Dave Chappelleのスケッチコメディで英語学習しよう

If I can make a teacher’s salary doing comedy, I think that’s better than being a teacher. -Dave Chappelle 
(もしコメディをして教師の給料を稼ぐことができるなら、それは教師でいるよりいいと思う。ーデイブ・シャペル)

アフリカ系アメリカ人・デイブ・シャペル氏は2003年から2006年まで続いた大人気コメディ番組Chappelle’s Showで人気を集めました。

彼の番組は一見黒人を馬鹿にして笑いを取っているように見えるのですが実は人種、性差別や政治を風刺しており、無意識に黙認されている問題に気づかせてくれるものであると大きな支持を受けています。
支持を受けるポイントは彼は特に黒人の男性であることからくる負の期待や差別に対し、コメディを使い抵抗を示すものでもあるといわれています。

今回は、デイブ・シャペル氏の大人気コメディ番組Chappelle’s ShowのBlack Bush「黒人ブッシュ」を使い英語学習しましょう。

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Black Masculinity「黒人の男性的特質」

まずはシャペル氏のいう、「黒人の男性的特質」という概念をご存知でしょうか。まずは、黒人の男性であることからくる負の期待や差別についてOdysseyに搭載されている記事を読んで勉強しましょう。

...This type of masculinity is extremely different from any other race’s definition of masculinity because there is a negative connotation attached to Black men...
(この種類の「男性的特質」は全く他の人種の「男性的特質」とは違い、否定的な意味合いが付けられています。)
...It is imperative for Black men to create their own perception of Black masculinity in order to stop being misunderstood and mislabeled. 
(誤解や不当なラベルを張られることを止めるため、「黒人の男性的特質」の感覚(定義)を彼ら自身で作ることは義務です。)
...As a result, the media portrays Black men as violent, hypersexual, and incompetent beings. 
(結果的にメディアは黒人男性を暴力的で、過度に性的であり、無能なものであると描き出します。)
It is proven that the media unjustly frames their news stories to sympathize more towards whites and less for blacks… 
(メディアは黒人よりも白人に多く同情するようにニュースや話を作り上げていることが証明されています。)
This causes society to unfairly see Blacks as their aggressor to oppose to the victim…
(これにより、社会が不公平に黒人を犠牲者ではなく攻撃者として見ることの原因になります。)

【単語解説】
Masculinityー男性的特質・男性らしさ
Imperativeー義務
Unjustlyー不当に
Aggressorー攻撃者

このステレオタイプである「黒人の男性的特質」を考慮しながらシャペル氏は何を風刺し、視聴者の支持を受ているのか次の2つのスキットを見ていきましょう。

THE LEAD UP TO THE WAR「戦争に至るまで」

Newscaster: President Bush continues to make his case for an invasion of Iraq. 
(ブッシュ大統領はイラク侵略について論証し続けています。)
President Black Bush: After carefully examining the region that, me and my cabinet definitely agree that the area is definitely right for regime change.
(その地域を入念に調査した後、私と顧問は絶対に政権交代が良いということで意見が一致しました。)
Cabinet member: Aight?
(わかった?)
Black Bush: But if I can be real about it.
(でももし本音でいけるなら。)
Cabinet member: Be real, son.
(本音で行け、相棒。)
Black Bush: Real.
(本音。)
Cabinet member: Be real, real, son. 
(本当に本音で行け、相棒。)
Black Bush: He tried to kill my father, man.
(彼は私の父を殺そうとしたんだよ。)
Cabinet: What. Word. 
(え、その通りだよ。)
Black Bush: I don’t play that shit.
(その糞(みたいな事)で俺は遊ばないんだよ。)
Cabinet member: Say word, he tried to kill your father, son.
(なんだって、彼はお前のお父さんを殺そうとしたのか、相棒。)
Black Bush: That (beep) tried to kill my father! 
(あいつは私の父を殺そうとしたんだ!)

【単語解説】
To make one’s case for… ー意見を述べる・論証する
Cabinetー顧問・理事会
Regime changeー政権交代
Aightーalrightの口語的表現
Wordースラングとして使われる際は賛同を表す語彙

最初は落ち着いた様子で語っていますが途中から興奮気味になりマイクをつかみスラング的な表現を叫ぶシーンがありました。
そしてシャペル氏は自身がそのステレオタイプである否定的な意味合いを持つ頓珍漢な黒人男性を演じることで視聴者に現実で行われている差別に目を向けさせています。

その当時政治的なニュースとしてアメリカのイラク侵略開始があったのですが、シャペル氏はその決断をいいか悪いかはあえて言わず、ただその事態を伝え視聴者がその問題について考えるように作っています。そして、僕のお父さんを殺そうとしたんだ!というのはサダム・フセインがジョージ・ブッシュの父親を殺そうとした事を指しています。

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Oil 「油」

News Journalist: What about people saying you’re only interested in the Middle East for oil?
(あなたが中東に興味があるのはただ油だけだという人々のことをどう思いますか?)
Black Bush: What? Huh, oil? Who said something about oil? Bitch, you cookin’? Oil? Wha… C’mon ya’ll, get outta here. 
(何?え、油?油について誰が何か言った?ビッチ、料理する?油?な、、みんなここから出ろ!)

【単語解説】
C’monーcome onの略語
Ya’llーyou allの略語
Outta ーout ofの口語

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回大人気アメリカ人のお笑い芸人デイブ・シャペルのブラックブッシュというスキットコメディで英語を勉強しました。コメディにはその時代の問題やトレンドを面白おかしく描き出されていますがお笑い芸人の意図とその時に応じた時事ニュースを抑えておくとより面白さが増します。ぜひ参考にしてみてください。

【参照サイト】
https://www.theodysseyonline.com/defining-black-masculinity

https://cornerstone.lib.mnsu.edu/cgi/viewcontent.cgi?referer=https://www.google.com/&httpsredir=1&article=1132&context=etds

http://nymag.com/intelligencer/2017/01/the-fear-of-a-white-black-bush.html

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