら・・・

Don't handle bats unless you are trained in handling them. Most bat bites and scratches in Queensland occur when people try to help sick or injured bats as they are difficult to handle, they become agitated and they have sharp teeth and claws.
(コウモリの扱い方の訓練を受けていないのならコウモリを触らないように。クイーンズランド州におけるコウモリの噛み傷やひっかき傷の事故のほとんどは、病気や怪我をしたコウモリを保護しようとして発生しています。コウモリは興奮しますし、鋭い歯や爪を持っています。)
If you are bitten or scratched by a bat, wash the wound thoroughly, apply antiseptic and seek immediate medical advice about receiving injections to protect you against ABLV.
(もしコウモリに噛まれたり、引っ掻かれたりしたら、傷口を完全に洗浄し、消毒し、医師にすぐ、ABLVの注射をしてもらったほうがよいか診てもらってください。)

ABLVとは、リッサウィルスによる感染症で、これまでクイーンズランド州で、人間に移った症例は3件ありますが、いずれもコウモリからの感染なのだそうです。

病気が移るほどの一大事には至りませんが、我が家も含め、一般家庭では、家庭の果物の木、ケアンズでは、マンゴーが多いのですが、そのマンゴーが熟して人間が収穫する前に、コウモリが食い散らかしてしまうことには悩んでいる人が多いと思います!
しかも、コウモリは取って全部食べるわけでもなく、一口二口食べては捨て、また新しい実を取ってしまうので、ますます腹立たしいのです(笑)。

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3、コウモリは誤解も多い動物でもあるんです

確かに日本でもコウモリは、血を吸う怖い動物のイメージも根強いですものね。誤解されやすい動物ですね!でも実際は、コウモリは、ベジタリアンで、果物の果汁や実を食べて暮らしているイメージと真逆なかわいい動物なのですよ。
家庭のマンゴーを取られるのは腹立たしいけれど、果物や花粉を木から遠くに運んで、やがて吐き出した果物の種が遠く離れた場所でまた木となる、という大事な役割も果たしてくれています。

「汚い」というイメージももたれがちなコウモリですが、実際は、自分で毛や翼の手入れもする清潔な動物なのだそうですよ♪

コウモリは、小さいように見えて、翼を広げると1.6mにもなるのですって!

ケアンズにはみっしりコウモリがいますので、コウモリについてよく知るチャンスでもあります♪まずは、ケアンズの街の大きなマンゴーの木を見上げてコウモリを見つけてみてくださいね。

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