サム・スミスが代名詞を変更!私たちも知っておくべきその大切な理由とは

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グラミー賞受賞シンガーのサム・スミスが代名詞変更を発表しました。どういうことかというと、これまでのHeやHimなどが、TheyやThemになるのです。大きな決断の理由は、サムが男性にも女性でもないノンバイナリーとして生きているから。今回はサム・スミスの大きな決断で英語学習しましょう。

サム・スミスが代名詞変更を発表

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Today is a good day so here goes. I’ve decided I am changing my pronouns to THEY/THEM ❤ after a lifetime of being at war with my gender I’ve decided to embrace myself for who I am, inside and out. 
今日といういい日に発表があります。私は代名詞をThey/Themに変更すると決断しました。私自身のジェンダーと向き合う人生の長い戦いの結果、内面も外面も含めて本当の私を抱きしめると決めたのです。

【単語解説】
・decide – 決断する
・pronoun – 代名詞
・lifetime – 生涯
・war – 戦争
・embrace – 抱きしめる、抱擁する

I’m so excited and privileged to be surrounded by people that support me in this decision but I’ve been very nervous about announcing this because I care too much about what people think but fuck it! I understand there will be many mistakes and mis gendering but all I ask is you please please try. I hope you can see me like I see myself now. Thank you.
この決断を下すことにおいて、多くの人々に囲まれ支えてもらい本当に光栄です。しかし、今回の発表をするにあたり、大きな不安を抱えてきました。私は人々の考えを気にしすぎますが、そんなことは重大ではありません!多くの失敗やジェンダーに対する誤解も出てくるでしょうが、1つだけお願いがあります。トライしてみてください。あなた方が、今私が自身を見つめているように、私を見てくれることを願っています。ありがとう。

【単語解説】
・be privileged – 光栄に思う
・decision – 決断
・nervous – 不安になる、緊張する
・announce – 発表する
・care – 気にする
・mistake – 間違い

P.s. I am at no stage just yet to eloquently speak at length about what it means to be non binary but I can’t wait for the day that I am. So for now I just want to be VISIBLE and open. If you have questions and are wondering what this all means I’ll try my best to explain but I have also tagged below the human beings who are fighting the good fight everyday. These are activists and leaders of the non binary/trans community that have helped me and given me so much clarity and understanding.
PS、私はまだどのステージでもありません。ただ、私にとってノンバイナリーになる重要性を話しただけで、その日が来るのを楽しみにしています。だから今は、目に見える形に、オープンにしたいだけです。もし質問などがあれば、私は全力で説明をします。同時に、毎日良い戦いをしている人々を下にタグ付けします。この活動家とリーダーたちはノンバイナリー/トランスジェンダーのコミュニティに属していて、コミュニティは私の手助けもしてくれました。だから、私は明確に理解できたのです。
(タグされた人々は元リンクを参考にしてください)

【単語解説】
・yet to – まだ~ない
・eloquently – 雄弁な
・for now – 今のところ
・visible – 目に見える
・wonder – ~だと思う
・explain – 説明する

Love you all. I’m scared shitless, but feeling super free right now. Be kind x
みんなを愛しています。死ぬほど怖かったですが、今ではとても自由を感じます。親切でいましょう。

【単語解説】
・be scared shitless – 死ぬほど怖がる

サム・スミスはHeやHimから、TheyやThemなどにすると発表しました。それは、彼が男性にも女性にも属さないノンバイナリーに属するからです。そもそも、ノンバイナリーとは何でしょうか?次の項でノンバイナリーについて見ていきます。

ノンバイナリーとは

ここからは、ノンバイナリーについて見ていきましょう。ノンバイナリーとは、男性でも女性でもどちらでもない存在です。見た目は男性/女性でも内面では女性/男性を感じたり、男性と女性の中間にいると感じたりすること。少し説明が難しいですが、男性や女性の枠にとらわれない人はノンバイナリーとなります。

サム・スミスもまた、ノンバイナリーで男性ではありません。しかし、これまでサム・スミスに充てられた代名詞は男性に使われるHeやHim、His。ただ、これだとノンバイナリーの人々は違和感を感じますよね。見た目で性別を判断されているわけですから。これは他のLGBT+Qにも該当します。

そこでサム・スミスは代名詞の中でも、中立性の高いThey/Themを選んだのです。この発表以降、英語圏の各メディアはサム・スミスの代名詞をTheyとしています。

まとめ

今回はサム・スミスの重大発表とノンバイナリーについて見てきました。性の多様性が大切な世界になっています。もしかしたら、サム・スミスのように自身をTheyと呼ばれるのを好む人がいれば、見た目とは異なる性別で呼ばれるのを好む人に出会うかもしれません。そんな時は、相手の意思や決断を尊重しましょう。私もまだまだ勉強中なので、性の多様性については正しい知識を得るためにも、専門家執筆の記事を読むのがおすすめです。

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