世界中どこでも!知っていると便利なスーパーでの基本会話

こんな時にこんなフレーズ
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外国に住んでいるなら欠かせない場所、そして旅行に行ったならぜひ覗きたい場所が「マーケット」です。その土地の色が溢れる地元のマーケットの散策が楽しいのはもちろんですが、型通りのスーパーマーケットで、その国ならではの品揃えをチェックするのも面白い発見があるものです。基本的にセルフサービスのスーパーでは、英語でのやりとりも簡単です。
スーパーマーケット探検のときに知っていると便利なフレーズを挙げてみましょう。

ところで、Supermarket? Grocery store?

スーパーマーケットと同じように使われているgrocery storeという言葉があります。どちらも食料品を扱っている店舗ですが、supermarketは食品以外に各種家庭用雑貨(household goods)も充実しているのに対し、grocery storeは食料品が中心の品揃えとなっています。規模的にもgrocery storeよりもスーパーマーケットの方が比較的大きいのが特徴です。

いざ、買物開始

広い売り場では、商品の在り処を示す通路ごとの表示を助けにしながら見て回ると分かりやすいですが、時間がないときはてっとり早く店員さんに聞いてしまうと簡単ですね。声を掛けるときは、まず「Excuse me」から始めましょう。

・Do you have ○○?(○○はありますか?)
・Where can I find ○○?(○○はどこにありますか?)
・Sorry, it is out of stock currently.
(あいにく、現在品切れとなっております。)
・When can I expect (to have ○○)?(いつ頃入荷しますか?)
・Do you know when it will be available?
(いつ頃入荷するか、分かりますか?)
・Could you check?(確認してもらえますか?)
・We’re afraid this item has been discontinued.
(あいにくですが、この商品は生産終了となりました。)
・These are all we have.(ここにあるものが、全てです。)

New Arrivalという表示があれば、新たに入荷した商品のことです。入荷待ちの商品は「backorder中です」という表現をします。

・○○ is currently on backorder.(現在、入荷待ちです。)

売り場は「 section」です。
・meat section(肉売り場)
・perishables(生鮮品)

乳製品はまとめてdairy productsといいます。乳製品売り場はdairy sectionです。

「Buy 1 get 1 free」という表示を見かけましたか? 一つ買うと一つ無料でついてきます。実質50%オフの値下げです。Buy 2 get 1 freeというバージョンもあります。こちらは、二つ買うと一つ無料で付いてきます。二つ分の値段で三つ手に入るというわけです。

・What is this?(これは何ですか?)
・How can I used this for?(これは何に使うのですか?)
・Can I try some?(試食出来ますか?)

量り売り(sell by weight)のコーナーもあります。いろいろな食材を必要な分量だけ買うことが出来るので、馴染みのない食材を少量で試してみたいときなどは便利です。

・USD 5.00/100g (USD 5.00 per 100 grams)(100gあたり5ドル)
・What  is the minimum purchase amount?(購入可能なのはいくら/何グラムからですか?)
・Minimum order shall be 100g.(注文は、100g以上です。)
・Can I have the allergic information for this product?(この品物のアレルギー情報は分かりますか?)

消費期限・賞味期限

日本語でも紛らわしいと言われるこの二つの「期限」。違いは分かりますか?
音が似ているので紛らわしく思えますが、注意深く見れば文字通りの意味です。
消費期限は「安全に食べられる期限」を表し、賞味期限は「美味しく食べられる期限」です。消費期限を過ぎると一応「もう食べられない」ということにされますが、賞味期限は、味は落ちるものの食べられないことはありませんということで、両者の間には大きな違いがあります。

英語では、このように書かれています。
賞味期限 Best before (date)、Best if used by (date)
消費期限 Use by (date)、Expiry date 

賞味期限は「○日までに食べるのがベスト」、「○日までに使うのがベスト」という書き方になっています。消費期限は「○日までに使ってください」あるいは、「消費期限○日」と書かれています。消費期限は、食べ物に限らず薬や化粧品などにも表示されています。

・Where is the expiry date ?(賞味期限はどこですか(どこに書いてありますか)?)

