オーストラリア、ケアンズの気候、お天気を日本と比べながらお天気に関する英語表現を覚えよう♪

オーストラリア
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オーストラリアは、南半球に位置していますから、北に行けば行くほど、年中暖かいトロピカルな気候になります。オーストラリア、クイーンズランド州北部にあるケアンズは、常夏の熱帯地域です。トロピカルなケアンズならではのお天気にまつわる英単語もありますので、これを機会に、一緒にトロピカルなお天気用語を覚えてしまいましょう!

ケアンズに四季はないのか?

ケアンズの住民としては、常夏な気候でも、「肌寒くなって冬が近づいてきたな〜」「マンゴーも実って夏だな〜」と微妙な季節の移り変わりを感じて暮らしています。
しかし、はっきりとした四季ではなく、wet season(雨季)、 dry season(乾季)と二つの季節に大きく分けて考えています。
雨季が夏、乾季が冬、というふうに大雑把に分けていて、雨季が11月ぐらいから5月まで、5月下旬くらいから11月ぐらいまでが乾季です。

annual precipitation、annual rainfall(年間降水量)が、2400mmほどですが、雨が降るのは、1月から3月に集中しています。
ケアンズの雨季は、日本の梅雨のようにしとしとと一定期間雨の降る日が多いイメージではなく、ザーッと大雨が一晩中降ったと思ったら、翌朝はかんかん照り、というような、急な雨と晴れの繰り返し、という感じです。なので、暑い夏にザーッと雨が降ることはかえって気持ちよく、かんかん照りに晴れる機会も多いので、雨季だからといって天気に左右されるアクティビティを諦める必要はなく、観光も十分楽しめます。

ケアンズは、tropical climate (熱帯気候)ですので、ものすごい猛暑を想像しますでしょう(笑)。average temperature(平均気温)は、29℃と確かに熱帯らしい高い気温ですが、筆者は日本に帰るたび、東京のほうがよほど暑い!と思っています。やはり、ケアンズの夏は、雨季にあたるので、暑くなったと思ったら、雨が涼しくしてくれる、ということや、ケアンズは、高いコンクリートのビルも少なく、緑が多いので、風通しが良かったり、自然が暑さを軽減してくれているのかもしれませんね。
そして、minimum temperature(最低気温)も20℃、21℃が平均という暖かさ!年に1、2回、朝早い時間に10℃以下になることがあり、地元民には、それはそれは極寒です!25℃くらいから「なんだか今日は肌寒い・・・」と感じますからね、体感温度が熱帯仕様になっているのかもしれません。

ケアンズといえばトロピカル!だから、海も満喫できる夏に行こう!と思うかもしれませんが、オーストラリア国内の観光客には、「ケアンズの冬」が大人気です!
ケアンズの冬は、乾季にあたり、カラッとした晴れの日が多く、他のオーストラリアの各都市ではコートを着るような真冬に、Tシャツでプラプラできる温暖な気候が人気なのです。日本の「秋晴れ」のような季節が楽しめますよ♪

ケアンズの雨季は豪快!

先ほども触れましたが、ケアンズの雨季の雨は、暑くなったと思ったら、ザーッと雨が一気に降ってまた晴れる、というサイクルの繰り返しなので、一日中雨のせいで何にもできない、というわけでもありません。
しかし、本当に「ザーッ」と豪快に雨が降りますので、時に cyclone(サイクロン)となってケアンズに大雨をもたらします。毎年平均4つぐらいのサイクロンが襲っているのだそう。
大雨だけで済めば良いのですが、flooding(洪水)をもたらし、住居にダメージを与えたり、大きな被害になることも少なくありません。
日本では地震に備えて水や食料を備蓄しますが、ケアンズの人は、サイクロンが近づくと、水やパン、発電機などを買い込む人でスーパーなどが混み合います。サイクロンでは、道路が遮断されることも多いので、その後数日スーパーに在庫が届かなかったり、郵便が届かないなどの困り事もあります。

ですが、雨がたくさん降ると、楽しみなこともあるのですよ♪
ケアンズには、二つの世界遺産があります。ひとつがグレートバリアリーフ、もうひとつが熱帯雨林です。
熱帯雨林は、英語で、rainforest というのですが、まさに!雨が降ると、熱帯雨林らしく、木々が雨に濡れて一層緑が濃く、美しい景色が楽しめます。
また、ケアンズは、rafting(ラフティング)も有名な場所。雨がたくさん降ると、川の水量が増えて、一層ラフティングが楽しくなるというものです。
そして、ケアンズ周辺地域には、たくさんの美しい滝がありますから、雨が降った後の豪快な水しぶきを上げる滝の景色もお楽しみいただけます!

ケアンズならではのやっかいな風物詩

ケアンズといえば、海!と思い浮かべると思います。「グレートバリアリーフ」は、ケアンズからボートに乗って沖に行かないと見られないのですが、ケアンズからちょこっとドライブで行けるビーチもたくさんあり、地元の人も海水浴が大好き!
11月から5月くらいのちょうど雨季にあたる季節に、stinger というクラゲが出没します。クラゲに刺されないように、時期よっては、stinger net という網で泳ぐ範囲が限られていることもあります。
各ビーチには、vinegar(酢)と表示のある酢の設置場所があり、ビーチにライフガードがいない時に、クラゲに刺されてしまった時は、備え付けの酢をかけて応急処置をします。

また、夏に限らず1年中、ケアンズの紫外線はとても強く、日本の3〜5倍の強さですので、日焼け止め、帽子、袖のある服で紫外線を防止してください。
オーストラリアでは、紫外線を防止する標語として、Slip!(袖のある服を着て)Slop!(日焼け止めを塗って)Slap!(帽子をかぶって)という言葉があるのですが、よく、Don’t forget to Slip, Slop, Slap!という言い方をします。
最近では、Slip! Slop! Slap! に加えて、Seek!(木陰を探す) Slide!(サングラスをかける)もよく言われるようになりました。

さて、いくつかケアンズのお天気にまつわる英単語も出てきたことですし、最後に、ケアンズの気候、お天気に関する英文を読んでみましょう!
上のお天気豆知識に沿っていますので、読みやすいですよ♪

Cairns has two seasons – the wet season, which begins around November and ends around May, and the dry  season. The annual rainfall in Cairns is 2400mm but most rainfall occurs between January and March. But rain in Cairns during the wet season  tends to fall more overnight and clears up during the day.The cyclone season is normally around November to May. On average 4 tropical cyclones per year affect the area around Cairns.Cyclones can cause lots of damage to the area, but there are positive points about heavy rain! After a day of heavy rain, you can enjoy the magnificent view of waterfalls and rainforests around Cairns, and because of the rising water levels in the rivers, rafting will become a much more exciting activity!

とにかく、トロピカルなケアンズは一年中楽しい!ということです!
リラックスするには最高の街なので、ひと休みにお越しくださいませ♪

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