提案上手になるためのお役立ちフレーズ~ビジネス英語中級編1

こんな時にこんなフレーズ
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言葉が英語になったとしても、自分や会社の考えはしっかりと相手に提案したいものですよね。
この記事では、提案のフレーズについてシチュエーションやニュアンス別にご紹介してみたいと思います。
様々なフレーズをマスターして、あなたも提案上手になってみませんか?

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(1)仮定法を使って失礼のない提案をしよう!

あなたがなにかを提案するとき、一番よく使うフレーズは何でしょう?
たくさん表現がありますが、“What do you think about~?”や“I(We) would like to suggest~”は中でも特に定番なフレーズという印象です。

|“It is difficult to give you more discount but…what do you think that we offer free shipping?”
|(これ以上値下げすることは難しいのですが・・・、送料無料にするのはいかがでしょうか。)

|“It is difficult to give you more discount but…we would like to suggest free shipping.”
|(これ以上値下げすることは難しいのですが・・・、送料無料を提案させていただきたいと思います。)

どちらも丁寧で使いやすい表現です。
ただこればかりを使いまわしていても何だか味気ないですよね。

今回はワンステップアップの表現として、上の二つと同じような場面で使うことができる“What would you say to if~”をご紹介したいと思います。
直訳でそのまま読むと「もし~したら、あなたは何を言いますか?」、つまり「~したらどう思いますか。(~はどうでしょうか。)」という意味合いになります。
こちら側の提案をちゃんとしながらも、相手の意見や反応を伺う表現なのでクライアントに対しても失礼なく使える表現のひとつです。

|“It is difficult to give you more discount but…what would you say to if we could offer free shipping?”
|(これ以上値下げすることは難しいのですが・・・、送料を無料にするというのはどうでしょうか。)

最後に少しだけ文法の話をすると、このフレーズは仮定法を用いた表現なので“if”の後ろの動詞は過去形にすることがポイントになります。

(2)「個人的な意見」に覚えておきたい便利な前置きフレーズ

話し合いの中では、個人的な意見や提案を話すこともしばしばあると思います。
英語では、個人的な意見だと伝えるための前置きフレーズがいくつかあります。
短いフレーズで覚えやすいものが多いので、ボキャブラリーとして抑えておきたいところです。

まずは、代表的な前置きフレーズから。
“In my opinion,~”や“Personally speaking~”が頭にうかんだ方もいるのではないでしょうか。

|“In my opinion, the content of this contract is unclear. Why don’t we discussing more?”
|(私の意見では、この契約内容は不明瞭です。もう少し話し合いませんか?)

|“Personally speaking, I feel the content of this contract is unclear. Why don’t we discussing more?”
|(個人的にはこの契約内容は不明瞭だと思います。もう少し話し合いませんか?)

さて、これらをマスターしたら“The way I see it,~”という表現でワンステップアップするのはどうでしょうか。
直訳すると「私がそれを見た方法では~」、つまり「私としては(私が思うには)」というニュアンスの表現です。

|“The way I see it, I feel the content of this contract is unclear. Why don’t we discussing more?”
|(私としてはこの契約内容は不明瞭だと思います。もう少し話し合いませんか?)

ネイティブスピーカーもよく使うフレーズなので、不意に使うとちょっとかっこいいかも。

(3)控えめな提案はMightやWouldをうまく使おう!

たとえば話し合いが平行線で白熱しているときに中に割って入るなら、少し控えめなトーンで話しかけた方が相手は聞いてくれるかもしれませんよね。

こんなときMayやWillの過去形であるMightやWouldは、より控えめで丁寧な印象を相手に与えることができるので使えこなせるととても便利です。

今回ご紹介したいのが“I feel it might be better to ~(した方がいいと思います)”。
日本語訳をみても、自分の提案を押し付けすぎていない感じが伝わりますね。

|“I feel it might be better to take this matter back each other and discuss internally. And how about having a meeting again next week?”
|(この問題はお互いいったん持ち帰って社内で話し合った方がいいと思います。来週またミーティングするのはどうでしょうか。)

さらにWouldを使った疑問文の表現も会話の中で使いやすいので、合わせてマスターしてしまうといいと思います。

|“Wouldn’t it be better to take this matter back each other and discuss internally?”
|(この問題はお互いいったん持ち帰って社内で話し合った方がいいのではないでしょうか?)

疑問文にする場合、“Would it be better to~”を使って普通の疑問文にしても意味は通りますが、例文のように“Wouldn’t”を使って否定疑問文にすると少し自分の提案を強調したニュアンスになります。

(4) まとめ

いかがでしたでしょうか。ひとことに提案するといっても色々な表現があるものですね。
色々と意見を伝え合ったあとは、お互いに一息入れたいもの。
“Shall we go to lunch/café?”とランチや休憩を提案してみてはいかがでしょうか。

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