ビジネスインターンシップ・プログラム体験~心の準備編

海外で働く方法
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前回、海外インターンシップ・プログラムの概要についてご紹介しました。

<参考記事>海外インターンシップ・プログラムで語学力を伸ばそう!

日本人のインターンを、海外の学校や企業、団体に派遣してくれるというこのプログラムには、目的によっていくつかの種類があります。

そのうち、海外で働くという夢を叶える「ビジネスインターン」の体験談を、これから3回に分けて、具体的にお伝えしていこうと思います。

第一回目は、「ビジネスインターンシップ~心の準備編」です。

海外での「ビジネスインターン」を経験したいと考えている方は、ぜひご参考にしてください。

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■ビジネスインターンを選んだ理由

当時、社会人10年目だった私は、海外インターンシップ・プログラムの中から、ビジネスインターンを選んで、オーストラリアに渡りました。 

プログラム参加前の私は、英語が得意だとは、とても言えませんでした。
申込みにあたり、スクールインターン、カルチャーインターン、ビジネスインターンのどのカテゴリーで派遣先を紹介してもらうべきなのか?正直悩みました。

もし、当時の私が教職員として働いていたり、教育関係の仕事への転職を考えていたりしたなら、迷わずスクールインターンを選んだでしょうし、何か海外由来の趣味や特技を持っていて、それを本場の環境で磨きたかったなら、カルチャーインターンを希望したでしょう。

私は、短大で栄養士の資格を取ったものの、地元の大手企業に一般事務職として就職しました。 栄養士とは直接関係のない、顧客サービスや会計・経理などの業務に就き、中堅社員になっていました。

ですが30歳が近づいてきて、本当に自分の人生の中でやりたい仕事は何か?と考えるようにもなっていました。

いつか、栄養士の資格を活かし、それに「何か」をプラスして、人の心身の健康をサポートするような仕事がしたい…

オーストラリアで暮らしたいという以前からの夢と、その「何か」を探すため、栄養士という資格と基本的な社会経験を手に、思い切って、ビジネスインターン・プログラムに申し込みました。

■ビジネスインターンを目指すあなたに

ビジネスインターンを目指すあなたに、まず初めに大事なことをお話します。

ビジネスインターンは、基本的に無給です。
プログラムの受け入れ先は、あくまでも職場なので、そこで働く時間以外のプライベートな部分は自己責任です。

つまり、海外の派遣先で働くために、自分で住む場所を探し、派遣期間中の生活費は自己資金として事前に準備しておかなければなりません。
インターンシップ・プログラム自体への申し込み費用の他に、現地での生活費がかかるということを念頭に置いてください。

事前に、日本でホームステイ先をさがす方や、プログラム開始前に現地に入って数日間ホテル暮らしをしながら、シェアハウスや部屋探しをしたり、現地の銀行に口座を開いて生活資金を送金したりと、生活のための準備をする方もいます。 

私は、日本でシティバンクの円普通預金口座を開設して必要な生活費を入金し、現地のATMで現地通貨として引出しながら生活をしました。 また、インターナショナルクレジットカードも日本の銀行預金から引き落とせるので便利です。 

受け入れ先によっては、職場関係者の家でホームステイさせてもらえたり、お給料が支払われたりすることもあるようです。その場合ビザの種類も間違いのないように確認しましょう。

また、長期の場合には、市区町村の役所への海外転出の届け出や、海外でのもしもに備えた保険の手続きなども、忘れないようにしましょう。

■派遣先ではどのように働く?

ビジネスインターンは、ボランティアとはいえ、自らの意志で目的をもって働くという、プロフェッショナルな感覚で仕事をしなければなりません。

インターン個人のビジネス経験や参加目的など、ある程度のことは先方に伝えられています。
ですが、仕事は現場で教えてもらえるはずだとか、指示されることをやればいいとか、受け身的な気持ちでは、何しにわざわざ来たの?と困惑されてしまいます。

自分には何ができるのか?
この職場でどのような役に立てるのか?
期待されていることは何か?

社会人の立場で主体的に考え、積極的に仕事を見つけて行動し、派遣先に有益な結果をもたらす、いい仕事をしたいものです。

また、ビジネスインターンとして職場でどう働き、プライベートの時間をどのように過ごすのか? ビジネス英会話力をどのように向上させるのか?
全ては、自分次第なのです。

■まとめ

ビジネスインターンは、海外インターンシップ・プログラムの中でも、海外で働く夢を叶えるプログラムですが、基本的に無給です。 
また、仕事以外のプライベートの部分は自己責任です。

プログラムの申込金以外にも、現地で生活するための自己資金や、その他、様々な事前準備が必要です。

職場では、主体的に仕事を見出して、積極的に働き、現場で成果をだせるように努力してください。

提案したいこと、知りたいことなど、はっきりとした目的のあるコミュニケーションから、実践的な英会話力や、専門用語などの習得が短時間でできます。

次回は、私の活動体験を具体的にお話ししたいと思います。

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