【英語記事】セレーナが大坂なおみにかけた言葉とは?

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テニスの全米オープンで日本勢初優勝を果たした大坂なおみ選手。決勝の相手はレジェンド、セレーナ・ウィリアムズ選手。セレーナがレフェリーともめるなど波乱も巻き起こりましたが、見事に激闘を制し優勝。表彰式でセレーナが大坂なおみにかけた言葉とは?今回はDaily Mailの英語記事で英語学習しましょう。記事全文はこちらから。

セレーナが大坂なおみにかけた言葉

Naomi Osaka has revealed she had no idea what was going on between Serena Williams and the referee in her grand final at the US Open on Saturday.
大坂なおみは、日曜日に行われた全米オープンの決勝で、セレーナ・ウィリアムズとレフェリーの間で何が起きているのか知らなかったと明らかにした。

Osaka, 20, told The Ellen Show she was taught not to pay attention if her opponent got angry, so she could stay focused.
20歳の大坂はテレビ番組「エレンの部屋」に出演し、セレーナが怒っているかどうか気にしないようにと言われたと明かした。そのため、彼女は試合に集中できたのだ。

'I was looking away, but I heard a lot of people in the crowd making noises, and I really wanted to turn around, but I didn't,' she said.  
「私は他の方向を向いていましたが、観客の人々が騒音を出しているのは聞こえました。だから、本当は振り向きたかったけど、我慢しました」と彼女は言う。

【単語解説】
reveal – 明かす
referee – 審判
pay attention to – ~に注意を払う
opponent – 敵、競争相手
focus – 集中する
crowd – 群衆

She revealed that despite having beaten the former world champion, Williams was quick to comfort her among the jeers of the crowd echoing through the arena as she received her trophy.
大坂なおみはトロフィーを渡される際、観客からヤジが上がったら、すぐにセレーナが慰めに来てくれたと明かした。

'[Williams] said she was proud of me, and that I should know the crowd isn't booing at me,' Osaka said.
「セレーナは私を誇りに思うと言ってくれました。そして、観客は私に対してヤジを投げているのではないと」

'I was really happy she said that.' 
「彼女がそう言ってくれて、本当に嬉しかったです」

The Japanese player said she thought the jeers were directed at her, and began to get a bit overwhelmed by the situation, having missed Williams' argument with the umpire.
大坂なおみはヤジは自身に向けられたものだと思ったそうで、次第に状況に圧倒され、セレーナが審判と口論しているところを見逃したと述べた。

【単語解説】
former – 以前の
comfort – 慰める
jeer – ヤジ
boo – やじる

セレーナは勝者である大坂なおみに温かい言葉をかけたのですね。さすが、テニス界のレジェンドです。そして、見事な集中力を発揮し、試合を制した大坂なおみもあっぱれ。それにしても、「エレンの部屋」に出演するなんて、一躍時の人になりました。

セレーナに何が起きた?

Williams was fined $17,000 after losing a point and a game for various code violations. 
セレーナはポイントを失い、様々な違反行為を犯したことから、17,000ドルの罰金が科された。

She first erupted at umpire Carlos Ramos after being given a code violation for coaching, after her coach Patrick Mouratoglou was spotted giving hand signals in the first set - which is against the rules. 
彼女は初めにコーチング違反について指摘されると、審判のカルロス・ラモスに詰め寄った。ファーストセット中、コーチがセレーナにハンドシグナルを送っていたのだ。そして、コーチングはルール違反になってしまう。

In the second set, she slammed her racket into the ground when she was broken back for 3-2, after which she was given a point penalty.
セカンドセットでは、3-2となった際セレーナはラケットを地面に叩きつけた。そして、その行為もまたペナルティーの対象となるのだ。

【単語解説】
fine – 罰金を科す
violation – 違反
erupt – 爆発する
spot – 見つける
slam – 叩きつける

ご存じの方も多いでしょうが、セレーナは今大会で様々な規約に違反してしまいました。しかし、男性が同じことをしても罰せられずに、女性だけ罰せられるのは平等ではないと問題提起のきっかけにもなったのです。

ただ、セレーナの心情を考えると、普段とは違った悔しさでいっぱいかもしれません。

気になる賞金の使い道は?

King, who won 12 Grand Slam singles titles, including four US Opens, tweeted 'Several things went very wrong during the Women's Finals today,' on Saturday.
グランドスラムで何度も優勝を果たしているセレーナは次のようにツイートしている「今日の決勝ではいくつか悪いことが起きてしまいました」。

'Coaching on every point should be allowed in tennis. It isn't, and as a result, a player was penalized for the actions of her coach. This should not happen.
「各ポイントでのコーチングは許可されるべきでしょう。しかし、それは許されておらず、結果的に1人のプレイヤーは罰せられてしまいました。これは起こるべきではありません」

'When a woman is emotional, she's "hysterical" and she's penalized for it. When a man does the same, he's 'outspoken' and there are no repercussions.
「女性が感情的になると、”ヒステリック”と罰が下されます。男性が同じことをしても、”率直”だと何も非難を受けない」

The Japanese player won $3.8million, and told Ellen while she did not own a car, she would prefer to spend her prize money on her parents. 
大坂なおみは3.8百万ドルを獲得し、車を持っていないため、賞金は両親のために使用したいとエレンに語った。

【単語解説】
as a result – 結果
penalize – 処罰する
emotional- 感情的な
hysterical – ヒステリックな
outspoken – 率直な
repercussion – 反発

先ほども述べたように、セレーナはテニス界にある男女不平等について問題提起をしていますね。一刻も早く、この問題は解決されるように願うばかりです。そして、大坂なおみ選手の賞金の使い道は、ご両親のために!素敵な贈り物をされることでしょう。

まとめ

今回は話題の一戦の裏側を紹介する英語記事を見てきました。ぜひ、再び大坂なおみ選手とセレーナ選手の一戦を見てみたいですよね!また、話題の英語記事はすらすらと頭の中に入ってきたのではないでしょうか?
リーディングが苦手という方は、まずは事前知識のある英語記事に取りかかってみるといいですよ。

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