商品には、他にもこのような表示が見られます。

・Store in a cool dry place.
(冷暗所に保管してください。)
・Once opened keep refrigerated.
 (開封後は冷蔵してください。)
・Refrigerate after opening and use within ○ days / ○ weeks.
(開封後は冷蔵庫で保管し、○日/○週間以内に食べ切ってください。)

支払い

一般的に、スーパーでの支払いは現金(cash)、クレジットカード(credit card)、デビットカード(debit card)などで行います。

・Where can I make payment?(お支払いのレジはどこですか?)
・How much?(おいくらですか?)
・How much did you say?(いくらっておっしゃいました?)
・The price shown was different.(表示されていた金額と値段が違っていますよ。)
・Can I return / cancel?(返品/キャンセルしてもよいですか?)

端数金額の調整のために小銭を持っていませんかと聞かれることもあります。

・No, I don’t have coins.(小銭は持ち合わせていません。)

お店によっては、買物の個数が少ない人専用のレジがある場合もありますが、山のように買物をしている人の後ろに、ほんの一つ二つの商品を手にした人が並んでいたりすることありますよね。そんな時、お先にどうぞと譲ってあげたら合理的です。
ジェスチャーでもコミュニケーション出来そうですが、声を掛け合えばより気持ちがいいものです。

・After you.(お先にどうぞ)
・I have many items. Please go ahead.
(私はたくさん買物がありますから、どうぞご心配なく。)
・Thank you so much!(ありがとうございます。)
・Thanks, it’s very kind of you!(どうもご親切にありがとう!)

日本でもあちこちで発行されているポイントカード、英語ではroyalty cardと呼びます。ポイントを貯めると値引きしてもらえたりする仕組みは日本と同じです。

・Do you have our royalty card?(ローヤルティカードはお持ちですか?)
・I'd like to make my royalty card. How can I apply?
(ローヤルティカードを作りたいのですが、どうやって申し込めばよいですか?)
・How much points do I have by now?(今現在、私のカードには何ポイント溜まっていますか?)
・How can I check the balance?(残高はどうしたら確認出来ますか?)
・It’s shown on the receipt.(レシートに印字されます。)
・Please redeem my points .(ポイントの還元お願いします。)

coupon(クーポン)、gift certificate(商品券)、voucher(引換券)などを使いたいときは、

Can I use ○○? (使えますか?)

または

Can I redeem ○○?(還元/引き換え出来ますか?)

と尋ねます。

レジ袋どうする?

レジ袋は英語でplastic bagというだけです。日本では、ショッピングバッグを持参するとポイントがもらえるお店もあったりしますよね。
環境保護のために、筆者の住むタンザニア・ダルエスサラームでもレジ袋の使用を控えることが奨励されて来ています。この数年来、大きなスーパーではたいていレジ袋は有料になりました。クラフトマーケットなどでは、タンザニア独特の布地で作った素敵なcarrier bag / grocery bag(いわゆる「マイバッグ」)が売られています。

ところがスーパーでは、キャッシャー担当の店員さんが商品をレジに通すそばから、各カウンターに付いたもう一人の店員さんがレジ袋の要不要を顧客に確認するでもなく、次々とそれらをレジ袋に詰め込んで行くのがタンザニア流です。そして、ディスプレイに表示された合計支払額には、すでにレジ袋代が課金されているのです!この後の余計なやりとりの手間を避けるには、最初に「レジ袋は要りません」(No plastic bags please)と断っておくことが肝心なのでした。

駐車場で

買物したものは、カートに乗せて駐車場まで運び出します。車に荷物を積み込んだら、カードを戻さなければなりません。広い駐車場では意外と手間です。近くに係員がいたら、声を掛けてみます。

・Excuse me, can you return the cart for me? Thank you so much!
(すみません、このカートを戻しておいてもらえますか? ありがとうございます!)

まとめ

どこのスーパーマーケットでも、買物の手順は同じです。勝手が分かるから余裕を持って店内を見て回れますね。馴染みの商品や珍しい商品など、いろいろ発見があって楽しいものです。当地のスーパーでは欧米・中東などからの輸入品も多い中、タンザニアはじめ近隣アフリカ諸国の製品を見付けるのは楽しみの一つです。日本にいたら、まず見られないものたちですからね。出来るだけ国産品(タンザニア製品)を応援するようにしています。

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