オーストラリア特有の英単語を学ぼう

こんな時にこんなフレーズ
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オーストラリアに留学や旅行をする予定はありませんか?
英語最も幅広く使われるのがアメリカ英語、そしてイギリス英語も有名です。しかし、アメリカ英語とイギリス英語のほかに、オーストラリア英語も知っておくべき必要があります。
実はオーストラリアからの訪日数は増加していて、エンターテインメントの分野でもオーストラリア人が第一線で活躍を続けています。オーストラリアだけで使用される英語は、イギリス英語のように特有の英単語があるのです。
今回はオーストラリア英語を学びましょう。

オーストラリア英語を耳にする機会が増えている

海外からの日本への旅行者客数は増加傾向にありますが、特にオーストラリア人の訪日数は劇的に増加しているのです。もしかすると、日常会話だけではなく、ビジネスシーンでもオーストラリア人と英語でコミュニケーションを取る機会があるかもしれません。
オーストラリア人の英語は特徴的で、知っていないと意味が理解できないことも多々あります。

私も実際に人生で2回、日本に来たオーストラリア人とコミュニケーションをとったことがあります。彼らとコミュニケーションをとってみると、オーストラリア人の英語も特徴的だなあと思いました。
アメリカ英語とイギリス英語を区別することはあっても、オーストラリア英語を意識することはないですよね。
もしあなたがオーストラリアに留学や旅行をする予定があるならば、オーストラリア英語を学んでおく必要があります。

おそらくあなたはすでに意識したことがないだけで、オーストラリア人の英語を聞いたことがあるかもしれません。世界で活躍するオーストラリア人は非常に多いです。
俳優だと「ウルヴァリン」シリーズのヒュー・ジャックマン、「ダーク・ナイト」でジョーカーを演じた故ヒース・レジャー、ラッセル・クロウ、ニコール・キッドマンなどが有名です。スポーツ選手では、水泳のイアン・ソープや陸上のキャシー・フリーマンなどが有名ですね。
どの分野においても、世界的に活躍する人材を輩出するオーストラリアに世界は大注目しています。

オーストラリアという狭いコミュニティーで使われるオーストラリア英語は独自の発展を遂げました。オーストラリアでは、ほかの国々では使用されない独自の面白い英語があります。
ここからはオーストラリア英語を学んでいきましょう。

オーストラリア英語

be snowed under
(忙しすぎる、てんてこまい、~に追われている)

be snowed underはオーストラリアだけではなく、他の英語圏の国々でもよく使用されます。
しかし、オーストラリアでの使用頻度は他の国と比べると非常に多いです。直訳すると「雪の下に埋もれている」ですね。これは「仕事に追われている」、「仕事に追われて忙しすぎる」という意味です。
よくbe snowed under with work「仕事に追われている」という形で使用されます。

I'm really snowed under. Can this wait?
(今本当に忙しいんだけど。これ待てないの?)

be run off feet
先ほど紹介したbe snowed underと意味はよく似ています。意味は「早く仕事を終えないといけない」です。早く仕事を終えるために、一生懸命働くというニュアンスです。
本当に忙しすぎて、実際に走っているところを想像すれば、覚えやすいです。

She has to be run off her feet.
(彼女は早く仕事をしなければいけない。)

Bevvies
これは「飲み物」という意味のBeverageを別の言い方にしたものです。「飲み物」と言っても、基本的にはビールなどのアルコール飲料のことを示します。

Hey do you wanna grab some bevvies tonight?
(今夜、酒でも飲みにいかないか?)

Chockers
Chockersはスラングで、イギリスとオーストラリアでは違った意味で使用されます。
イギリスではChockersは「うんざりした、頭に来た」という意味で、オーストラリアでは「いっぱいの」、「詰まった」という意味で使用されます。

That restaurat was chockers.
(あのレストランは一杯だったよ)
Would you like to eat more?
(おかわりはいかがですか?)
No thanks, I'm chockers.
(ありがとう、でもお腹いっぱいなんだ)

Clucky
Cluckyはオーストラリアだけではなく、アメリカでもイギリスでもよく使われます。
Cluckyは形容詞で意味を説明するのは少々難しいです。Cluckyは特に女性によく使われる単語で、赤ちゃんが欲しくなるというニュアンスです。

Look at that baby! She is so adorable!
(あの赤ちゃん見てよ!とってもかわいい赤ちゃんだわ!)
Yeah, she is. 
(ああ、本当にかわいいね。)
Ahhh I'm getting so clucky. How about you?
(あー、私も赤ちゃんが欲しくなってきたわ。あなたは?)
Well..... someday.
(うん....いつかね。)

なんとなくニュアンスを理解することはできたでしょうか?

Bogan
Boganはかなり侮辱的な単語なので、使う機会、耳にする機会がないほうがいいです。
Boganは人々のことを表します。ではBoganとはどんな人々のことなのか?一般的には、服の着方、しゃべり方などの行動が教養がない、素養がないと思われる人々のことです。
よく「バカ」という意味でも使われますが、Boganのほうが侮辱度は強いです。

She’ll be right
She’ll be right.はオーストラリア特有のフレーズです。
もし相手がいきなり、She’ll be right.と言うと確実に戸惑います。Sheって誰のことだ?となりますよね。
実はShe’ll be right.はNo problemやEverything will be alright.と同じ意味を持ちます。つまり、意味は「問題ない」や「なんとかなるさ」。

No worries
No worriesは「心配ない」という意味で使用されることが多いですが、オーストラリアではYou’re welcomeと同じ意味で使用されます。つまり「どういたしまして」ですね。

Thank you for your help.
(手伝ってくれてありがとう。)
No worris.
(どういたしまして。)

オーストラリア英語は面白い

今回紹介した以外にも、オーストラリア特有の英語はたくさんあります。
オーストラリア英語は非常にユニークで面白いですよね。なんでこの英語が、こんな意味になるんだろうと考えるよりも、こういう意味なんだとわりきって覚えるといいです

オーストラリア英語を学ぶ一番の方法は、オーストラリアのドラマや映画を見たり、洋楽を聴いたりすることが一番です。
オーストラリアのドラマも面白いのがたくさんあります。近年話題になったのが、「ウェントワース女子刑務所」です。今作は、女刑務所での囚人たちの生活を描いたものです。
また素晴らしいミュージシャンもたくさんいるので、ぜひオーストラリア文化にも触れてみてくださいね。

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