【AMA】ゴミ屋敷で育った人物の物語で英語学習

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最近話題のAMAが、ゴミ屋敷で育ったユーザーのもの。物心ついたころからゴミ屋敷に住んでいたそうで、なかなか壮絶な経験を世界にシェアしてくれています。英語でゴミ屋敷はHoarder House。今回は”I grew up in a hoarder house. Mountains of garbage, hundreds of cats, mushrooms growing out of the carpet, the whole deal. AMA!”で英語学習をしましょう。

自分の家が普通ではないと気づいたとき

When did you realize other homes did not look like yours?
君の家が他の人の家と違うと気づいたのはいつ?

I grew up in a small, affluent town that was almost 100% Italian (East Hanover, NJ).
私は小さいながらも裕福な町で育ちました。町の住民のほぼ100%がイタリア系です。

Most families had a stay-at-home mom who kept the house spotless. Many couches covered in plastic, that kind of thing. So I became aware from a very young age. There was also a lot of psychological conditioning from my mother letting us know we were different and had to work to keep others from knowing about it, otherwise 'they' (usually the dreaded DYFS or Public Health) would come and take us away from Mommy.
So yeah, it was pretty young.
ほとんどの家庭には、いつも家を清潔に保ってくれる母親がいました。多くのソファはプラスチックのようなもので覆われていました。だから、かなり幼いときに気づきました。また、母親から精神的コントロールを受けていて、私たちは他の人たちと違うと知らされ、他の人たちにそのことを気づかれないよう努力をする必要があると教えられました。さもなければ、彼ら(主にDYFSもしくは公衆衛生局)がやって来て、私たちとママを引き離すと。だから、とても若いときに気づきました。

【単語解説】
realize – 気づく
grow up – 成長する
affluent – 裕福な
stay at home – 家にいる
spotless – とてもきれいな、汚れのない
aware – 気づく
psychological – 心理的な

ユーザーは自身の家が他とは違うことに、幼少期の段階で気づいていたそう。でも、母親に洗脳されたがために、ゴミ屋敷であることを隠しながら生きていたのですね。

ゴミ屋敷に長年住まされたために起きた健康問題

Do you have any health conditions from growing up in such a dirty environment?
そんなに不衛生な環境で育って健康上には問題ないのですか?

Yes, but can't complain too much because my sister got toxoplasmosis which led to her losing eyesight in one eye.
ありますが、姉妹がトキソプラズマ症に感染して片目を失明したことを考えると、あまり不満は言えません。

I got Scarlett Fever at a young age which caused a lot of complications because it went untreated and became Rheumatic Fever. My temperature got so high it denatured the proteins in my enamel, so my teeth have been yellow all my life. But it also caused some lifelong heart and lung issues as well.
私は幼児の時に猩紅熱(しょうこうねつ)になり、複雑な状態になってしまいました。治療されなかったため、リウマチ熱になりました。体温はとても高くなり、エナメル質にあるたんぱく質が変性するのです。そのため、私の歯はずっと黄色のまま。また、生涯にわたって心臓と肺に問題を抱えることになりました。

【単語解説】
complain – 文句を言う、不満を言う
toxoplasmosis – トキソプラズマ
eyesight – 視力
complication – 面倒なこと
untreated – 未治療の
temperature – 体温
lifelong – 生涯にわたる

やはり不衛生な環境で育ったために、深刻な健康問題を抱えてしまったよう。ゴミ屋敷はユーザーのせいではなく、両親のせいなので気の毒としか言いようがありません。

ためこみ癖はなくなったユーザー!

Are you a hoader as well?
あなたもモノのためこみ癖はあるのですか?

No. When I was younger I had similar tendencies...I'd feel irrational emotional attachment to some things and take longer to throw them away. I kinda had my mom's tendency to think of things as having feelings...like, "I've had that sweatshirt for so long, he'll be so sad if I throw him away. I can't do that to him, he's been so good to me."
いいえ。若かったときは、母親と同じような傾向こそありましたが。モノに異様な愛着を持って、捨てるのに時間がかかっていました。母親と同じような気持ちを持ち、まるで「長い間、このスウェットシャツを持っている。もし捨てたら、このスウェットシャツは悲しんでしまうかも。私にはできない。シャツはいつも私に親切だった」のように考えてしまうのです。

I don't often have those feelings anymore, but they help me understand her a bit more. More frequently I almost revel in throwing away everything, even stuff I end up needing later.
でも、今ではそのような気持ちは起きません。最近ではむしろ、モノを捨てるという行為に楽しみさえ感じます。のちのち必要となるのも捨ててしまうほどです。

【単語解説】
hoader – ものを溜め込む人
tendency – 傾向
emotional – 感情の
attachment – 愛情、愛着
throw away – 捨てる

昔はやはり母親と同じように、物を捨てきれない傾向が合ったそうですが、現在はそれもなくなったみたいでなによりです。ゴミ屋敷に住んでいる人やものをためこんでしまう方たちは、所有物に愛着を持ってしまうんですね。辛い過去をシェアしてくれたユーザーには感謝しかありません。

まとめ

実はこのユーザーは、ゴミ屋敷から抜け出して、名門中の名門スタンフォード大学を卒業しているんですよ。その時の話もシェアしてくれているので、英語学習の一環でぜひスレッド全体に目を通してみてください。

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