英語をしゃべるためには口の筋肉を鍛えるべし!

スピーキング
スポンサーリンク

「英語を理解することはできるけど、会話についていけない」
「英語の発音が一向に上達しない」
などの悩みは多くの英語学習者が持っています。その悩みの原因は、英語をしゃべるために必要な口の筋肉がついていないからかもしれません。今記事では、口の筋肉の重要性から鍛え方まで紹介するので、ぜひ参考にしてください。

口の筋肉を鍛えることで英語力はアップする!

英語での会話についていくため、もしくはきれいな発音で英語を話すためには口の筋肉を鍛えることは必須です。英語と日本語は全く違う言語であることは言うまでもありません。英語と日本語の主な違いは、以下の通りです。

・音の違い。特に英語は子音が多い
・イントネーション
・強弱の付け方
・英語には音と音のつながりがある

どれも重要な違いですが、今回スポットを当てるのは英語と日本語の音の違いです。日本語にはない音が英語にはたくさんあります。つまり、英語特有の音を発音する際には、日本語を話すときとは違った筋肉を使用する必要があります。

私たち日本人は、英語をしゃべるための口に筋肉が発達していません。口の筋肉が発達していないために、英語をしゃべっているときにつまずいたり、きれいな発音ができなかったり、そして英語の会話についていけなかったりするのです。

よくよく考えてみると、英語を話すうえで口が重要なのは言うまでもありませんよね。私たちは口を使って発声を行うのですから。英語を話すためには、口の筋トレが必要ですが、その重要性はあまり注目されていません。
私が英語学習を始めた当初、最初の1か月間は発音だけをみっちりと学習しました。発音のDVDを見ながら、各音を出すための正しい口の形、発声方法を行いました。最初の方は、口周りの筋肉が筋肉痛になりました。口周りの筋肉が筋肉痛になるということは、初めての経験だったので驚きました。しかし、これは英語を話すときには普段使わない筋肉を使っているという証拠ですよね。

私の経験から、口の筋肉を鍛えることで英語のアクセントやレスポンススピードは絶対に上がります。ではどうやって英語に必要な口の筋肉を鍛えればいいのでしょうか?
ここからは、トレーニング方法を紹介します。

英語に必要な口の筋肉の鍛え方

英語に必要な口の筋肉の鍛え方は、たくさんあります。極論を言えば、正しい口の形を意識して、英語を話せば自然と必要な筋肉を鍛えることはできます。今回は、主に3つのトレーニング方法を紹介します。

1.発音学習
2.音読
3.早口言葉

この3つは、私が実際に行ったトレーニングであり、効果的なものです。早速、3つのトレーニングについて解説いたします。

1.まずは発音学習
発音学習を行わずに、英語の口の筋肉を鍛えることはできません。まずは、各音を発音をする際の正しい口の形を学びましょう。
母音と全ての子音の口の形、そして音の出し方まで完璧にマスターします。発音学習は、絶対に動画を見ながら行いましょう。YouTubeにアップロードされている無料動画を教材としてもいいですし、発音に関する参考書を購入して行っても構いません。

発音学習で大切なのは妥協しないことです。何度も動画を見て、正しい口の形を身体に覚えこませましょう。この発音学習は退屈ですが、英語を話すうえでは最も重要なステップです。
注意点は1つだけあります。それは短期間で終わらせることです。発音学習は長期間行うものではありません。2週間から1か月の短期間に集中して学習を行いましょう。

Youtubeだと、Rachel’s Englishというチャンネルが英語の発音を学ぶには最適です。
https://www.youtube.com/user/rachelsenglish

各音をネイティブのレイチェル先生が丁寧に解説しています。口の形もクローズアップされ、スローモーションでどのように口に形が変化していくまで見ることができます。各音を出すコツも丁寧に解説されているので、ぜひ1度目を通してみてください。

2.シャドーイング
シャドーイングとは、音声で流れてくる英語に影のようについていきながら同じ内容を繰り返し発生する学習法です。シャドーイングは同時通訳者が行う英語学習法として知られていますが、普通の英語学習者にも最適です。

シャドーイングで大切なのは、主に以下の5つです。

・完璧にまねることができるまで繰り返す
・正しい口の形は常に意識する
・強弱の付け方を意識する
・息継ぎのタイミングを意識する
・音のつながり、音の消失を意識する

5つのポイントを紹介しましたが、要するに教材となる音声と全く同じスピーチができるようになるまで繰り返せばいいだけです。
私が初めてシャドーイングを行った時の教材は約2分間のものでした。それが完ぺきにできるようになるまで、たしか1000回近く繰り返していたと思います。
シャドーイングでは、英語スピーキングの特徴を身に着けることができます。完璧にシャドーイングを行うためには、口の筋肉を鍛える必要があり、正しい口の動きをする必要があります。コンマ遅れで音声についていかないといけないので、無駄な口の動きが起きると完璧にシャドーイングを行うことができません。

シャドーイングを行うときには、時々自身がシャドーイングを行っている様子を録音して聞いてみてください。最初は、あまりのひどさに絶望すること間違いありません。しかし、自身の声と教材となる音声のずれを認識し、修正するためには録音は必須です。

上記の動画では、ネイティブがシャドーイングの仕方を丁寧に解説しています。またお手本として、シャドーイングを実践しているので、ぜひ参考にしてみてください。

3.早口言葉
正しくきれいな発音をする人々と言えば、アナウンサーですよね。そんなアナウンサーが必ず行っているトレーニングと言えば、早口言葉です。早口言葉もシャドーイングと同様に正しい口の形を作らないと行うことができません。以下が有名な英語の早口言葉です。
https://www.youtube.com/watch?v=K27EpAhx9cc

She sells sea shells by the seashore.
The shells she sells are surely seashells.
So if she sells shells on the seashore,
I'm sure she sells seashore shells.

Fuzzy Wuzzy was a bear
Fuzzy Wuzzy had no hair
If Fuzzy Wuzzy had no hair
then Fuzzy Wuzzy wasn't very fuzzy, was he?

発音を学習した方ならばわかると思いますが、非常に難しいです。早口言葉では、シャドーイング以上に正しい口の形をすることが求められます。早口言葉はTongue Twisterで検索すると出てきますので、ぜひ日常的に楽しみながら行ってください。

常に口の動きを意識して

英語を話すときには、常に口の形や動きを意識しましょう。意識するだけでも、発音はきれいになります。結果的に、英語をしゃべるために必要な筋肉をつけることができ、テンポよく会話を楽しめることができるようになります。
ぜひ、今回紹介したトレーニングを実践してみてください。

タイトルとURLをコピーしました