励ます、慰める、意向を聞く・・・相手を気遣う英語の表現

相手を思いやる心を持っていれば、それは必ず通じるものですが、慣れない外国語では、やはりそれなりのフレーズを覚えておけば安心です。

まず、苦労している人を励ましたり、失敗した人を慰めたりする時にぴったりの表現を紹介します。

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1. 励ます

(1)I’m on your side.
 僕は君の味方だよ。

on one’s sideは文字どおりには「君のそばにいる」という意味で、相手をサポートするという気持ちを伝えます。

 Don’t worry. I’m on your side.
  大丈夫、私がついているから。

この表現は名曲「明日に架ける橋」(Bridge over Troubled Water)のワンフレーズにも出てきます。

この曲は、サイモン&ガーファンクルが1970年に発表した曲で、「ビルボード」Hot 100で6週連続1位となり、この年の年間チャートの1位も獲得した歌ですが、その始まりの部分に出てきます。

When you're weary feeling small
 君が疲れていて 誰にも認められないと思う時
When tears are in your eyes I will dry them all
 涙があふれたら乾かしてあげよう
I'm on your side when times get rough
 つらい時は君のそばにいるよ 

また、on one’s sideでローリング・ストーンズの「Time is on my side」というタイトルの歌を思い出す方もいるかもしれませんね。

この「時間が味方だ」は歌詞で何度も繰り返されますが、自由になりたい、好きなことがしたい」という相手に「いいよ、君はそのうち必ず戻ってくるから」という、強気とも自分を励ましているとも取れるリフレインです。

(2)You’ll get through this!
 君なら乗り越えられる。

get throughは「〜を通り抜ける」ことから「(困難を)乗り越える、切り抜ける」、「(仕事・事業を)やり遂げる」などの意味になります。

 We got through a tough time.
  我々はつらい時期を切り抜けた。

You’ll get through this! はI’m on your sideよりも相手の力、強さを信頼しているよと励ます言い方です。

もっと簡単な表現では、You can do it! でも同じ意味です。

(3)Hang in there!
 がんばれ!

本来「そこにぶらさがれ(しがみつけ)!」という意味のこのフレーズは、負けそうになっている人に、ここを耐えて頑張れば何とかなる、と励ます言葉としてよく出てきます。

言い方にはいくつかのバリエーションがあります。hang inと同じ「しがみつく」という意味のhang onをそのまま使って

 Hang on!

さらに

 Hang on in there!

と、onとinが両方登場する言い方もあります。

(4)It’s okay!
 大丈夫だよ。

これは、ちょっと沈んでいたり心配そうだったりする人に、「大丈夫」とかける言葉です。仕事でミスをして、しかるべき人から注意されて帰ってきた人に、あまりいろいろ言ってもしかたないですね。そんな時に軽くかけてあげる言葉として、ちょうどいいでしょう。

(5)You’ll be fine.
 大丈夫だよ。

こちらの「大丈夫」がIt’s okayと違うのは、(2)のYou’ll get through this! と同じように「君なら大丈夫」と信頼している気持ちがはっきり伝えられることです。

そのくらい相手を強く激励したい時に使うと、とてもいいフレーズになります。

(6)Don’t take it so hard.
 そんなに悩まなくていいよ。

take it hardは「真剣に受けとめる、ショックを受ける」という意味のイディオムです。

 He took it hard when we asked him to leave the band.
  バンドから抜けてほしいと私たちが言ったので、彼はショックを受けた。

これを使ったDon’t take it so hard.は「そんなに真剣に考えなくていいよ」ということで、慰めている感じも強いですね。

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2. 慰める

失敗してがっかりしている人を慰める時も、いろいろな言い方があります。

(1)There’s always next time.
 必ず次のチャンスがあるから。

 There’ll be other chances.

という言い方もよく使われます。いつかチャンスが来るからがっかりしないで、という一般的な言い回しです。

(2)Better luck next time.
 次はもっと上手くいくよ。

There’s〜、There’ll be〜 のような文になっていない分、くだけた言い方でもあり、同時にインパクトも少し強くなります。better luckは「さらに良い運」です。

(3)You win some, you lose some.
 勝つ時もあれば負ける時もあるよ。

「楽あれば苦あり」というとちょっと固いかもしれませんが、そのような意味です。よくスポーツ選手が負けたあとのインタビューで、

 This was not my day.(今日は私の日ではなかった)

と言いますが、時の運なのでがっかりしない、と呼びかける気持ちです。

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3.相手の意向を確かめる

最後は、励ましたり慰めたりという特定の状況ではなく、ふだん会話をしている時に相手の言っていることを確認したり、意向をていねいに聞いたりして、その人の考えに気を配っていることが伝わる言い回しです。活躍場面が多いフレーズです。

(1)You mean 〜?
 〜ということ?

疑問文なのでもちろん本来はDo you mean 〜? ですが、会話では相手の話を確認するために、言い方も軽く「You mean」の形でよく使われます。

 You mean you want to live here?
  ここで暮らしたいということ?

もう少ししっかりと念を押したい時は、最後に “right?” と加えるといいでしょう。

 You mean you can’t do it, right?
  つまり、それはできないということですよね?

(2)I take it (that) 〜?
 〜ということですか?

まず次の会話を見てください。

A: I spend a lot of time in the kitchen on weekends.
 週末は台所で過ごす時間が多いです。
B: I take it you're not interested in dining out?
 そうすると、外食にはあまり興味がないのですね?

2つ目の文のI take itは「そう解釈する」ということから、「要するに」「ということは・・・」のような意味のフレーズです。

肯定文なので必ずしも「?」を書く必要はありませんが、話す時には最後を上げるようにすることが大切です。

(3)How about if we 〜?
 〜するというのはいかがですか?

何かを提案する時のHow about 〜? や、自分たちが何かをしようとしている時に「一緒にどう?」と誘う時のHow about joining us for 〜? といったHow aboutは定番ですが、このバリエーションがHow about if we 〜? です。

「私たちが〜するというのはいかがですか?」という意味になりますが、if we 〜 という形なのでwe以降は完全な形の文が続きます。weでなくif I 〜 という形でも大丈夫です。

 A: I haven't seen much of Tokyo yet.
  まだ東京をそれほど見ていません。
 B: How about if we take you on a bus tour on Sunday?
  私たちが日曜日にバスツアーにお連れするというのはいかがですか?

いかがでしたか?
相手を気遣うと言うと、この他にも相手に同情を示す時や、体調をいたわる時などがありますね。

機会があればそうした時のおすすめフレーズも紹介できると思います。
ではまた!

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