聞き取れない、間違い電話・・・電話のトラブル表現集

ビジネス基本表現
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こんにちは!
会社の電話も、話すことは同じだと思えば怖いことはありませんが、直接話す時には起こらない状況があるのが困ったところですね。そんな時のことも準備しておきましょう!

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◎聴き取れなかった時

まず、相手の話が速かったり、声が小さかったりして何を言っているのか聞き取れない場合のフレーズです。

1.もう少しゆっくり話してください。
 Could you speak more slowly?

電話は、ただでさえ表情が見えないので音だけに頼らなければなりませんが、相手が慌てていたりして早口だと、なおさら聞き取りが難しくなります。「ゆっくり話してください」はビジネスの電話ではサバイバル表現の1つですね。

A: I have a couple of questions regarding your e-mail sent to me last week.
 My first question is ...
B: Sorry, sir. Could you speak more slowly, please?

A:先週お送りいただいた電子メールについていくつか質問があります. まず…
B: すみません。もう少しゆっくりお話しいただけますか?

2.もう少し大きな声で話していただけますか?
 Could you speak a little louder, please?

相手の声が小さくてよく聞きとれない時がありますが、その時はこれを使いましょう。
実はこれは便利な言い方で、本当は聞こえているのにわからないので繰り返してほしい時に使う手もあります。(「もう少しゆっくり」を乱発すると、相手は「この人英語ができないのでは?」と疑い始めるのでこれで逃げるわけです。)

A: It's rather urgnet. Is there any way that I can get in touch with someone
 in charge of advertisement?
B: Could you speak a little louder, please?

A: ちょっと急ぎなのですが、どなたか広告ご担当の方と連絡を取る方法はありませんか?
B: もう少し大きな声でお話しいただけますか?

もう1つ、便利な表現があります。

Could you please speak up?
大きな声で言っていただけますか?

speak upで「大きな声で話す」という意味になります。

聞こえない時の言い方には、次のようなものもありますので覚えておきましょう。

I can't hear you very well.
 電話が遠いのですが。

We seem to have a bad connection.
 電波が弱いようです。
(携帯を使っている時にどうぞ。)

Hello, are you still there?
 もしもし、聞こえますか?

◎名前が聞き取れない時

相手の名前は、ビジネスでは絶対に間違えてはいけない大切なものですが、いろいろな国の方がいるので、結構難しい名前が出てきます。そんな時には必ず聞き直さなければいけませんね。また、名前のつづりも確認しておきましょう。

3.もう1度お名前をお願いします。
 May I have your name again, please?

4.お名前のスペル(つづり)をお願いします。
 How do you spell your name, please?

スペルを尋ねるには、次の聞き方もあります

 

Could you spell your name, please?
  お名前のスペルをお願いできますか?

【自分の名前のスペルを言う時】
日本人の名前をスペルアウトする時に、

 My name is Tomita. T-O-M-I-T-A.

と言ってもいいのですが、実際にはこれだとけっこう間違われます。たとえば、「T」を「P」と間違われるケースは少なくありません。そこで、

T for Tokyo. O for Osaka. M for Mexico. I for Italy. T for Tokyo (again). A for America.

のように誰でも知っている名前の頭文字を使います。国名に限らず、TommyとかOliverなどの一般的な名前を使ってもかまいません。余談ですが、イギリス人は「H」を「へイチ」と発音する人が少なくありません。(自分で言う必要はありませんが。)

◎間違い電話

次は、来るはずのない電話が間違ってかかって来てしまった時のフレーズです。

5.間違い電話のようです。
 You must have the wrong number.

間違い「電話」と日本語では言いますが、英語での言い方はこの通り間違い「番号」です。”wrong telephone”と言わないように気をつけてくださいね!(=あなたの電話機がおかしい!)

A: Hi, Jack? This is Mary. Why didn't you call me yesterday?
B: Excuse me? You must have the wrong number.

A: もしもし、ジャック? メアリーだけど。何できのう電話くれなかったの?
B: もしもし? 番号をお間違えのようですが。

相手がどこにかけようとしているか確認するには、次のように尋ねましょう。

6.どちら(の番号)におかけですか?
 What number are you calling?
 What number are you trying to call?

どちらも使えます。
そこで相手が番号を言ったら、次のような展開になります。まず番号が違う場合は

7.こちらは〜ではありません。
 This isn’t 〜(番号)
 I’m afraid this isn’t〜(番号)

次に、番号が合っている(相手の持っている番号が間違っている)場合があります。その時にはもう一言必要になります。

8.番号はその通りですが、こちらは−ではありません。
 The number is correct, but this is not 〜.

A: Isn't it 03-1234-5678?
B: The number is correct, but this isn't ABC store.
  This is XYZ Corporation.
 
A: 03-1234-5678ではありませんか?
B: 番号はその通りですが、ABCストアではありません。
  こちらはXYZコーポレーションです。

相手の話したい人が、そもそも自分のオフィスにいない場合もあります。

9.そのような者はこちらにはおりませんが。
 (I’m afraid) there’s no one here by that name.

「そのような名前の」はby that nameです。これをwith that nameと言っても通じますが、普通の言い方はbyを使うと覚えておきましょう。

A: May I speak to Mr. Yamamoto?
B: Mr. Yamamoto? I'm afraid there's no one here by that name.

A: 山本さんをお願いできますか?
B: 山本でございますか?あいにく、そのような者はこちらにはおりませんが。

自分の会社に、明らかにそういう人がいないとわかっているならば

There's no one at this company with that name.
当社にはそのような名前の者はおりません。

ということになります。

◎電話が切れた時

電話が切れた時には何を言ってもしかたありませんが(笑)、切れた後もう一度つながった時のフレーズがあります。

10.先ほどは電話が切れてしまい、申しわけございませんでした。
 I’m sorry you were cut off earlier.

あなたとの通話がたまたま切れてしまいました、というのがYou were cut off.です。これがふつうの言い方ですが、次のような表現もあります。

11.突然電話が切れてしまいました。
 The telephone suddenly went dead.

go deadは電話に限らず機器が止まったり、インターネット回戦が止まったりした時にも使える表現です。

これはあくまで「機器」が主語で使います。間違ってもYou went dead.と言わないようにしましょう!

A: Hello, the telephone suddenly went dead.
B: Yes, the problem seems to be on my side.

A: もしもし、電話が突然切れてしまいましたね。
B: はい、どうもこっちに問題があるようです。

いかがでしたか?
電話で話していて困った時も、あわてずに対応してくださいね。
最後に、どうしても困ったらこちらもあります。

Is there anyone there who speaks Japanese?
 日本語できる方いらっしゃいませんか?

では、また!

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